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小保方さんの博士論文が話題になっていますが、これだけ丸コピーの論文が通るって、英語で書くと判らないからなのでしょうか?査読者にはハーバード大の先生も入っており、4名で査読しているし、世間体としては申し分ないのですが、あまりに中身がお粗末。

大学院の博士課程って不人気で就職できない人が大勢いるので、スーパーの特売のように、「今なら、ハーバード大のお墨付きの博士号を3年間授業料を納めてくれたらもれなく差し上げます」と聞こえます。ディプロマミルすれすれにもみえます。

小保方さんの写真の使い回しをみると、学術論文も昔のようにいちいち丁寧に読んでられないし、厳しくしたら落ちてばかりで論文集にならないから、いい加減にやっている感じがします。

早稲田大学を含め日本の大学の博士論文はみんなこんなもんかなと感じてしまいます。文科省は博士倍増計画の失敗の責任をとって、再調査とかしないのですかね。役人は自分の非は絶対に認めないですからそんなことしない気もしますが。

こんな博士論文や学術論文なら止めてしまえばよいと思うのですが。

でも無理ですかね。どこの大学も学生集めるのに必死ですから。

A 回答 (10件)

早稲田大学の博士論文は酷いですね。

審査員が読んでないと公言する論文って何でも有りで価値無いですが、来年から博士号だけが欲しい応募者が激増ですね。

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http://www.j-cast.com/2014/03/20199793.html

ハーバード大教授「小保方氏の博士論文読んでない」 衝撃発言に東浩紀氏「本当なら早稲田は終わりだ」

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が早稲田大学に提出した博士論文について、学位審査員の一人だった米ハーバード大教授のチャールズ・バカンティ氏が「読んでいない」と話していることが分かった。

英科学誌「ネイチャー」のウェブサイトが2014年3月18日に掲載した記事によると、同誌の取材に対し「彼女の博士論文のコピーをもらったり、読むように頼まれたりしたことはなかった」と回答しているのだ。一体どういうことなのか。

早稲田大学によると、小保方氏の博士論文審査は指導教員だった常田聡教授が主査を務め、他に早大の武岡真司教授、東京女子医科大の大和雅之教授、そして留学先の指導教官だったハーバード大のバカンティ教授が副査を担当した。小保方氏は審査に合格し、2011年に博士号を取得した。

ところがバカンティ氏は、内容を審査する前に論文を「もらっていない」と主張しているのだ。バカンティ氏の発言が事実だとすれば、早稲田大学の審査体制が問われることとなる。小保方氏の論文を巡っては、米国立衛生研究所サイトからの約20ページにわたるコピー&ペースト問題が浮上しているだけに「ザル審査」の疑惑も一層強まる。

ネイチャーの報道は注目を集め、インターネット上にもさまざまな意見が出ている。作家で思想家の東浩紀氏は「これ本当だとしたら早稲田終わりだし(書類上審査したことになっているから)、嘘だとしたらバカンティ終わりだ。泥沼だな」とツイート。経済評論家の宋文洲氏もツイッターで「審査委員が読んでいない?もうメチャクチャだ」と問題視する。

大学教授らも首をひねる。東京大学大学院理学系研究科教授の鍵裕之氏は「学位論文は読んでいないようだが、審査書類にサインをしたのだろうか」と疑問を投げる。これに東大理学部教授のロバート・ゲラー氏が「早稲田の制度を知りませんが、鍵さんと私が所属する東大理学系では審査委員は審査会に出席しなければなりませんし、当然博士論文を読まなければなりません」と返すと、鍵氏は「論文見ずに審査したとすれば、試験答案なしで採点したことと同じですね」と続けた。

鳥取大学工学研究科教授の石井晃氏も「審査員なら、審査報告書にサインしてるはずだし、それなら博士論文は読んでるはずだし、公聴会に来てるはずです」と不可解さを指摘する。その上で「あれはヴァカンティ教授が責任逃れのための口からでまかせ、という気がします」とも語った。東大や鳥取大の博士論文審査員は、名前と職名を審査報告書に書き、さらに捺印する必要があるといい、ロバート・ゲラー氏は「早稲田大学が調査して事実関係を確認してそれを公開して貰うことを期待します」と訴えた。

果たしてバカンティ氏の主張は事実なのだろうか。ネイチャー誌の報道について早稲田大学に取材したところ、「バカンティ教授の発言はメディアが報じたものであり、私たちは直接聞いていません。これまで指摘もありませんでした。こうした報道に大学としてコメントを出すことは、誤解を生むことにもつながりますので控えさせていただきます」と回答。そのため、バカンティ氏の審査報告書へのサインの有無や、審査フローへの関与レベルついても「個別の件になりますのでお答えできません」として、話を聞くことはできなかった。

それでも「審査員が論文に目を通さないということは通常、ないです」とし、小保方氏の論文を巡る今後の対応については時期がきたら発表すると話していた。

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http://www.j-cast.com/2014/03/18199562.html

早大で次々に「論文コピペ疑惑」が浮上 小保方氏は先輩の手法を見習った?

