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論文とは誰が書き、どこに載り、どうなるものなのですか?

知人が「私の論文を読んでください」と言っていました。
そこで、論文とは誰が書き、どこに載り、どうなるものなのですか?
その知人の論文が乗っている本(雑誌)は知っているのですが、
それがどんな雑誌なのかは知りません。科学のものではなく、政治的な印象を受ける雑誌でした。
「iPS細胞発見」のような記事ではありませんでした。

1,その雑誌にその論文が載った事により、知人は何が変わるのでしょうか?
新聞の読者投稿欄みたいなものと決定的に違うものは何でしょうか?

2、大学入学もしていない者がその雑誌に論文を送って採用されても、
それは「論文」として成立するのでしょうか?

3,そもそも論文を書く人は誰なのでしょうか?
大学生、大卒以上なら誰でも書けるのでしょうか?

4,論文を世に出すことが出来る雑誌は限られているのですか?
具体的に教えてください。また、世に出すにはどうすればよいのでしょうか?

よろしくおねがいします

A 回答 (4件)

論文は学術雑誌に載ります。

書くのは誰でも自由。但し書き方が決められており、ネットならその雑誌のHPに、紙なら毎号か一月号に投稿規定が載っていますのでそれに沿って書いて下さい。
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「論文」というと、普通は学術論文のことを指します。


学術論文とは、いわゆる学術雑誌に掲載されたもののことですが、
何が学術雑誌かというとその定義は曖昧で、概ね
当該の研究分野で皆が学術雑誌だと考えているもの
程度のことでしかありません。
査読なしとか、あっても形式的なものというような雑誌が
国内で学術誌と呼ばれている例もあります。

あと、大衆誌に掲載された政治的意見のエッセイや、
自費出版の私的な研究書を「論文」と読んでしまっている場面も
世間では少なくないので、ほとんど定義のない雰囲気用語だと
思ってもいいかもしれません。
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研究者は論文という形態で研究成果を公表して,他の研究者から評価してもらわなければいけません。

義務です。日本の文系の場合は,出版した論文を踏まえた著作(本)の出版の方が高い評価をもらえる分野もあるやに聞いていますが,理系は論文が大事です。
 公表するには,論文集と呼ばれる雑誌(できるだけ権威のあるもの)に論文草稿を送付し,そこの編集委員が指定した世界中から選ばれた研究者数名に査読(審査)してもらって,論文集への掲載が査読者と編集者によって許可される必要があります。査読者は,世界中の研究者の中から選ばれますから,高い評価を受けている大学教授等もその査読者になっています。このようにして許可された論文は(今はインターネット上で)公表され,世界中の人が(英語で書いてあれば)読みます。優れた成果なら他の研究者がそれを引用しますから,その引用された回数(サイテーション・インデックス)でその研究成果のレベルをある程度客観的に評価できます。どういう雑誌が権威ある論文集なのかは分野毎に違います(インパクトファクターというのも一つの指標ですが,その値は分野によってかなり異なります)が,世界中で読まれているものでないと正当な評価は得られません。だから(分野によっては)日本語の論文は正当には評価されないことがあります。同じように,テレビ等に出てもっともらしい(もしかしたら,ものすごい)成果を出していても,それが論文集に投稿されて査読者によって判断されていない場合には,研究成果としては認められないわけです。
 論文は,その投稿する論文集の投稿規定に書いてある資格を持っていれば,誰でも投稿できます。学会論文集の場合の多くは,学会員である必要がありますが,英文の国際論文集の場合はたいていは誰でも投稿できます。実際,高校生が高校の先生と一緒に投稿した論文もあります。要は,上述の査読を通過できるかどうかです。論文集はトップクラスのものから,いわゆる junk journal と揶揄されるようなものまで,数えきれないほど存在しますが,それぞれの研究分野でまともな・優れた論文集がありますので,そこに掲載されることが研究者としていい仕事をしたことを意味します。
 大学や国立研究所等の教員や研究員(助教・准教授・教授)として採用されるには,このような優れた論文をできるだけたくさん出版していることが必須です。
 前述のように SSH 指定された高校等で,高校生が論文を出版できたりしていますが,一般的には,大学の卒業論文がその第一歩でしょう。所属した研究室の先生がやっている研究を手伝った4年生が行った卒業研修の成果が出版に値するレベルであれば,論文になります。その後の大学院の修士論文や,博士課程に進学したあとの研究成果や学位論文の成果が,研究をする多くの人の初期の論文になります。大学は教育機関ですが,研究を通して,研究成果を使って教育をするところが高校までとは全く異なっていて,そこの教員は研究をしなければなりません。修士や博士の学生が手伝ってくれた論文や,教員自身が行った研究を論文にして,世の中にその成果を発表していくわけです。
 注意しなければならないのは,査読の無い雑誌や国際会議(研究発表会)の原稿集等に掲載されたものは,論文としての正当な評価はもらえません。
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1、それはその論文を読んだ人たちの反応次第です。


  よくとられる場合もあれば否定される場合もあります。
  大陸移動説の創始者ウェゲナーは論文を発表したものの受け入れられず狂人扱いされ、1年後に病死しました。

2、論文が雑誌に受理され掲載されるには「査読」をクリアしなければなりません。
  編集部による足切りを免れた論文は、同じ分野の学者1人~数人の査読を受けます。
  これをクリアしてやっと雑誌に掲載されます。
  雑誌の質はこの査読にあるともいえ、一流の雑誌は査読メンバーも一流です。

3、学会に提出するなら当然その学会の会員でなければなりません。
  学会員になれるのは普通は院生以上です。
  雑誌の場合は先述のとおりです。

4、これも先述のとおりです。
  載れば即知名度が上がるピンから身内にしか通用しないキリまで、星の数ほどあります。
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