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「こんにちは。」などという用法は間違いだと言う記事を見かけたのですが、
私は小学生のころに「~~です」と書いてバツを貰い「~~です。」と直された経験があります。
以後、作文などで「~。」という使い方をしていましたが間違いだと指摘されたことはありませんでした。

どちらが正しいのでしょうか?

A 回答 (7件)

1)「こんにちは」


2)「こんにちは。」
 どちらも間違いではありません。
 どういうルールに従うか、という問題です。

 学校(義務教育)では、昭和21年に文部省が発表した「くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)」の影響があるせいか、2)の書き方を教えます。
【くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)】
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun …
 しかし、新聞や一般の出版物は1)の形が圧倒的に多いはずです。

 新聞や一般の出版物の句点の打ち方は、おおむね下記のようなルールになっています。
【句読点の打ち方──簡略版】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n140029
 以下は一部の抜粋(重言)。

================引用開始
 句読点の使い方のうち、句点(マル、「。」)については、それほど問題はないと思います。「文の終わりにつければいい」ということはだれでも知っているはずです。「文章読本」に書かれている句点の使い方を見ると、次のような記述になっています。

1)段落全体がカギカッコなどで始まりカギカッコなどで終わる場合は句点をつけない
例 「きょうは予報がはずれてひどい雨降りでした。あしたは晴れるでしょう」
※一般の新聞や雑誌はこうなっている。しかし、教科書の類いはこういう場合もカギカッコの前に句点をつけている。その影響と思われるが、マンガのセリフの場合も、小学館は句読点をつけていることが多い。他社は句点も読点もつけていない。ほかに句読点をつける流儀にしている出版社があれば教えてください。

2)段落の途中に句点があり、その直後にカギカッコなどが続いて段落末がカギカッコなどになった場合は句点をつけない
例 天気予報は、何度も同じことを繰り返していた。「あしたは晴れるでしょう」

3)段落の最後の文がカギカッコなどで終わる場合でも、その直前に主語があり、文末のカギカッコなどのあとの述語(「と語った」など)が省略されているときは句点をつける
例 気象予報士は苦笑しながら「あしたは晴れるでしょう」。
  この数日の予報がはずれつづけているだけに、さすがに自信のなさそうな口ぶりだった。

4)文末に注釈などを加えるパーレン(丸カッコ)を使うときは、そのあとに句点をつける
例 気象予報士は苦笑しながらコメントを終えたが、さすがに自信のなさそうな口ぶりだった(笑)。

5)文章全体の注釈、クレジットなどを加える場合は、パーレンの前に句点をつける
例 きょうは天気予報がはずれてひどい雨降りでした。あしたは晴れると思います。(談)

6)改行して箇条書きにする場合は、各文の文末に句点をつける(ただし、箇条書きの内容が簡単な場合はつけなくていい)

 本によって書き方は多少違いますが、だいたいこんなところではないでしょうか。
 新聞でよく見かける3)の形は言葉足らずの印象があり、ふつうの文章で使われている例も少ないので、避けたほうが無難です。6)は趣味の問題で、本書では箇条書きの場合、原則として句点はつけていません。
================引用終了
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補足


不似合いなんだけど、現実には文章(文字)のため句点(、)はやはり必要かな。
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句読点は文章で使用するものとすれば、「」内は直接話法による表現(話言葉)のため、句読点は不似合い。

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 No.4の方が引用された、昭和21年3月、文部省教科書局調査課国語調査室作成「くぎり符号の使い方[句読法](案)が生きていて、今も影響を与え続けているようです。


 この21年は太平洋戦争での敗戦の次の年です。大変な変革期だった頃で、現在の「日本国憲法」の公布の年(11月3日・翌年5月施行)でもありましたし、「現代仮名づかい」や「当用漢字」が告示された年でもありました。(1946年11月16日 当用漢字・現代仮名づかい 告示)「憲法」は別格として「仮名づかい」や「当用漢字」が先立つ問題であったため、「句読法」などは案のまま終わってしまったのですね。