STAP細胞論文の小保方晴子氏(30)が学んだ早大の研究室などの出身者に対し、博士論文のコピペ疑惑がネット上で次々に上がっている。それも、小保方氏の博士論文のようにイントロ部分に指摘されるケースが多いのだ。

疑惑が主に上がっているのは、小保方晴子氏の博士論文を審査した5人のうち、小保方氏が指導を受けた早大教授の研究室でだ。「論文捏造&研究不正」のツイッターアカウントなどでSTAP細胞論文を追及してきた11jigenさんらが、ブログなどで詳細を暴露した。

それらによると、現在は早大で特別研究員をしている男性が2009年2月に出した博士論文のうち、イントロの20行がオランダの研究者らが04年に書いた論文をコピペした疑いが出ている。引用は明示されておらず、ほかにもいくつか疑いが指摘された。また、現在は国立大学の助教をしている男性も、同時期の論文で、当時の東大助教が08年に書いた論文のうち、イントロの英文2000単語以上を無断でコピペしたなどの疑いがいくつか見つかった。図の画像をコピペしたとの指摘もあった。

さらに、まだ詳細ははっきりしないが、07、08年の博士論文についても、コピペの疑いがあるものが出ている。

小保方氏は、博士論文を11年2月に出している。もしこれらの疑惑が事実だとしたら、小保方氏は、先輩の手法を見習っていた可能性も出てきた。つまり、「やってはいけないことという認識がなかった」との小保方氏の釈明も、これなら説明がつくわけだ。

博士論文の問題がなぜ審査で見逃されたかが問題になっているが、前出の研究室の教授は、小保方氏の論文概要をわずかに変えただけの審査報告書を書いていた疑いが指摘された。もし本当なら、小保方氏の論文はほとんどチェックされていなかったことになる。

小保方晴子氏の博士論文を審査した別の早大教授の研究室では、現在は早大の助教をしている男性が2009年2月に出した博士論文のうち、いくつかの文章や図をほかの複数の論文からコピペした疑いが出ている。

一連の疑惑について、小保方氏の出身研究室に取材すると、教授らは席を外しているとし、電話に出た人が「取材なら大学の広報課に問い合わせてほしい」と答えた。一方、この研究室で博士論文を書いた国立大学助教の男性は、取材に対し、「すみません、お答えできないので…」と言って電話を切ってしまった。

今度は、小保方氏の出身ではない別の早大研究室に取材すると、教授が電話に出て、教え子の男性のコピペ疑惑について、こう釈明した。

「ミスとかはあると思っており、問題がないという認識ではありません。しかし、意図的かが重要であり、その点で論文にネガティブな認識はないです。意図的な剽窃などではなく、許容の範囲内だと思っていますから」

ただ、小保方氏の問題については、「広報課を通して下さい」と答えた。

早大の広報課では、現在は、小保方氏の問題について調査しているとし、そのほかのケースは「今後対応を検討します」と取材に話した。その時期については、まだ分からないという。

ネット上では、早大理工学部出身という匿名ブロガーが大学でのコピペの実態を明かすなどして話題になっている。どこまで本当かは不明だが、レポートの量が多いため、先輩たちのをコピペして済ます学生も多く、教授らもそれを容認していたというのだ。

早大には、コピペをある程度許容する向きがあるのかについて広報課に聞くと、「そのような話は、特に聞いていません」とのことだった。

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http://www.j-cast.com/kaisha/2014/03/20199737.html

小保方晴子氏を「追い詰めた」かもしれない 「博士号」の人々の悲惨な就職状況

世間では博士論文の「コピペ疑惑」で騒がしいが、もちろん独自の研究で論文を書き上げ、博士号を手にした人が大多数だろう。ところが、苦労して学位を手にしても、就職先がなかなか見つからないというのだ。

大学や研究機関に勤めたくても、そこは狭き門。一般企業は、博士の採用にあまり積極的ではないそうだ。実態は好転するだろうか。

文部科学省が発表している最新の2012年度版「学校基本調査」では、博士課程修了者の就職状況に触れている。このうち正規の就職者は52.5%にとどまっている。修士課程修了者の70.1%と比状況だ。

