昔の方が良かったですか？

Question

今よりも、昔の方が良かったですか？

私は昭和をほとんど知りませんが、昭和は良かったですか？

どんどん悪化してないですか？未来に向けて。

gohara_gohara · Accepted Answer

とりあえず、経済成長をしていた、という部分では昭和のほうが良かったでしょう。
しかし、そのくらいです。

まず治安は圧倒的に悪かったです。
第２次大戦後、殺人事件のピークは昭和２９年で、年間に３０８１件もありました。ところが、２０１３年には９３９件しかありません。件数だけで見ても３分の１以下ですが、昭和２９年の人口が８８００万人ほどで、現在が１億２０００万人。３０００万人も人口が増加しているのに、というのを考えれば、いかに殺伐とした時代だったのかわかるはずです。

また、児童虐待なども多く起きていました。
日本で児童虐待防止法が制定されたのが平成１２年ですので、児童虐待の客観的なデータは昭和時代には存在しません。
しかし、先に上げた殺人事件を見ると、嬰児殺（赤ん坊を殺すこと）や、子殺しなどが非常に多かったことがわかるのです。勿論、これは「殺人」にまで至ったケースに過ぎないので氷山の一角。実際にはその何倍も起きていた、と見ることが出来ます。
また、平成７年に刑法が改正されるまで、尊属（父母、祖父母、おじおばなど、親等の規定で上になる存在）に対して殺人などを働いた場合、極めて重い罪状が規定されていました。つまり、親が子供を殺しても普通の殺人の罪状なのに、子供が親を殺すとやたら重い罪状という法律上も、児童虐待などが起きても仕方が無いような法制度があった、ということになります（だって、子供が反撃できないような法制度になっていたわけですから）

それからイジメ。
マスメディアでイジメが原因の自殺が起きた、と最初に報じられたのは昭和５４年。そして、生徒だけでなく、教師までもが加わって「葬式ごっこ」などの凄惨なイジメが行われいたことが発覚した、中の富士見中学校のイジメ自殺事件がおきたのは昭和６０年です。
で、「最初の報じられたのが昭和５４年」と書きましたが、ではそれ以前に無かったのか？　というと、これは大いに疑問です。というのは、報道がされる、されない、というのは実際の有無とは関係が無いからです。
昔は、現在以上に、「自殺」ということを隠す傾向があり、実際は自殺だけど表向きには「病死」「事故死」などと発表するケースが多かったからです。昭和５０年代からのデータしかないのですが、警察庁の未成年者の自殺者数は昔も今もそれほど変わっていません。現在の自殺統計では、理由も調べているのですが、未成年者の自殺理由は人間関係の悩み（つまり、イジメなど）が圧倒的に多く、大人に多い経済苦や病気というものはあまりありません。そして、これは過去もそれほど変わらないはずです（というか、経済に関しては、過去の方が良かったくらいですし）
人間の記憶というのは、非常に曖昧で、しかも都合よく書き換えられてしまうものです。イジメの場合なんて特にそうで、被害者と加害者（傍観者）を比べれば圧倒的に加害者（傍観者）が多くなります。第三者が見れば凄く陰湿なイジメ行為を行っていたとしても、加害者本人は「軽いイジメ」程度の認識しかないことは珍しくありません。「自分たちのころは～」という高齢者の言葉というのは客観性が無いので、あまり意味がありません。

最後に公害。
最近ですと、中国からの汚染物質が飛散して……というのが話題になっていますが、昭和時代の日本でも同じような公害事件がたくさん発生していました。水俣病、イタイイタイ病、川崎や四日市のぜんそくなんていうものは、社会科の教科書にも載っている通りです。
さらに、企業のモラル云々でも、有害物質の入った食用油が販売され、多くの人々が障害を負ったカネミ油症事件などもしばしばおきました。少し前に、高級ホテルで、全く違う食材を高級食材と偽って提供していた、という事件がありましたが、それが可愛く思えるような事件です。