 しかし、この句読法案は、国定教科書の時代を経て、後の「検定教科書」にも影響しているようです。例えば「小説」などの一部が、教科書に採録されるにあたっても、これに縛られいるようです。それは端的にいえば「……………た。……………だ。」になることです。たとえば高校の教科書の中には、漱石の「こころ」が採録されることはたびたびありますが、
その原本が「……………た。……………だ」の形であっても、教科書では「……………た。……………だ。」に変えられることです。
 試みに、夏目漱石「こころ」連載当時の紙面(1914年4月26日朝日新聞デジタル版でのコピー)では
  
「若いうちほど淋(さむ)しいものはありません。そんなら何故貴方はさう度々私の宅(うち)へ来るのですか」
 となっています。(漢字の字体は新字体になおしました。またすべての漢字についていた読み仮名をはずしました。)
 その紙面では、直後に島崎藤村の「仏蘭西だより」音楽会のの夜(二)が連載されていますが、これは少し違います。 

 『欧羅巴へ来て見て、反って自分の国の方に種々(いろいろ)なものを見つけますね。自分の国の好いところを思ふやうに成りますね。』
 これは、最後の句点がついています。朝日新聞といえども、有名作家の意向は尊重せざるを得なかったのでしょう。
(これも漢字字体や読み仮名について同様の処置をしました)
 更に続いて、「美人の秘密」という広告文が載っています。これは見るも無惨。句読点など一つしかありません。

 現代に至っては、教科書以外は「括弧内句点なし」と思ったら、例外もありました。だいぶん古いものですが、昭和34年発行の「新潮社・日本文学全集-芥川龍之介集」では「括弧内句点あり」の形を取っています。
結論はどちらもありでしょう。
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 結論を先に書くと「特に決まりはないはず」になります。



 というのは、東大の2014年度の国語の第4問は 「です」。 のように最後の句点(。)は括弧の外にありますが、2009年の国語の第4問は「です」と などのように句点がない状態です。この5年で文法規則が変わったとも思えないですし、両方が出題されている以上どちらかが間違いだとするのはおかしいでしょう。
 ただ、「です。」 はありません。そういう観点から一番間違いに近いのは先生の指摘であり、間違いと言われるのは少なくともあなたではなく先生になります。

 ただ、絵本を読むなどの状況では先生の指摘が正しい可能性もあります。絵本には句点が書かれているわけで、そこを読むということは句点も読んでいることが想定されているからです(もちろん発音はありませんが)。
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自分も義務教育で「~。

」と教えられました。


どちらが正解でも構わないのですが、1つ疑問があります。1つのカギ括弧内に複数の文がある場合です。
  「こんにちは。いい天気ですね」
・・・「。」で閉じるのが誤りだとすると、これが正しいということになるのでしょうか? 途中に句点があるのに最後にだけ無いのが、自分にはどうにも見苦しいように思えます。とはいえ「こんにちはいい天気ですね」なんて論外ですし、日本文では伝統的にはスペースの概念が無いはずなので「こんにちは いい天気ですね」等もあり得ないですよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A5%E7%82%B9
「句点の省略」の項目に少しそれらしいことが触れられていますね。ここでは「省略出来る」とはなっていますが、「省略しなくてはならない」とはなっていません。前に述べたような問題が出てくるので、断言しにくいというところなのかもしれませんね
句点を使わずになんとかなるのは、読み易いように好きなところで改行が出来る漫画のフキダシ(会話文)くらいなのかな、とも。
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正式には句点は必要ですが、省略するのが多数派のようです。


http://www.bow-wow.jp/sht3/pdf/024R1_symposium20 …

私も省略した方がいいと思います。
ちなみに、原稿用紙のようにマス目規制がある場合は、同じマス目に句点と閉じ括弧を入れねばなりません。
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