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2013年の今年はアメリカ大会に続けてカナダ大会でも日本選手の活躍は目を見張るものがあって次の中国大会から福岡ファイナルまで目が離せません。

いつも疑問に思っているのですが、男女上位選手の得点を見ると男子の得点は女子の得点を遙かに上回っていることに気がつきます。

男女の競技時間はSPについては2分50秒で同じ、フリーについては男子4分30秒、女子4分丁度と僅かな差が見られますが、それが大きな得点差の理由になるほどの差とは思えません。

大きな得点差の主たる理由は男女の技量の差或いはジャンプの構成要素の差と見るべきなのでしょうか?

お詳しい方のコメントを期待します。

A 回答 (1件)

SPでは男女共、ジャンプ、ステップ、スピンからなる7つの必須要素で構成されたプログラムで演技をします。


FSは、男子は13種類のジャンプ、ステップ、スピンの要素、女子は12種類の要素を入れて演技をします。

男子は最近では、上位のほとんどの選手が4回転を入れた構成で演技をしています。選手によってはFSで2回(2種類)の4回転を入れています。
上位の選手ではなくても、3アクセルは男子の選手なら入れるのが普通です。コンビネーションジャンプの場合も、男子は3アクセル+3回転ジャンプ(または、2回転ジャンプ)を入れています。

一方女子ですが、浅田選手以外、3アクセルを入れる選手はいませんし、4回転を入れる選手はもちろん誰もいません。なので、ジャンプの難易度は女子の方が低くなりますし、点数もずっと低くなります。
例えば、4回転トーループの基礎点は10.3(3回転トーループは4.1)、4回転サルコウの基礎点は10.5(3回転サルコウは4.2)です。この2つのジャンプを組み込んだ選手は、成功させた場合、最低でも20.8点貰えます。ちなみに3アクセルの基礎点は8.5です。

コンビネーションにした場合はもっと点数が高く、昨日のスケートカナダでパトリック・チャンが成功させた4トーループ+3トーループの基礎点は14.4です。

演技構成点の加重も男女で差があります。加重というのは技術点と構成点が半々になるように調整するための数字です。
男子は、SPは1.0、FSは2.0、女子はSPが0.8、FSが1.6です。

以上のことから、男子はFSでの要素の数も女子より多い、ジャンプの難易度が高く点数が高い、構成点の加重が多い、ということで、女子よりも得点が高くなります。
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この回答へのお礼

早速の回答を有り難うございました

詳しい解説を頂きお陰さまで疑問が解消しました

日本選手陣の活躍を期待しながら残る中国大会~福岡ファイナルまで楽しく鑑賞できます

お礼日時:2013/10/29 13:31

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