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ズバリ!配分と分配の違いは何ですか?

経済学においては意図して使い分けているようですが、
違いがわかりません。

ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

最も簡単に言うと、「配分」は、資源(この世のありとあらゆる財(商品)を作るための材料みたいなもの)を財を作るためにふり分けるときに、「分配」は、ずばりお金を人々に分けるとき、この2つの用語を区別して使います。


 経済学は輸入の学問です。だから、allocationと、distribution という和訳を、真面目な日本の経済学者が前者=配分、後者=分配、とつけただけです。だから、お金関係は「分配」と覚えておけばいいと思います。
 とはいえ、逆に言えば、お金関係には絶対に「分配」という用語しか使わないわけです。
 例えば、AさんとBさんが、会社でもらうお給料(経済チックには所得といいます)がそれぞれ月100万円と10万円だとします。これを「市場で分配された所得」と言います。でも、これは不平等でしょう?だから、そこに政府が登場して、例えばAさんからガバっと税金をとる。例えば40万円くらい。Bさんからは全くとらないで、そして、BさんにAさんから取った分をあげるとします。Aさんは100-40=60万円、Bさんは、10+40=50万円になります。そうすると、2人の間の不平等がほぼ解消されます。これを「再分配後所得」っていうんです。このとき、絶対に「再配分」とは言わないんですよ。
 以上の例、わかりやすくするためにとても簡単に書きましたことは、一言添えておきます。ちなみにAさんのようなお金もちからガバっと税金をとるようなしくみは本当です。これを「超過累進課税制度」っていって、日本は勿論、先進国はほとんどが所得税に適用してます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
遅くなってすみません。

なるほど資源とお金の区別ですか。
ズバリわかりやすかったです!

ちなみに私も累進課税のせいで、今年から住民税が2倍に
なって落ち込んでいます。所得額は増えても手取りダウン
です・・・はぁ~

お礼日時:2002/07/09 17:26

NO.1回答者のsassyさんへ。

質問者の方が回答を見てくれていないみたいで残念ですね。
 ところで、分配はマクロ特有、配分はミクロ特有という認識は違うかもしれません。
 「分配」というのは、NO.2の回答にあるように「お金」関係に使います。「配分」はお金以外の財。
 例えば、マクロ経済に出てくる政府の役割として、景気の調整に財政政策を行いますよね。例えば、公共事業。じゃあ、道路を造ろうか、という時に、最適な数、量を造らねばなりませんが、それを「公共財(ここでいう道路)の最適配分」というわけです。
 日本語的には全く一緒なのに、お金にはdistribution、資源や財にはallocationを使われているから、あなたがおっしゃるように、絶対に間違えられないですね。
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この回答へのお礼

本当に遅くなって申し訳ないです。

お礼日時:2002/07/09 17:27

それぞれ次の訳語ですので、明らかに違います。



配分:allocation, imputation
分配:distribution

配分はミクロ経済学特有の、分配は主としてマクロ経済学の概念ということができます。
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この回答へのお礼

ご返答遅くなってすみません。

英単語で見ると全然違うというのがわかりやすいですね。
経済がEconomicを訳すための造語のように、分配、配分も
造語なのでしょうか?

お礼日時:2002/07/09 17:21

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