研究機関の場合も、正規研究員となるのは難しい。STAP細胞の論文がずさんだったとして批判を浴びている理化学研究所の場合も、研究者には任期があるという。14年3月14日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)では、理研OBのコメントが引用された。今回、画像や記述の使用に不適切な部分があると疑いがもたれている小保方晴子氏のポジション「ユニットリーダー」の場合、契約期間は5年間。その間に目立った成果を出さないと「次はない」、つまり任期満了で「戦力外通告」の憂き目にあうというわけだ。
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そのほかのズル。



・レフェリーが,自分の研究に似た投稿原稿をリジェクトし,そのあいだに自分の論文を公表した。その投稿者はプライオリティを失ってしまった。レフェリーには「その筋」の研究者が選任されるので,こういうことが起こりやすい。投稿原稿からヒントを得てレフェリーが自分の原稿を書き直せば,こりゃれっきとした泥棒。歴史的に有名なはなしは,ダーウィンが,無名の風来坊のウォレスから送られてきた進化論に関する原稿を見て驚き,自著『種の起源』の出版を急いだ。

・ある研究者の初期の論文では,ある測定値がたとえば80~120とばらついていた。世界的に95という値が定着してくると,ふしぎと発表する数値が95前後になった 笑。

・他人Aの口頭発表を聞いたり,またはメモ書きを入手したりして,その内容を無断で自分の論文に加えた。「無断で」というのは,「Aから許可を得なければいけない」という意味ではなく,「この発想は○○研究会におけるA氏の発表に触発されて得たものである」などと明記しなければいけないということ。または,口頭発表の『要旨集』(印刷物)などからきちんと引用すべき。

・自論に都合のわるい内容をもつ既存研究を,故意に引用しなかった(これはありうる。わざわざ喧嘩を売る必要はないとも,あげつらって反論する紙面の余裕はないともいえる)。自分に都合のいいものを引用しなかったとしたら,それが故意ならばプライオリティの侵害。故意でなければ,たんなる不勉強。

「学問は善意の行為」と書いたけれども,生物種ヒトの倫理水準を考えると,いささか不安になってきた 笑。「こういうマナー教育がなってない」と評判の悪い某旧帝大の某分野もあるけど,明記してやろうか?
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他の同業者の方々のお答えを拝見して,再訪(訂正)。



ぼくは質問文の「こんなもの」を,「水準が低い」と解していました。No.1に関心がなく事情も知らないと書いたように,論点を外していたようです。論点は,「査読がずさんなんじゃないか」ということのようですね。特定の事件について言われていることが真実だとして。

学問というものは,善意にもとづく行為という前提があります。ズルをしないという前提で事が運んでいます。しかし,これが崩れてきている。学士課程の期末試験でのカンニングの増加(むかしからあっただろうが現在は罰則規定を周知せしめていてなお毎学期に適用事例がある)は素人の犯罪だとしても,セミプロや若手プロでも人事における詐称(存在しない業績まで記載して人事が白紙になった),マイナー雑誌での剽窃(発覚して次号に「無効とする」というみっともない公告がでる),などの問題が起きています。

人間には功名心がありますから,時代にかかわらず発生するズルもあるでしょう。有名なメンデルの遺伝実験も,「きれいな数字で結果がでる遺伝形質だけを報告したんじゃないか」という話を聞いたことがあります 笑。ズルではなくても誤った研究はありますから,むかしから「追試」という行為があります。

いま問題なのは,研究にかかわる人数がふえたこと(これはぼくが書いた大学院定員の増加)や,過度の業績主義があることや,一般大衆や経済界に受ける研究でないと兵糧攻めになることや,「金を持ってくるセンセイがいいセンセイ」という風潮があることや,宣伝活動をしないと学生が来ないこと,などかなと思います。

すでにお答えがあるように,ずさんな査読は行っていませんが,「ズルをしていないか」までいちいち確かめる余裕はありませんね。1本の査読で1週間をつぶしてはいられません。大学3年生の下手なズルだと,その場で「臭いな」という鼻はききますが。学士課程でモラル教育をし,「p先生にはズルが通じない」という毅然とした態度をとることで,「予防」されているわけです。そのうち「それじゃあもう駄目だ」と(文科省から)言われるかもしれませんが,そのころぼくは定年退職してるよ 爆。
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現状で容易に入手可能な範囲でお答えします。



