
新築一戸建てが間もなく完成するものです。
外壁換気が本当にされているのか、またはどこかで空気が遮断されているのか気になっています。
木造在来軸組工法で外壁はサイディング、屋根は化粧スレート葺き、基本的は片流れです。
天井断熱であり、屋根断熱ではありません。長期優良住宅やフラット35ではありません。工務店からは「外壁通気工法で棟換気と軒換気がある」との説明を受けています。サイディングの一番下には指が入るかどうかくらいの空気の開口部が全周にわたってあり、軒裏に換気金物(細長い80cmくらい?3カ所)。片流れのてっぺんにも換気金物(屋根の先端の上に金物、細長い80cmくらい?2カ所、空気がU字型にでていくらしいです)があります。そこまではよいのですが(空気の出口が多少狭い?としても)、気温30°の日中にサイディングの一番下に手をかざしても空気の流れが全く感じられません。実は胴縁や屋根の下地の頃は多忙であまり見に来なかったので、ちゃんと通気スペースがあるのか不安になりました。工務店側の説明としては「軒桁や母屋や断熱材が屋根に近い所も通気スペースは設けてある。夏の暑いときでも空気の流れは分からないときはある」とのことでした。
そもそも外壁通気は、気温30°の日中でも気流はたいしたことないのでしょうか?
それともなにか建築に不備があるのでしょうか?
ネットを見てもあまりたいしたことは書いていなくて
線香を当ててみれば分かるとあったので(放火犯と間違われないように)やってみましたが
空気が吸い込まれる気配がありません。
完成検査ももうすぐなのですが、通気されている/されてないをはっきりさせる良い方法があるでしょうか?
完成検査のときに小屋裏を良く見る(実は小屋裏点検口がなかったので急遽開けてもらうことになっています)といっても素人には自信がありません、完了検査立ち会い業者に有料で立ち会ってもらうのがよいのでしょうか?
詳しい方、お助けください! よろしくお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
結論から言いますと余り気に必要はないと思います
住宅瑕疵担保法が施工されてから建設会社が保険会社に入ることが義務化されましたが
その保険を受けるためには、その保険会社の施工基準を守る必要が有ります
住宅保障機構もその一つですが、そこの会社の施工基準は下記の通りです
http://www.mamoris.jp/kasitanpo/standard/pdf/201 …
59ページあたりが参考になると思います。
通気工法は大きく分けて金物で通気層を確保する場合と木材で通気層を確保する方法がありますが
通気層自体は15~18mm程度しか確保しませんので風を感じることはまず無いでしょう。
肝心なのは基礎部分から入った空気がきちんと軒裏又は小屋裏又は棟換気などから抜けるように
ルートがキチンと確保されているかなのですが、完成してしまってからでは施工状況写真でも無ければ確認することは不可能です。
この資料で例を挙げるとすればサッシ廻りの通気が3センチ確保されているか、
外壁を登って行った空気が軒天の換気口もしくはタルキの隙間を通って小屋裏から外気に排気されているかです。
通気層の役目は他の方も書いていますように内部結露の防止などですが、之をしているから絶対内部結露しないと言えません
部屋の中でガンガン加湿器を使うような生活スタイルだと意味無いと思います。
文章から見ると外壁にも軒裏にも換気金物が設置されているようですし問題無しと思われます
なお換気量の計算として長期優良住宅の場合は小屋裏の換気量が決められておりますが外壁の通気についての通気量の規定は無いようです。
わかりやすく解説していただいてありがとうございました。
添付していただいた資料はすごくわかりやすいです。
完成してしまってからでは、施行状況写真でもなければ確認することはやはり不可能なのですね
今回はネット上の「線香の煙でも当てれば分かる」という言葉に踊らされてしまったようです
風を感じることはまず無いでしょうといっていただけて安心しました。
4名の皆様に大丈夫でしょうと言っていただけて良かったです。
No.5
- 回答日時:
No.3です。
質問があったので回答します。構造用合板を張るのなら、通気工法の一番の目的である壁内結露防止としての機能が発揮できないのです。耐震等級3級を得ようとすると面材による耐力壁が必要になる。この矛盾を解決する方法は幾つかあります。質問者さんには、もはや後の祭りですが、閲覧者のために記述します。
サイディング材メーカー(たとえばケイミュー)の施工マニュアル図には構造用合板張への施工図はありません。通気工法を台無しにするので書いていないのです。しかし、現実には多く施工されているので構造用合板を使わないようにとは書いていないのです。サイディング材メーカーが歌う通気工法の矛盾だからです。
対策としては構造用合板が非透湿性だから問題なので、透湿性にすれば良いとのことでダイケンのダイライトなどの面材があります。ほんの少し透湿性があるのです。構造用合板も濡れたら乾くので、ほんのちょっぴり透湿性はあるのです。
セキスイハウスの木造住宅シヤーウットでは壁内結露防止の工夫がされています。断熱材と構造用合板の隙間に卵パックのようなブラスチツクを入れて空気が通過する隙間を作っているのです。さらに土台と胴差に切り欠きスリットを入れて空気の吸気口と排気口を作り上昇気流を発生させています。完璧ですが、矛盾しているのはもはや必要のない通気工法にしていることです。
次に壁内に湿気を入れなければよいのです。それには室内側に防湿フイルムを全面に施工することです。グラスウールもフイルムが付いていますが、筋交部分や開口部分は隙間が出来てしまいます。ならば隙間のできない発泡ウレタンの現場吹き付けならば完璧です。断熱が完璧だと温度差が少ないので結露しません。欠点は値段が高いのです。
さて、質問者さんの建物は内部結露すのかどうか。通気工法は結露対策の役に立っていないのですから、毎朝氷点下になる地域に住んでいて、24時間換気を停めたらダメ。加湿器を使うとダメ。ガスや石油などの湿気を出す暖房器を使うとダメ。気を付けてください。
No.3
- 回答日時:
サイディングが横張りならば心配はいりません。
それは胴縁が縦に置かれているからです。空気が真直ぐに昇ります。縦張りですと胴縁が横に置かれます。空気の昇り口は胴縁の突合せ部分の数センチの隙間だけです。空気の上昇程度が格段に違ってきます。縦張りだから通気工法が問題と言うわけではありません。壁内結露や雨水浸入の水分程度はその程度の隙間でも乾燥するからです。ただし、夏の日射による外壁の熱を室内に入らないように換気で除去できるほどの通気は縦張りでは期待できません。
通気工法をしているのに外壁下地に耐力壁面材として構造用合板を張っているのを見かけます。その上に透湿防水シートを張って胴縁や通気金具で通気工法としている場合です。構造用合板は接着剤が層となっているので、ほとんど透湿性がありません。室内からの湿気は透過できないので壁内結露になる危険性があります。せっかくの通気工法も浸入雨水を乾燥させる防止効果はあるでしょうが、壁内結露を防止する効果は期待できません。むしろ冬場は通気のために温度が下がり内部結露を促進する恐れもあります。
サイディングは横張りで、胴縁は縦でした。外壁下地は多分構造用合板の上に透湿防水シートです。冬場に結露するのでしょうか?
