これ何て呼びますか Part2

イスラム聖戦ってなぜ始まったんですか?

A 回答 (3件)

「イスラム社会の西洋化と世俗化を進めるエジプトのナーセルのような指導者が統治し腐敗と圧制が蔓延する現世は、イスラム教成立以前のジャーヒリーヤ(無明時代)と同じであり、武力(暴力)を用いてでもジハードにより真のイスラム国家の建設を目指すべきだ」とするクトゥブ主義がムスリム童砲弾を始めとするイスラム原理主義団体の間に広まり、クトゥプがエジプトで処刑されると、一気に、ナーセル大統領暗殺へと動き、その後のサーダート大統領時代になってガザ地区で元ムスリム同胞団のファトヒー・シャカーキーを中心に組織された組織。

組織形態はしっかりした組織というより、ゆるやかに提携する諸派で形成され、聖戦を通じて、イスラム教パレスチナ国家を作り出し、イスラエルを滅ぼすことを目的として始まりました。
攻撃対象はイスラエルの他にはアメリカ合衆国、穏健派アラブ諸国。主な活動としてはインティファーダ中の攻撃や、1995年10月のファトヒー・シャカーキー殺害に対してのパレスチナ自治区や、イスラエルでの自爆テロが知られています。
しかしシャカーキー死亡後は勢力が衰えてしまいました。
現在はイランやシリアの支援を受けており、ヒズボラやハマースとは協力関係にあえいます。

2012年11月、イスラエルとガザ地区の武装勢力との間で交戦状態になった際には、ガザ地区からテルアビブに向け、イラン製の弾道ミサイルであるファジル(ファジュル)5を打ち込んだと発表(ファジル5は、ヒズボラの保有兵器でもある)しました。

一応パレスチナは、建国された形なので、事実上は終戦しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

多岐に渡り博学で毎回の回答を感心して見ています。

お礼日時:2013/12/30 00:48

旧ソ連がアフガニスタン侵攻を行いイスラム教徒を弾圧した


当時、直接介入するだけの財政力も派兵の余力も無かった米国が
ソ連侵攻に抵抗する民兵組織に武器弾薬を支援した

同じ頃、原油輸出により潤った湾岸諸国がその民兵組織に資金援助した
資金と弾薬は豊富だが、兵力が不足する民兵組織にイスラム教徒の保守派が志願兵を供給した

非イスラム教の超大国の勢力争いのコマとして使われる、イスラム兵士という矛盾を感じた一部の勢力が民兵組織から分派して独自のイデオロギーと兵站と資金源を確立した

そうやって成長した資金と経験をもったイスラム武装勢力が、イスラム教徒を搾取圧迫する象徴として
米英などのキリスト教国への聖戦を自己の目的とした

こんな感じ
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なんかムカついたから

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