ネットで出回っている博士論文の序論を含む論文が指導教員(例えば私の場合)に来たら、たとえ学部の卒論であっても数分後には突っ返します。

序論に引用がないというのはありえません。

私の想像では、あのような序論を含む博論原稿が出せると言うことは、序論は見ない(クレームがつかない)と言うのがわかっていて提出したものだと思います。しかも、副査がいるはずだから副査も含めてそのような体制なんだろうなということです。

しかもデータ中にもどこかの会社の写真が使われていると言うことですが、それも日ごろの指導の中で確認がされていないものだと思われます。

これは少なくとも学内における博士論文の査読システムが機能していなかったと言うことであり、言い方は悪いですがFランク私大以下です(Fランク私大でも修士論文の段階でこのようなシステムは働いています)。早稲田のその研究科の特定の専攻の一部だけだと考えたいところです。ちなみにハーバードの先生は査読に入っていないことを言明されています。

博士課程の評価が質問者のようなところだと言うのは一般論としては当てはまりません。欠員が常態化しているのは事実ですが、普通はマトモに審査されているはずです(Fランクでさえ)。

直接の指導教員が見る学位論文は本来は研究データも日ごろから確認しているはずですから今回のようなことは起こらないはずです。学術雑誌に出す査読論文については、写真が本物かどうかなどということは、本来査読の対象外(そんなことはしないことが前提)ですからテェックは困難でしょう。もし、そのようなことまで要チェックということでしたら、査読システムは崩壊します。

データの信用性まで確認しようとしたら、査読者の確保が困難でしょう(現在のシステムでも実質ボランティアで引き受けています)。世界で初めての論文をチェックすると言うことは、査読者は初めての発見をチェックするのであり、その価値の認定は本来容易ではありません。データは正しいのが前提であり、その前提で論理等に問題がないのをチェックするのが査読の目的です。

捏造等を前提に査読をやめることは出来ません。それは科学の進歩を止めることになりますから。学生集めとは次元の異なる問題です。

そういう意味で著者(関係者含む)および早稲田大学の罪は重いといわざるを得ないでしょう。

なお、ここに書いたことは、ネット上で言われていることが事実であるという前提にもとづきます。
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 たとえ文系であっても、課題を定立させるには過去の研究史を紐解き、そして現在の到達点との間にある部分も確認せねばなりません。


 序論はそうした課題設定をするための部分であってそれを軽視して本題に入ろうとするなら、それは筋違いともいえるでしょうね。
 この一件で僕が気になっているのは、成果を求めることとそれに関するスピードに関心が向き、本来ならば依って立つ「べき」部分を見落としてしまうとの、日本の学問状況が抱える本質的な問題の一部を垣間見せた点にあると感じています。
 僕の関わる領域は世間的に脚光など浴びもしない日陰者扱いされる分野ですが、それもまた逆に良い部分もあります。なぜなら「ヒモ付き」とは縁のない世界ですから。
 先端科学や自然科学そして医療分野の世界はともすれば、その成果が実利をもたらす産業ともなり得、そのために国も企業も多大な「投資と見返り」を行いそして求めもするのでしょう。
 むろんそうした分野には実験装置や設備といった大掛かりな器も求められますから、一概にそれを以てして非難することも適切ではないといえます。
 人類や社会のために役に立つことを目標とするなら、一番でなく二番であってもそれは目的を達成するためには変わりもないのですから、そうした足下の分分をもう一度考え直す必要もあるのでしょうね。
 僕が院にいた時代は、まだ博士号の認定は文部省の専権事項でしたから、大学毎に博士号を乱発させるなどなかったといえます。むろんそうした「国家が学問とその内容に立ち入る」ことにも幾何かの問題点はありますが、少なくとも身内の論理だけで学位を認定するのはやはり学士までが限界でしょう。現在の学士号はどこそこの大学を卒業したとの証明書的な意味合いでしかありませんから。悲しくそして辛い現実です。
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以下の内容は、すべて一般論での話であること、あらかじめお断りしておきます。



まず、本論だろうと序論だろうと、コピペは重大な違反であり、科学に対する重大な冒涜です。
コピペの確認をするのは、スポーツにおけるドーピング検査と同じ。陸上競技の五輪や世界選手権では、絶対にドーピング検査をしますね。早稲田大学は、ドーピング検査をしないレベルのローカルな陸上競技大会と同じだったということです。

ただ、査読は基本的にボランティア。査読者、学位審査委員にとってみれば、面倒なだけで得るもののない、とても嫌な仕事です。
ですからつい確認を後回しにしたり、重要な部分だけを適当に読んで終わっていた可能性は否定できません。
また、学位審査会では、論文自体よりも学生のプレゼンが重視される向きもあるため、そこで完ぺきなプレゼンがあれば、論文のチェックはなおさら疎かになる傾向にあると思います。

