靖国神社に関する質問です。

在米三十年です。アメリカではまったくわからない、日本の中韓との外交問題について、今までも質問をしてきまして、親切なご回答をいただき、感謝しています。

靖国神社についての質問は、デリケートな問題であると考えているので、今まで質問を控えていました。けれども、どうやら安倍首相は、外交摩擦よりも、靖国神社参拝を重く見ておられるようなので、もう一度、今までの経緯をうかがいたくて質問します。細かい言葉遣いや、歴史的背景が間違っているかもしれませんが、ご勘弁いただけると幸いです。

１）まず、中韓が問題にしているのは、靖国神社に、第二次世界大戦時の戦犯が合祀されているためである。

２）そのために、政府要人は靖国神社に参拝するが、皇室の方々は参拝を控えている。

３）戦犯の人たちの合祀を決めたのは、靖国神社である。

以上が間違いでないとして、（もし間違っていたら、以下の提案はまったく無効になります。）

もし私が六十有余年前に処刑された東条英機氏だとして、現在の外交問題を見ていたら、別に、祀ってもらわなくても良いから、政治的に平らかな結果の出るようにして欲しい、と望むように思うんですよね。

それで、靖国神社の責任者が、書類申請など、しかるべき手段を取って、外交問題の発生しそうな人たちを、そもそも、政治的敗残者のための神社である、出雲大社とか諏訪大社とかに引き取っていただくような方法をとると、随分と外交問題が平安にゆくように考えるんですが、そう考えるのは、やはり合理的、かつアメリカ的考え方に毒されているせいでしょうか。

私は、国のために命をかけて戦った方たちに、毎年、感謝を捧げるのは、それは、大切なことだと考えます。それが、毎年のように、大問題になってしまうのが、大変残念なのです。

ご意見がありましたら、また、私の見解に間違いがありましたら、教えていただけると、嬉しく存じます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

No.3 回答者： hideka0404 回答日時： 2014/01/09 11:09

(1)と(2)の間に、Ａ級戦犯とされた人の、名誉回復がなされました。

■Ａ級戦犯の名誉回復
http://ja.wikipedia.org/wiki/A%E7%B4%9A%E6%88%A6 …

これにより、Ａ級戦犯の死が公務死となり、靖国合祀へとつながったわけです。
靖国神社の独断ではありません。

また、既に名誉回復しているので、日本としては「問題視」する方が失礼です。
死者の名誉回復がなされているのに、犯罪者扱いにするのは、人権無視も甚だしいとさえ思います。
もし、ご存命のかたがいらしたらどうなのでしょう。
中国人の、前政権の権力者を犬畜生の如く批判するのは見慣れましたが、それに同調するのはどうかと思います。

中国人や韓国人の言っていることは、死刑冤罪事件で無罪になった人を、極悪人としているようなものです。
まともな感覚だとは思えません。

この回答へのお礼

貴重なリンクを貼ってくださってありがとうございます。

リンク中、いろいろな意見のある中、（教えていただいたリンクからの引用です）：

、「東京裁判（極東国際軍事裁判）の判決をくつがえす新たな国際法廷は開かれていない。国際社会において「A級戦犯」は今も戦争犯罪人として認識されているが、刑の執行を終了しているので、重光葵や賀屋興宣の事例が実証しているように、すでに非難や糾弾の対象ではなく、法律が定めている全ての権利を回復していると認識され、日本政府も同様の認識である。故に、戦争犯罪者であるか否かだけを問題とするのなら、彼らの名誉回復は為されていないことになる」とする意見もある

上のような意見も載っており、これが、日本を一歩でた、海外での一般的な認識であるのでしょう。それで、日本国内での考えと、もろにぶつかり合うことになりますね～。

問題が、こんな所から派生していたのは、興味深いことです。
皆さんから親切に教えていただいて、少しづつ勉強させていただいております。

罪をおかした人たちを優しく赦そうとする日本人と、糾弾し続ける中韓、という構図なんでしょうか。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2014/01/10 02:31

No.2 回答者： chie65535 回答日時： 2014/01/09 11:06

問題は「誰が戦犯だと決めたか」ですよ。

戦犯と決め付けされて刑に処された人達の行動が「戦争犯罪行為」とされているのは「日本が戦争に負けたから」です。

あの戦争で日本が勝っていたり、引き分け（どの国も敗戦せずに終戦協定が結ばれていた）としたら、彼らは、今頃「英雄」になっていたでしょう。

そうなっていれば、当然「靖国問題」なんかも発生しません。

彼らは「日本のため、祖国のため」に行動したに過ぎません。

昔から「勝てば官軍、負ければ賊軍」って言葉がありますが、それと同じです。

なお、戦犯とされた人達は、英米などの戦勝国から、有無を言わさず犯罪者にされただけです。

これは、中韓がとやかく口を挟むような問題ではありません。明らかな「内政干渉」で、中韓の干渉は、戦争犯罪に匹敵するような悪行です。

中韓が「靖国参拝するな」って言うのは、中国に対し「天安門広場の毛沢東の巨大肖像画を外せ」とか、韓国に対し「キムチ食うな」とか言うのと一緒です。

日本政府の要人が、靖国に参拝する事は、対外的には何の問題もありません。国内の「内政」の問題です。

この回答へのお礼

多くの日本の方の考えを代表するご意見だと思います。

一般人にとっては、”寝耳に水”、どうして批判されるかよくわからない懸案ですよね。中韓に加えて今度は、アメリカ政府まで”失望した”とのコメントを出しています。

それで、一体どういう背景があるのか、もう一度考えてみたかったので、質問をしてみました。

国内では、安倍首相が、靖国神社に参拝することに何の違和感もないのに、一旦、国外から見てみると批判の対象になるのは、不思議なことだと思います。

内政干渉、で、すんでしまえばよいのですが。。。私が心配しても仕方のないことですが、何か解決策のようなものがあればいいなぁ、と思います。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時：2014/01/10 02:12

No.1 回答者： rikimatu 回答日時： 2014/01/09 10:49

戦犯の人は別に合祀するべきだという話は出てた見たいなのですが

靖国の責任者か右翼の人かは忘れましたが、
嫌がったという話は聞いたことがあります。

靖国に祀られたくないから削除してくれと遺族が言っているのに
靖国側から拒否されたというのも聞いたこともあります。

何か中国に関しては庶民は靖国に何があるか分からないらしいですよ。
靖国に行ったら軍国化すると思っている程度らしいですし
アメリカとしてもこれ以上、日中韓で揉めないでというのが本音でしょうし。
色々な意見があって良いと思いますよ。

この回答へのお礼

rikimatuさんのご回答は、今の私の認識となんとなく似ているような気がします。

一体何が問題の中核なのか、はっきりしていなくて、何か重要な情報が抜けているような気がするんですよね。私の意見は、日本社会の常識を無視した、子供っぽいものだと思いますし、ご批判も覚悟の上でした。

アメリカ政府が、安倍首相の靖国神社参拝を批判するコメントを出したのは、総括的な調査が済んで、きちんとした見解を持った上でのことだと考えます。それが私にはわからないので、こんな質問をしてみました。何か、はっきりしないんですよね～。

お忙しい所、ご回答をいただき、ありがとうございました。

お礼日時：2014/01/10 01:33