「平成」を感じるもの

騒音レベルと音圧について、最近になって勉強した初学者なのですが、私は次のように理解しました。

騒音レベル(デシベル)は、騒音被害を受ける人の立場(聴覚の立場)に立って、どのくらいの大きさの騒音被害があるかを見るのに適した単位である。

これに対して、音圧(パスカル)は、騒音を発生させている人やモノの立場(音の発生機構の立場)から、どれだけの大きな音の量を発生しているかを見るのに適した単位である。

このように理解してよいでしょうか?
詳しい方、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

「我々の環境には音などは存在せず、存在する基本的な物理量の一つは空気中の縦波です。

 その縦波が耳に入り、鼓膜がセンサー、コルチ器官が変換器となって、聴神経信号となり、大脳新皮質に達し聞こえます。この感覚を音と言っています。
音の感覚が得られない縦波もありますが、音の感覚が得られる縦波を特に音波と言っております。そして耳に入った音波は人の聴感特性(A特性)を通して聞こえることになります。
 A特性は現代人に内蔵された、国際的にも認知された近似的聴感特性で、低周波の感度の悪い特性です。 従って、耳に入る音波と聞こえる音は同じではありません。
耳に入る音波の大きさを表すのが音圧レベルLpです。
Lp=20log(P/P0) dB   P:音圧実効値 Pa   P0::基準値 2×10^(-5) Pa:

この音波が耳に入って聞こえる音の大きさを表すのが騒音レベル(A特性音圧レベル)LpAです。
LpA=20log(PA/P0) dB   PA:A特性補正音圧実効値 Pa   P0::基準値 2×10^(-5) Pa:

以上のようなことは中野;騒音・振動環境入門、オーム社、に詳しく、やさしく載っています。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

分かりやすい解説、ありがとうございました。
「中野;騒音・振動環境入門、オーム社」早速、注文しました。

お礼日時:2013/12/11 13:55

騒音レベル(デシベル):騒音計の国際的に規定された聴感補正のA特性によって計量されたもの。


音圧(パスカル):音による圧力の大気圧からの変動分である。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/11 13:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


おすすめ情報