ご返答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
「通気工法」に付いて、余り詳しい訳ではありませんが、記載致します。
1)「通気工法」の目的
「通気工法」の目的を考えて見ると、その目的は、「雨水の外部排水」と「内部結露」の
防止にある、のではないか?と思います。
「通気工法」と言った時点で、外壁材の窯業系サイディングの厚みと、使用金物が決定
されます。
以前は、胴縁等に「直貼り」(直接釘打ち)でしたが、それでは内部結露が発生しやすく
また、一旦壁体内部に侵入した雨水が抜けずに、窯業系サイディングに「凍結融解」現象や
「カビ」が発生する等の不都合が散見されました。
それを防止する為、専用の金物を胴縁に設置し、その金物にサイディングを固定する
方法が一般的になりました。結果として、金物の厚み分の「空隙」が強制的に作成され
すでにご確認の足元と屋根部分の開口部(通気口)を設置することで、以下の目的を
果たしているものと思います。
イ:侵入した雨水の外部への排出を速やかに行う
ロ:壁体内の通気を促し、内部結露を防止する。
2)「換気回数?」
確かに、私も、どの位の通気が行われているか、余り気にしたことがありません。
ただ、まだ工事中であれば、どこかから途中で空気(通気)が逃げているかも知れず
「圧」が掛かっていない可能性もあります。
また、単純に、換気量、流速等を問題とする内容では無いので、自然対流で空気が
動いてくれれば良い、程度の性格のものでもあります。
この辺りは、使用した窯業系サイディングの技術資料を取り寄せれば、期待する
流量他が解るかも知れませんが、私個人としては、流量は余り重要ではないように
思います。
窯業系サイディングは、その性格上、どうしてもシーリングを必要とします。
また、重ねの目地も発生します。
このシーリングや目地からの雨水の侵入は、経年の中で、避けられないものです。
問題は、この侵入した雨水を如何に速やかに排出するか、ですが、通気工法は
この点で、ある程度期待が出来、有効だと思っています。
3)その他
お話の様子では、特に問題の無い業者のようにも思えます。
仮に有料で検査を他にお願いしても、失礼ながら、この点に関して、それ程の
知見を有する、とも思えません。
むしろ、工務店には恐らく、「木造建築士」「2級建築士」以上の方が在籍
されていると思いますので(確認申請に記載?)、その方から説明を受けるのが
正攻法だと思います。
また、先に申しあげた、窯業系のサイディングの技術資料によって、メーカーから
説明してもらう方法もあります。
個人的には、余り心配しなくとも良いように思います。
ネット上の「外壁通気があるなら線香でも当てれば空気の流れが分かるはずだ」という言葉に踊らされていたのかもしれません。
自然換気ではあまり空気の動きには期待せず、むしろ雨水の排出を期待するということは分かりました。工務店さんもきちっと説明対応していただいているので、過度の心配はしないようにします。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
なんか、勘違いでは、、、。
サイディングが貼ってあれば、、、胴縁も必ず入れてあるので、蒸れない、、、カビが少ない、、、という意味です、、。何か、モーターで吸い出しをしているわけじゃないでしょう。それこそが日本の気候風土にあっておるわけです。最近は、胴縁のしたにビニール引いちゃいますので、木造の家でも、、、密閉性は高いと思います、壁したには、断熱材も入れちゃうので、空気の流れを感じることは無理でしょう。それが仕上げでしょう、、、ザイライコウホウハ、、、日本の気候風土を考えて蒸れない、群れにくい家、、、家の中の換気は、、、小型の10センチカクノ部品が、、着いていませんか、、、あれですね。
基本的に、、、在来なら、窓からの風を窓へと流す、、、その位の考えで、、、ろうそくの煙を必要とするような検査には向かないと思いますよ。家に設計図もらいませんでしたか、、、、。壁の貼り方も書いてあり、、、大工向けと施主向けでは、、、若干枚数も違うかもね、、、。大丈夫ですよ、、、地元の工務店なら、、、しっかりつくりますよ、、、信用がないと地元ではやっていけないものですから。
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