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カエルの語源を調べています。
西アジアで出土される土器に「カエル」が描かれているものが多いと聞きます。

桑信仰にも「カエル」が出てきます。
「桑」=「シルクロード」が浮び、
ひょっとして「カエル」と言う読み方の語源はこの辺りかと
思って調べています。

又、万葉集では、「楓」を「カエルの手」としています。
「楓」とも関わりが有るのでしょうか?
この地域で、楓は何と呼ばれているかも知りたいです。
ご存知でしたら教えて下さい。

A 回答 (1件)

直接的な回答ではありませんが、回答がつかないようなので。



ヒキガエルは目の後ろあたりから毒を出しますが、この毒に幻覚作用があることが知られています。これが初期の信仰(宗教)に取り入れられたのは想像に難くありません(同様のものに、酒、きのこ、大麻などがあります)。
遮光式土器の目は、このカエルの目がモチーフになったのではないかという説もあるようです。
このようなカエルの特性は、黎明期の文明を考える際には押さえておきたいポイントでしょう。

楓については、『かえる手』と呼ばれ(これは形からでしょう)、これが縮まり『かえで』となったと言われています。(万葉集では『蝦手』という表記だったでしょうか)
とまれ、この頃すでに『かえる』と言われていたことが分かります。

その『かえる』の語源は、日本語として下の2つくらい?が言われているようです。
1、泣き声から。ケロケーロ→けーろ(帰ろ)→かえる。あるいは生まれた所に帰ってくる習性からとも。(こじつけ感が強い気が)
2、おたまじゃくしからの変化から。(卵が孵化することを”卵がかえる”と言いますが、その”かえる”と同じではないかと思います)

多言語との対応は良く分かりませんでした。日本語かえるの祖語はカペルkaperuだったと考えられているようです。オーストロネシア祖語はgepkuri?
インドネシア語でkodok, katak という表記を見つけました。関連は良く分かりません。どちらかというと、かわず(かはづ)に近いような気もしますね。

中国語で蛙はワ、蝦はヒ、関連性はなさそうです。
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この回答へのお礼

ここまでの回答ありがとうございました。
面白い糸口を教えて頂きました。

西アジアの遺跡から出土する土器の多くに、カエルの絵が描かれています。その意味はまだ分かっていませんが、たしか、遮光式土器の多くは東北で発見されていたはずです。東北には、ヒッタイトの紋様土器も見つかっている事から、西アジアとカエルは、遮光土器にヒントがあるのかも知れません。

お礼日時:2014/06/26 18:35

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