と、散々、過去をこき下ろすような文章を書きましたが、それでもそんなに悪い時代ではありません。
ただし、現在はさらに良くなっている、ということは強調しておきます。

cubetaro · Answer

まぁ、素朴で良い面もありましたが、悪い部分を忘れてるだけで、今の方がずっと良いですよ。
　ただ高度成長期で希望はありましたね（今日より明日が良くなるという希望）。

今は経済が成熟期なので、先が見えにくいというのはあります。

昭和の雰囲気を味わいたければ、今は東南アジアが近い状態ではないかと。
　裕福ではないですが、高度成長期で希望に満ちているようです。

floriography · Answer

悪くなっている・・・と思います。

昔は、ここまでのスピード感はなっかったですね。
お金と時間にゆとり（企業に）が、ありましたから
人を育てることが、できました。

人よりできない人間も、ゆっくりと時間をかけて
自分の向上ができたし、人と必要いじょうに比べる
ことがなかった、ような気がします。

今は、初等部訓練なんなかで
向かないな？ついていけるかな？など
不安があれば
「そんな人は、今すぐ辞めてください。」
なんて言われてしまいます。

誰も引きとめませんから、どうぞ帰ってください。

が、当たり前な世の中。
昭和は、団結というかもっとまとまりがあったように
思います。

jzajza · Answer

昭和は、人間関係や情の面ではあたたかいでしたね。
病気の面では、今は、医学が日々発達をして来て、以前は治らなかった病気も治るようになり、そういう面では救われる人が沢山いると思いますので、今の方が良いでしょう。
パソコン、携帯、テレビなど目覚ましい発達を遂げて、それはそれで良いのではないでしょうか。
悪化しているとすれば、便利すぎる世の中になった為に起こる犯罪の多さでしょう。

risugumino · Answer

自分も今の方が遥かに良いと思いますよ。
職場で殴られたり結構日常茶飯事でした。
今はこれやったらうるさいでしょ。
俗に言われるバブル世代ですが、自分に関しては全く恩恵はありませんでした。

ただ、逆にちょっと息苦しくはありますね。
他人に強要すると自分にも強要されると言う事でしょうか？

昔はあまり他人に興味が無い、あるいは他人がどう見てるかを気にする人は少なかったです。
ある意味では良くも悪くもいい加減であって、相手にもそれを許すような土壌が有ったのは事実だと思いますね。
今はそれが全てみたいな感じを受けますね。
人は人、自分は自分…こういう考えは今は流行らんのかなぁ。
なんかお互いに頼りすぎな気がしますね。
そういう意味では依存社会なのかなぁ。

この辺は個々の気の持ちようだと思うので、自分は今の時代が好きですよ。
楽しいことは遥かに多いです。

環境問題とかが悪化してるようにみえるのはそれを問題とするからです。
昔の京浜工業地帯なんてそりゃ酷かったですよ。
多摩川だってどれだけ綺麗になったか…皆の努力によって確実に改善はしてます。
まあ、地球自体の環境変化だけは人間の力ではどうにもできません。
それをどうにかしようってのは逆に奢りだと思いますよ。
ある意味では変化をある程度は受け入れて対応することは大事だと考えます。

PeachMan · Answer

昭和時代にもイジメや校内暴力はありました。

けど、現代のようにそれを苦にして自殺したり、逆に反撃にでて問題の相手を刺し殺したりといったようなことはなかったです。
学校の先生はまだまだ元気で、不良女学生に顔がはれあがるほどの体罰を加えることなどはあたりまえでした。
ビンタの手元がくるって鼓膜を破いてしまった先生もいましたけど、もちろん教育委員会から処分は受けましたが、それが新聞やニュースの記事になるようなこともなく、先生はしばらく自宅謹慎したのち職場復帰していますよ。
今だったら親がでてきて校長に詰め寄り、訴訟に持ち込むなどして大問題ですよね？
昭和時代のほうが世の中の秩序というか、生活圏はあるていど安心できる環境だったことは明らかです。

