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 日本語を勉強中の中国人です。ある敬称のことについてお伺いします。男性の先生は普通年下の男性の教えっ子(卒業済み)のことを何と呼ぶのでしょうか。「君」でないのでしょうか。「貴兄」という言い方を見かけました。以前、「大兄」という呼び方も見かけたような気がします。相手が年下で生徒だし、なぜ「兄」扱いされたのでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

日本語では基本的に、目下に対してはその人の「名」で呼びます。



「貴兄」「大兄」という言葉自体が現代の日常ではあまり目にしませんが、これらは親しい同輩や目上に使う代名詞のようです。
それをわざわざ目下に対して使ったのには、その人ならではの理由があるはずです。例えば、その教え子がみんなからそう呼ばれて慕われていたから、先生もその呼び名を使っているとか・・・「貴兄」「大兄」自体があまり耳にしたない言葉なので、あだ名のようなものだと考えてください。
あるいは、今は「元教え子(立派な一人の大人?)」ということで、あえて「今は上下関係は無い」というスタンスでそれらの敬称を使った・・・とか。
これらはあくまで憶測ですが。


質問文ですが、
 >ある敬称のことについてお伺いします
「ある敬称についてお伺いします」か「ある敬称のことでお伺いします」くらいにした方が自然かもしれません。

 >教えっ子
→「教え子」

 >卒業済み
間違いではないですし意味もわかりますが、「卒業生」とか「元教え子」とした方が慣用的で自然です。

 >「君」でないのでしょうか
この場合は「君ではないのでしょうか」。
ただ、これが難しいところなのですが、「○○ではないでしょうか」と言うと場合によっては「『君』でしょう」「私が正しいでしょ」という主張にも見えてしまいます。確実に純粋な「質問」と見せたいなら、「『君』でないのはなぜでしょうか」とか「『君』は一般的ではないのでしょうか」等といった、主張的ではない別の言い方をするのも1つの方法です。

 >相手が年下で生徒だし、なぜ「兄」扱いされたのでしょうか。
「だし」は口語的。「ですし」とした方が文章語的です。
もっと言うなら、「相手は年下で生徒なのに、なぜ兄扱いされたのでしょうか」とか「相手は年下で生徒なのにも関わらず・・・」等とした方が、言いたい意図としては的確だと思います。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。質問文までも貴重なご意見をくださり、心から感謝いたします。とてもよい勉強となりました。これから気をつけます。

お礼日時:2014/01/18 14:20

 僕もNo.7の方にほぼ同感です。

実際に僕の指導教員が何れも口にした言葉は「一つの同じ学問領域に属する者ならばそれは机を並べる者として立場は同じです」として、~さんと呼び合っていました。
 ここでご質問されている「兄」の文字は"elder brother"の意味ではなく、相手も「同じ学舎に属する者」としての敬意を込めた表記であろうと存じます。
 若くとも優れた業績を残す研究者もいれば、馬齢を重ねただけの教員もおります。単純に「研究者としての能力」を問うならば、そこに年齢の問題等は関係もありません。形よりも中身が大切です。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。経験談を興味深く読ませていただきました。とても参考になりました。

お礼日時:2014/01/18 15:18

ほぼ、半世紀前のことですが、私の場合、文学部でしたが、学生は、教授を「さん」付けで呼んでましたし、教授も学生を「さん」付けで呼んでいました。

女性は勿論、男子学生も、教授からは、さん付けで呼ばれました。

で、教授は、「私は、先生と呼ばれるほど馬鹿ではない」という理由で「〇〇教授」とか「〇〇先生」と呼ばれる事を断固拒否していて、間違ってそう呼ぼうものなら、即座に大きな声で叱られました。「私はなによりも研究者であって、あなた方に対して教授しようという者ではない。私には、教授しようなどという意志は無い。いわんや、先(ま)ず生きているだけの人間でもない」と言われていたような気がします。

ところが、これも随分昔になりますが、息子がW大学に入学してから、教授から「〇〇君」とか、呼び捨てで呼ばれているのを知って驚愕しました。これでは大人として扱ってもらえていないことになって、自立が大いに妨げられるなと思っていましたが、果たして、その通りの結果になりました。

教授と学生が、互いに、さん付けで呼び合っていた時代が懐かしいですね。
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この回答へのお礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。経験談を興味深く拝見しました。大変参考になりました。

お礼日時:2014/01/18 15:12

大兄,とか賢兄は同輩か年上の人に対する敬称、多く手紙文で用いる。


その先生は間違っています。
貴君は対等以下の男性の相手に対して尊敬の気持ちを込めて用いる。
広辞苑参照
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この回答へのお礼

 ご丁寧に回答してくださりありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2014/01/18 15:07

「貴兄」や「大兄」は男子の使った古い言葉です。

現代で話し言葉で使う人はいないと思います。
手紙の文など書き言葉では(メールなどでも),今でもまれに使われる場合もあるようです。
 
同輩や目下の男性に対しては「貴兄」,年上の男性に対しては「大兄」を使うのが普通の(と言っても,古い)使い方です。
「兄」事体で,同年輩なのに目上扱いをして敬意を含めていますし,さらに「貴兄」とすることで敬意を高めた,形式ばった(硬い)言い回しです。
 
教師(先生)が,卒業生(教え子)に向かって,「貴兄」はまだしも,ましてや書き言葉であっても「大兄」を使うとはまことに珍しい(ほとんど無いのではないか)と思います。

 
※ タイトルの中で,
教えっ子(教え子=おしえご)に「貴兄」や「大兄」を呼びますか
とありますが,
この文中なら「教え子に」ではなく「教え子を」,また「大兄を」ではなく「大兄と」の方が適切だと思います。
あるいは,
教え子に「貴兄」や「大兄」と呼びかけますか
なら,不自然でない言い方になるように思います。
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この回答へのお礼

 ご親丁寧に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。質問文までもご親切に添削していただき心から感謝いたします。これから気をつけます。

お礼日時:2014/01/18 15:04

教えっ子→教え子(おしえご)となります。



教師に対して過去の教え子、卒業生に対しての呼び方はとくに定まっていません。
その人の姓や名で呼び、敬称として君をつけるのが一般的です。

山田太郎君、女性なら「さん」をつけます、山田花子さん

貴兄は、相手の立場を尊重したり、お歳を召した教師が言う言い方になります。
この場合に兄は、教師と元生徒という上下関係から来る物ではなく、他人にたいしての尊敬と配慮(教え子なら配慮が多い)といいう目的で、失礼の無い言い回しとなります。


大兄は、日本では使われる事は無い単語です、中国ではよく使われます。
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この回答へのお礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。「大兄」は中国ではよく使われる言い方でしょうか。中国人なのに、知りません。恥ずかしいです^^;。

お礼日時:2014/01/18 14:27

「大兄」は見た事がありません。

 「貴兄」もあまり多くないのではと思います。 「貴君」 であれば、まあ一般的かもしれません。 これは同級生同士でも使うかもしれません。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えてくださりありがとうございます。いろいろ参考になりました。

お礼日時:2014/01/18 14:14

「大兄」という言い方は聞いたことがありません。

少なくとも一般的ではないはずです。その教師はよほどこだわりが有ったのかもしれません。
「貴兄」というのは相手を尊重して使う言葉です。あまり一般的ではありませんが、「君」では上から目線の印象が強いので、あえて使用したのかもしれません。「貴兄」なら尊敬の意味が含まれます。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2014/01/18 14:13

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