また、力のある教授の場合、様々な政治力の関係から、その教授についている学生は審査に通りやすくなるということもあると思います。
同僚の査読者、学位審査委員も、わざわざ学生の論文や発表にケチをつけて、その指導教授から恨みを買いたくないですからね。
これは博士論文だけでなく、一般の論文にも言えます。たとえば「kabo-cha、アインシュタイン、フェルミ、湯川」の4人の共著論文があるとしたら、いくらkabo-chaがへっぽこな研究者だとしても、査読者は×をつけにくいでしょう。


最後に、文科省は再調査はするかもしれませんね。
変な博士論文が生まれたのはあくまでも大学と学界の責任で、文科省の関与するところではない(責任は無い)ので。博士倍増計画とはまったく関係ないという立場を取るでしょう。
むしろ、大学の競争力や信用を査定する格好の道具が出来たわけですから、嬉々として再調査に踏み切る可能性さえあります。
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補筆。



>安山岩を面取りしただけ

それでもさ,縁側の靴脱ぎ石にはなるわけよ。そういう安い石材も必要なのかもしれない。また,指導教員が安山岩だと,モース硬度10のダイアモンドは研磨できないしね 爆。
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正直言って後から論文にコピペが見つかるという事態が信じがたい。


今どき学部のレポートだってコピペ検索ソフトで調べられる時代だというのに。
実際、つい最近某大学でも学部の期末レポートでコピペが見つかって処分されている。

今回の件で言えば、博士論文はどうしてチェックをスルー出来たのか。
またSTAPの論文は様々な機関(ハーバード大、ネイチャー誌含む)でチェックされて出てきたはずなのに、こんなにわかりやすいコピペがどうして一度も引っかからずに通過出来たのか。

そっちのほうがよほどミステリーな感じがする。
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まず、あなたに質問したいのですが、その博士論文で問題になっている部分の位置付けをご存知でしょうか?


理系実験系の論文であれば、通常は序論として、研究の背景、先行研究とか、その研究に至った経緯を述べます。
そして、次に本論として、実際に行った研究について述べていくことになります。
この手の質問をする人を見ていますと、どうもその本論の部分がコピペであったかのように思っている人がかなりいるようです。しかし、博士論文に関して問題になっているのは、その序論の部分であり、本論の部分ではありません。そこがNatureのケースとは違う部分です。
一般的に、博士論文であれば、研究成果の新規性が求められますので、審査の際に重視されるのは本論の部分です。逆に言えば、序論の部分は軽視されがちです。つまり、研究を行わずとも勉強をすれば書ける部分です。また、別の人が書いた内容が同じようなものになっても不思議ではない部分でもあります。それと、勉強すればかけると言いましたが、逆に言えば勉強しなければかけない部分とも言えます。なのでそのあたりを十分に理解できていない学生が、他の文献を参考にするのはよくあることです。英語で論文を書くのであれば、不慣れなこともあるでしょうから、そういう傾向は強まると思います。もちろん、長文を丸ごとコピペする人はほとんどいないはずですし、それはやってはならないことです、
前述のように、審査する人は本論を重視します。序文など斜め読みかもしれません。まあ、その位置付けは分野によって違うかもしれませんけどね。いずれにせよ、研究が行われていないわけではありませんし、おそらく新規性があり、博士号に値する有意義な成果が出ているのだろうと想像します。ただ、残念なことに、序論の作成の際の倫理観の欠如、あるいはひどい手抜きがあったことが問題です。審査した人が気づかないのはおかしいと思われるかもしれませんけど、その序論の内容は正しく、妥当なものであれば見過ごしても不思議ではありません。「ああ、そうだね。そのとおりだね。」と思いながら読んで行く過程で、それがどこぞのウェブサイトのコピペではなかろうかなどということは疑わないのが普通だと思います。

まあ、私が彼女を弁護する義理はありませんけど、批判するにしても問題点を正確に把握した上でやって欲しいと思います。
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ぼくは特定の個人(しかも若い人)について,関心はありませんし, 事情もよく知りませんし,なんだかんだと叩く気もありません。



質問の表題は「博士論文の価値」であり,「日本の大学の博士論文はみんなこんなもんかな」は間違いなので,これについてのみ答えると「いろいろある(玉石混淆)」ということになります。大学院定員が少なくて,ダイアモンド原石ばかりを集められればいいのですがね。上から増産のかけ声があれば,そこらへんの安山岩を面取りしただけの製品もでてくるわけ 笑。
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