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ストーカー事件のような犯罪は単に厳罰化するだけでは効果がそれほどないそうです。
一方、ある方の意見によると
“厳罰化で減少する犯罪というのは、計画的にやる
殺人とか詐欺、汚職などです。
つまり、計算尽くで、理性に基づいてやる犯罪
に対しては厳罰化は効果的であることが知られて
います。
尚、過失犯にも厳罰は効果的です。”
だそうです。 そこで質問ですが、極端な話、過失致死傷も殺人並に重罪にしたら、どのようなことが起きるでしょうか?

A 回答 (6件)

刑罰権は国権であって、刑罰の強化は国権の強権化に他ならず、基本は「国民にとって住み難い国」になるだけです。



言い換えれば、過失犯を故意犯と区別せず、非寛大・・と言うより、全く無慈悲な点からは、近代法や人権上、国際世論からは孤立する概念です。

当然、そんな国からは日本人でも出て行く人が増えるだろうし、諸外国からも嫌われ、政治的や経済的な影響などもあるでしょうね。

一方、刑法の強化が、最も肝心の治安向上に繋がるか?は微妙で、その最たる例が「禁酒法」。
犯罪のアングラ化や秘匿化,緻密化など、むしろ弊害が多いことが知られています。

「適度な厳罰化」は有効性はあるでしょうけど、「過失致死傷も殺人罪並に重罪」と言うのは「過度」であり、百害あって一利ナシでしょう。

日本の殺人罪の構成要件が、「殺意の有無」に支配され、実質は殺人が、過失致死罪となってしまう事例などは問題はあると思いますが。
それは「危険運転致死」の如き、「準殺人罪」的な刑法を整備すれば事足り、「過失犯を認めない」とは、全く違う話しです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

#4さんのお礼でも書いたように質問の命題は#3さんの考えに近いんですが、#3さんの考えでは
やはり、「慈悲」が欠如しているんですよね。仏教でもキリスト今日でも「慈悲」は重要な“徳”ですが、
これが欠けているということは、やはり中国の高級官僚的な考えに感じます。

お礼日時:2013/10/26 11:35

過失を厳罰化すれば、質問者は即死刑かも。


無能が悪徳とされない時代を平和と言う。
日本の加害者擁護は今更なので、語る価値すらない。
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私は厳罰化に関してそれが的外れになっている場合は意味が無いと思います



例えば、危険運転致死傷罪
これは、飲酒運転により高速で死亡事故を起した凡例を元に制定された法律ですが
これがまったく機能していません

と、言うのも、飲酒をして事故を起しても、加害者がその場から逃走
翌日酔いが覚めて出頭しても、事故時のアルコール度数が測れないからと言う理由で
一審で危険運転致死傷罪が見送られると言った判決があり
その為、飲酒で事故を起した場合は逃走すると言った、所謂『逃げ得』が増えつつあります

事故を起した際、直ぐに救急車を呼べば助かったかもしれない命も
この『逃げ得』により助からないかもしれないケースに発展する危険があります

ただ、このおかしな状況に政府もようやく気付いたらしく
事故を起して逃げた際、救済の義務違反を追加する事により
結果として、飲酒して轢き逃げした場合、それらの合わせ技で
危険運転致死傷罪より重い判決が下る可能性が出て来ました
これは是非とも、可決して欲しいですね

それはさて置き、質問の件ですが、故意による犯罪ですら、厳罰化したら
逃げ得が生まれた様に過失を厳罰化した場合も同様な事が起こりうると思います
過失を厳罰化した故に、それを恐れて逃走し
先に上げた様に、助かる命も助からなければ本末転倒です

ですので、過失の厳罰化はやるべきではないと思いますね
と、言うよりそんな事になれば、自分自身、怖くて車は運転出来ません
人間は必ずミスを犯す者ですし、ミスを犯した事を罰するより
犯したミスをどの様に償うかの方が大切だと思います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

この質問の命題は #3さんの意見に近いものです。要するに、ずるかったり卑怯な人間には 安易な厳罰は
かえって逆効果になりうるということですね。

お礼日時:2013/10/26 10:24

や、や・・・。




詳細に説明しますと、過失犯には二種類あります。

一つは、緊張感を欠くことによって生じる過失です。
もう一つは、管理過失のように、なすべきことをしなかった、
という過失です。

緊張感を欠く過失、というのは交通事故が典型です。
これは厳罰によって、犯罪が減少すると思われます。
厳罰という威嚇が、行為者に緊張を強いるからです。
交通事故でも死刑だ、なんてことになったら、
年間1万もの死者が数千に減るかも知れません。

反面、極悪人でない普通の、少し緊張感の足りない市民
である加害者が悲劇に襲われることになるでしょう。
車の売り上げも減少するかもしれません。


もう一つの過失はどうでしょう。
これは、医療チームの過失とか、企業の過失が典型です。

医療などは、緊張感を欠くことによる場合もありますが
現代医学においてなすべきことをキチンとやらなかった
ことが過失に繋がる場合が多いです。

企業もそうです。
法令をキチンとまもり、管理など、なすべきことをやったかどうか
で過失の有無が決まります。

つまり、この過失は、理性によって起こす犯罪に近い
性質の犯罪だ、ということが判ると思います。

この種の過失は、厳罰によって管理体制が強化され
る結果、犯罪が減るものと予想されます。

反面、そういう体制を整えられない医院とか企業は
退場を余儀なくされる、ということになるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>この種の過失は、厳罰によって管理体制が強化され
る結果、犯罪が減るものと予想されます
なんか、hekiyuさんのような聡明な方にしては 幼稚な発想に感じますね。 これは、正直で責任感の強い人になら効果的でしょう。しかし、現場では 無責任な人間ばかり増えて責任の押し付け合いが横行しているのは hekiyuさん十分過ぎるほど認識していると思うんですけどね。
何ん言うか、hekiyuさんには“人情”が感じられないんですよ。中国の高級官僚に通じるものを感じます。

お礼日時:2013/10/26 10:18

過失致死傷というのは、「やろうと思ったわけではないけど、相手が怪我をしたり死んだりした」という意味です。



今でも民事では賠償することが大半ですが、刑事で重罪にしようとすると、例えば、


自動車事故を起こして相手が死亡したら人数によっては死刑になる可能性がある。事実上自動車運転が不可能になるかもしれない。

工場や鉱山では責任者になる人がいなくなる。

医者は誤診や見落としによって重罪になる可能性が高くなり、過剰な検査が増えて診察料が上がる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>医者は誤診や見落としによって重罪になる可能性が高くなり、過剰な検査が増えて診察料が上がる。
その他に、手術をすると治る可能性もあるのに手術もできなくなる、 病院が救急の患者を受け入れられなくなる といった可能性も高いですね。

お礼日時:2013/10/26 09:02

本末転倒ですが、まずそのようなことにはならないと思います。


故意犯と過失犯とでは責任の重さが全然違うからです。

しかし、それでも回答するとしたら…
おもしろくない回答ですが、「過失犯にも厳罰は効果的」らしいので、
過失によって人を殺めてしまわないようにみんな注意するんじゃないんですかね?
一般人はそれほど注意の程度は変わらないかもしれませんが、
危険な場の主たちは今以上に安全性に配慮するんじゃないんでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>故意犯と過失犯とでは責任の重さが全然違うからです。
私もそう思いますが、それでも 責任の重さは小さいようなことを主張する人が ここの常連にいるんですよ。

お礼日時:2013/10/26 08:57

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