【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

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通常そのままでは食べられないようなものでも、
調理方法や発酵を工夫することで美味しく食べることが出来ます。
同様に、木材や草などでも何とか工夫することで食べられるようにはならないのでしょうか?
戦中に砂糖を作る研究がされていたと聞きますが、商業ベースでの成功は遠かったと聞いたことがあります。現在の科学技術でもこれは実現していないのでしょうか?
特に、バイオエタノールなど上手にすれば、例えば、桧のお酒とか作れないのでしょうかね?

A 回答 (5件)

人間でも例えば難消化性の多糖類を長期間食べているとその多糖類を分解可能な腸内細菌が増えて効率的に消化可能になることが分かっています。


パプアニューギニアでは芋を主食にしている民族がいますが、彼らの一日の食事から日本人が取れる摂取カロリー量は非常に少ないにも関わらず、彼らは筋骨隆々とした体格を誇っています。
その理由は彼らの体内の腸内細菌が芋の難消化性の食物繊維を分解してくれるので芋から効率的に栄養を吸収できるためにトータルでは現代日本人の食事に劣らないカロリー量を得ているのです。
では日本人は彼らのような食べ物では生きていけないのかというとそんなことはなく、そこの食事に体を慣らしていけば数週間すれば体内に食物繊維分解能力を持った細菌が増殖するので彼らと同じ食事で生きていけるようになります。

それを考えるとセルロース主体の食べ物に体を慣らしていけばもしかしたら腸内にセルラーゼを持った細菌が増殖して木でも生きていける体質に変化する可能性はあるかもしれません。
ただ、腸内に新しい種類の細菌が根付くのは幼児期までらしいので、ある程度成長した時点でセルラーゼを持った細菌が腸内に全くいなければそういう細菌が新しく根付いて増殖する可能性は非常に低いと考えられます。
そういう細菌が現代日本人の体内にいるかどうかはちょっと分かりませんね。
また、そういう細菌がいたとしても木はセルロース以外にリグニンなどの非常に分解の難しい食物繊維も含まれていますし、腸内で効率的に分解するには非常に細かく分解する必要がありますがきちんと咬み砕くには木は硬いという問題があります。
高圧高温で加熱すれば柔らかくできるかな……
また、草食動物の多くが大きな胃、あるいは発達した盲腸などで微生物によって植物を分解しなくては生きていけないことを考えると草食動物に比べてあまり大きいとは言えない人間の腸でどの程度分解できるか、なかなか難しい気がしますね。


ちなみに牛乳を消化できない人がいるのは牛乳に含まれる糖分であるラクトースを分解する酵素の働きが遺伝的に弱い人がいるためですね。

バイオエタノールみたいに微生物で発酵できないかと仰いますが、反芻動物(牛など)の第一胃みたいに微生物による発酵装置を作ることは不可能ではないとは思います。ただ、燃料ではなく食べ物にするのは難しい気がしますね。微生物が作るものってなかなか制御が難しく、作る物質も結構限られていますので。エタノールとかメタンとか、燃料ならともかく食物にはできませんね。
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微生物は無機触媒に比べて温度コントロールや他の細菌の繁殖防止など、極めて管理が難しいのです。


できるかできないかと聞かれたら、試験管レベルならその気になればできないことは無いと思いますが、そこまでして食用にこだわる意義がないでしょうね。
商業ベースどころか工場レベルで行うことも難しいでしょうし。
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うろ覚えで恐縮なのですが、アフリカのあるに住む人々は、


セルロースを分解できる微生物を体内に共生しており、
草などを食べて生活している、ということをNHKの番組で見たことが有ります。

その地域ではタロイモ等の炭水化物が手に入らないため、
草を食べることに適応できた人たちのみが生き残ったということのようです。
では子供はどうやってその微生物を受け継いでいるのか、という疑問が生じますが、
すみません、そこまでは覚えてないのです。

我々もその微生物を共生できれば、美味しいかどうかはともかく
草を食べて生きることは出来ます。
ちょっと質問の主旨とはズレてしまってますけど。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
そういえば、海苔や牛乳も、ある特定の地域の人のみ消化できると聞いたことがあります。
面白い情報ありがとうございます。

お礼日時:2014/04/21 20:42

セルラーゼでセルロースをブドウ糖にすればいいのですが、セルラーゼを安定大量に生産し安定的に酵素反応を起こす方法がありません。


まだ硫酸触媒等人間が食べることのできない方法で分解し、バイオディーゼルの燃料にするほうが可能性があります。
そてにしてもリッター何百円になるか見当もつかず採算性は絶望でですが。

木材が大量にあるなら、直接燃やして発電か暖房か給湯にするのが一番現実的なんですよ。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
人には出来なくても、バイオエタノールを作る要領で、微生物に行って貰うことは出来ないのでしょうか?
特に、バイオエタノールについては実用実験が始まっている国もあると聞きますし・・・

お礼日時:2014/04/21 20:44

セルロースの分解にはセルラーゼという酵素が必要ですが、人間の体内での自然発生はありません。


やるとしたら貝類などセルラーゼを持つ生物や微生物・菌類が必要です。
分解が可能な方法が確立したとして、分解後の成分が人畜無害かどうかと、人の味覚に合うのかという問題があります。

まあ、どちらにしても膨大な研究資金と時間が必要でしょうし
全世界規模での食糧危機とでもならない限り、研究資金の調達が出来るか難しいと思います。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
海苔ではありませんが、#3ですと人間の体内で分解できる場合もある?らしいです。実際の所、どうなのでしょうかね・・・?

お礼日時:2014/04/21 20:47

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