街の不良といっても、話せばわかるような奴ばかりでしたよ。

h90025 · Answer

昭和の時代は、昨日より今日の方が豊かで満ち足りており、今日より明日の方がもっと良くなるという期待感がありました。
平成の時代は逆のように感じます。

eroero4649 · Answer

昭和と一言でいっても60年もありますから、私が子供の頃だった昭和50年代と今を比べて、子供に対する環境を考えると、んー、なんだかビミョーってのは感じますね。
何しろ私らの世代は数が多かったのでいちいち「個性に合わせた」なんて気の使い方なんて望むべくもありませんでした。管理教育全盛で、学校の教師が生徒のものを没収して勝手に捨てたり、髪の毛を勝手に切り落としたりするのは当然のことと考えられていました。ロックバンドのコンサートに中高生が入るのは教育上好ましくないということで、会場前に生活指導の教師が立ちはだかってもし生徒がいたら「こら、ここで何をしている！」っていって入れてくれなかったりとかね。もちろんチケット代なんて払ってくれませんよ。学校が禁止するロックコンサートに来たお前が悪いで終わりです。今はもうそういう乱暴なことは考えられないですね。

その一方、子供だから許されてたってのもありましたね。子供が騒ぐとうるさいっという大人もいたけど、子供なんだから騒ぐのはしょうがないだろうという大人もいたりしてね。子供の数は多かったけど、子供の世界と大人の世界が割と分けられていて、ちょっと大人の世界に混じると可愛がられる部分もありました。私が子供の頃にスキー場に行くと、当時はスキーをやる子供が珍しかったのでずいぶん可愛がられましたよ。リフトに並んでると「坊や、並んでると疲れるだろ。こっちへおいで」って列をパスさせてくれたり、ご飯を食べようとお財布を出すと「代金はいいよ」っていってくれたり。
当時はゲームセンターがまだちょっと物騒なところで、そこで不良の兄ちゃんにからまれたら知らないおじさんが「こらっ！そこでなにやってるんだッ！」って助けてくれました。今思い出すと、その不良の兄ちゃんもおじさんに怒られて小さくなって謝ってましたもんね。

でも今の子供の方がいろんな生き方のチャンスがあると思いますし、けれど私たちが子供のときの方がのびのびとしていた気がするし、まあ、どっちだけが良かったとかはないですね。
でも今思い出すと、新幹線が東海道山陽新幹線しかなくて、長距離列車に乗ると2時間立ちっぱなしとかあったけどよくあんなのに文句もいわずに乗っていたよなあ。

tpg0 · Answer

こんにちは。 

昔と言っても、年齢的に60年前の昭和20年代の終わり頃からのことしか知りませんが、当時は戦後のベビーブームで生まれた子供達(今は団塊世代と言われてる)が多かったせいか、子供社会にもルールがありました。 

例えば、年長の子は年少の子に遊び方を教えたり庇ってましたから、年少の子は年長の子を敬ったり頼りにしました。 

だから、下手にイジメると、その子を庇う年長の子に仕返しをされるので、集団による陰湿なイジメは私が育った時期にはなかったです。

また、子供同士の揉め事に親が介入することは殆んどなかったので、子供なりに問題解決を図ろうと努めましたから、親や教師を始めとする大人に頼るような気持ちは私を含めて当時の子供にはなかったです。 

何より、当時の子供社会には「番長」と言われる喧嘩が強く正義感も強い者が居たので、子供社会にも一定の秩序がありました。 

しかし、喧嘩が強いだけで不良少年のような番長もいましたが、少なくとも弱い者イジメは男の恥と思ってたのか、ドラえもんに出てくるようなジャイアンのような弱い者イジメをするガキ大将的な番長は少なかったです。 

私自身も、幼い頃からガキ大将の端くれだったので、番長グループの連中と良く殴り合いの喧嘩をしてましたが、お互いに血だらけになるような殴り合いの喧嘩をしても直ぐに握手をして仲直りしてましたから、昔の子供達は根に持たずにサッパリしてたと思います。 

