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http://okwave.jp/qa/q7941967.htmlで質問して、回答No2の解答欄の真ん中より下の部分に、

価格上昇の、正常財の所得効果はプラス、劣等財の所得効果はマイナス といことがどんな教科書でも説明されているはずです。正常財でも、劣等財でも課税されると消費者がその財に対して支払う価格は上昇しますが、その上昇が需要に与える効果のうち所得効果の部分を取り出して、問題になっている財が正常財なら、それ(所得効果)はマイナスであり、劣等財ならプラスだといっているにすぎません

と回答していただいたのですが、冒頭部分に
価格上昇の、正常財の所得効果はプラス、劣等財の所得効果はマイナス といことがどんな教科書でも説明されているはずです。

と書いてあり、

後半部分に
価格は上昇しますが、その上昇が需要に与える効果のうち所得効果の部分を取り出して、問題になっている財が正常財なら、それ(所得効果)はマイナスであり、劣等財ならプラスだといっているにすぎません

と逆のこと書かれているような気がするのですが、お分かりの方教えて下さい。


もし前回書いていただいた方がこれ見られたら、書いていただいた後、返信が随分遅くなりすいません。やっと最近時間が取れたので、読んでいます、失礼しました。

A 回答 (2件)

見たことのあることのある文章だなと思ったら、私の文章ですね!



>価格上昇の、正常財の所得効果はプラス、劣等財の所得効果はマイナス といことがどんな教科書でも説明されているはずです。


価格上昇の、正常財の所得効果はマイナス、劣等財の所得効果はプラスということがどんな教科書でも説明されているはずです。

と直してください。後半が正しい。それから、回答3のほうも見てください!そこにも正しい表現があります。ここで、「価格上昇の、正常財の所得効果はマイナス」とは、「価格が上昇すると、所得効果はその財(正常財)に対する需要を引き下げるように働く」という意味であり、「劣等財の所得効果はプラス」とは、「価格が上昇すると、所得効果はその財(劣等財)に対する需要を増やすように働く」という意味です。
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この回答へのお礼

随分前なのに、答えていただき覚えいていただきありがとうございました。勉強させていただきます。

お礼日時:2014/06/02 20:58

簡単なメモ書きです。


前の人がいたので蛇足ですけれどもね。


まず、ある財の価格だけが上がった場合を考えます(増税だろうがコスト増だろうがここでは関係ありません)。すると
 1)相対的に他の財よりも高くなることの効果=代替効果
 2)実質的に変える量が減ることの効果=所得効果
の二つが同時に起こるとして、この二つを分けるのがスルツキー分解です。

代替効果は常に負、つまり実質的な消費量が補償されている場合には、価格が上がればその財の消費量は常に減ります。効用が一定であれば価格比が限界効用の比に等しくなるという関係からも明らかだと思います。


一方で所得効果が正、つまり実質的な所得減により消費量が減るのが正常財、逆に実質的な所得減で消費量が増えるのが劣等財です。

ここで言っている「実質的な所得減」とは、例えば2財(パン、ビール)のモデルで、価格が上がる前には(10,10)の消費が出来たのが、価格が上がったために出来ず、(9,9)しか買えない、というような場合のことです。
グラフでは、予算制約線が左下にシフトする(傾きが変わって内側に入る)形で書かれるのが普通です。

スルツキー分解の図解としては、所得効果は予算制約線を平行移動、代替効果は効用曲線上の移動として書かれることが多いですね。
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この回答へのお礼

完結にお答えいただきありがとうございました、参考になります。

お礼日時:2014/06/02 21:00

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