私のように、番長グループと親しくなって番長グループの仲間入りをしても真面目になりたいと相談すれば、仲間達からリンチを受けることもなく脱け出すことが出来たのは当時の不良少年には温情があったからと思います。 

今では、当時の仲間には広域指定暴力団末端組織の組長や組幹部になってる者もいますが、弱者から金品を巻き上げるような卑劣で悪どい者はいないです。

それに比べたら、年寄を騙して卑劣なオレオレ詐欺をするような今どきの若い卑怯者がいる、今の世間は腐った人間が多くなったと思ってます。

ebigawasampo · Answer

＞今よりも、昔の方が良かったですか？

人間大抵の人は昔はよかったって言うのです。そんな気もするしそうでない気もします。人間は悪いこと、嫌なことから忘れるものなのです。さもないと気が狂います。昔のことは悪いことだけを忘れて、良いことだけを覚えているんじゃないでしょうか。

私の子供の頃は肉なんて月に何度も食べられませんでした。ご飯に味噌汁、めざしとたくあんの食事で本当に食べていたし、ご飯に鰹節を掛けて醤油を垂らしてかき混ぜたものがすべてというときもありました。カレーライスなんて超御馳走でした。カレーに入れる肉が買えず、ちくわを入れたカレーを食べていたという友人もいました。肉の入ってないコロッケにソースをじゃぶじゃぶかけて、少しずつ箸でちぎっておかずにして、ご飯を食べていました。今では白米のご飯が当たり前ですが、昭和30年代前半は麦をブレンドするのが常識でした。池田勇人氏からも「貧乏人は麦を食え」と麦飯が推奨されていました。

田舎へ行くと、靴が買えず、裸足で歩く人もいました。そんなわけか、靴を盗む靴泥棒もいました。電話が各戸に行き渡り始めたのは昭和40年代以降です。当然携帯電話などありません。テレビは街頭で見るものが段々と個人で持つ人が現れて、カラーテレビが普及したのは昭和40年代後半です。電気冷蔵庫が普及したのは30年代後半、エアコンの普及は40年代後半、それも一家に1台、なぜなら並のサラリーマンの月給の３～４倍もしたから。コーヒーなんて贅沢品で、インスタントのネスカフェの１５０ｇが安いところで８００円でした。大卒の初任給が１万円もない時代に。レギュラーコーヒーなんて喫茶店で飲むものだった。

皆貧しかったですね。「貧（とぼ）しきを憂えず、等しからざるを憂う」の言葉がある通り、貧しくてもつらくなかったです。それが当たり前だったから。今はホームレスの方が当時よりもうまいものを食べているかもしれません。物質だけは今の方が間違いなく豊かです。

昭和の時代は実は理想に近い共産主義社会だったかもしれません。多分、世界のどこの国も到達してなかった理想社会だったかもしれません。能力に応じて働き、必要に応じて分配されていた気がします。マルクス・レーニンの共産主義は偽物だと思いますが。

でも過去に未練を持っても仕方ないでしょう。平成の今も捨てたものではありません。

昔の方が良かったですか？

まぁ、素朴で良い面もありましたが、悪い部分を忘れてるだけで、今の方がずっと良いですよ。

悪くなっている・・・と思います。

昭和は、人間関係や情の面ではあたたかいでしたね。

自分も今の方が遥かに良いと思いますよ。

昭和時代にもイジメや校内暴力はありました。

昭和の時代は、昨日より今日の方が豊かで満ち足りており、今日より明日の方がもっと良くなるという期待感がありました。

昭和と一言でいっても60年もありますから、私が子供の頃だった昭和50年代と今を比べて、子供に対する環境を考えると、んー、なんだかビミョーってのは感じますね。

こんにちは。

＞今よりも、昔の方が良かったですか？

とりあえず、経済成長をしていた、という部分では昭和のほうが良かったでしょう。

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　まぁ、素朴で良い面もありましたが、悪い部分を忘れてるだけで、今の方がずっと良いですよ。