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海外のサイトにて双極管のうち片方しか使わない場合ヒーターを逆の(使っていない)極につなぐと長持ちするというような内容を見たのですが、そんなことってあるでしょうか?それとも私の翻訳ミスでしょうか?

A 回答 (8件)

回答直後に、原文の説明不足に気がつきました。



真空菅の交換寿命が伸びますよ! というお話でしたが、
これは真空菅の型名通りに12Vをヒーターに印加していた場合であって、使っている極の6.3Vのみ印加していた場合は、簡単には言えません。
(ヒーターの印加数は2倍になるが、それまでプレートには電流が流れていなかった状態なので)

まあ、真空菅の交換寿命が延びるのには違いありませんが、程度問題がかなり違うはずです。

これは和訳の問題に関係無く、運用上の問題です。

気になったので追記しました。
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この回答へのお礼

ご連絡遅くなりました。ありがとうございました。どうやら和訳ミスのようで「反対側」と言う単語は別のところにかかっているようでした。2倍の寿命というのは真空管の回路1つしか使わないから移し替えるようにしてあるという意味だったようです。

お礼日時:2014/07/18 16:36

真空管ハンドブックや実際の真空管を引き出して確認すれば


片側ヒーター使用にできる
それらしき球があるかもしれませんが。
ヒーターで真っ赤になっていた球を見ていると可能のような気がするのですが特性が変わるでしょうからチェックが必要なのかも。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私の勘違いだったのかもしれません。

お礼日時:2014/07/18 16:33

電子回路を真空管で学んだ真空管世代です。


真空管の寿命は、先ず第一にエミッションの低下で決まります。
従って図のようにヒーターを含めて片側ずつ配線すれば、寿命は2倍になる可能性は高いです。
ただし、片側がくたばったら、配線のし直しが必要ですが。
これをヒーター直列で12.6V印加していたら、未使用カソードが常に高温にさらされることになり、カソードに塗布されているエミッション材料が蒸発して寿命は短くなるでしょう。

ところで日立製のものが性能、寿命とも最も優れていたと言う人がいるようですが、以前日立系計測器メーカーの人に訊いたところによれば、松下製を使うと性能が出る回路に日立製を使うと性能が出ず、同一型名だと日立製の使用が義務づけられていたため苦労したらしいです。
また真空管メーカーで真空管を作っていた人によれば、松下がフィリップスと合弁で作った真空管は、出色のできで従来の日本製とは性能も品質も全然違っていたそうです。
ここら辺のことは、学校の同窓会名簿で'50~'60年代の人を調べて訊いてみると良いでしょう。年寄りは暇ですから。
その後、カラーTV時代になり真空管の品種が増えすぎて一社では全品種の生産ができなくなったため、各真空管メーカーに品種毎に割り振られ技術が平準化されて、世界的にも優れた真空管ができるようになり米国にもOEM輸出されました。
現在米国の真空管商社からNOS品を購入すると、例えば'GE'(米国の大電機メーカーで、多分世界一)のマークがあっても'Made in JAPAN'と書かれていたりします。

なお、12AX7の低雑音品には、12AX7A,12AX7○T(東芝製),7025,12AD7,6EU7(交流点火用)があります。
マイクアンプに使うんなら、ヒーターの直流点火は当然として、低雑音品を探しノイズをチェックしてから使うと良いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ちなみにマイクアンプではなくマイクそのものに使う予定です。

お礼日時:2014/07/18 16:34

原文のUP、ありがとうございます。



おかげで遅まきながら、状況がやっとわかりました。

NOSはNEW-OLD STOCK品、今は生産されていないので昔作られた新品を意味すると思います。
よって高価なので、真空菅の寿命について記述されています。

写真の基板(回路)は1個のマイクロフォン用に1回路しか使っていないので、
「2個以上のマイクロフォンを使う場合は、使っていない回路側を使うと、真空菅寿命が伸びますよ!」
というお話だと思います。
この寿命は一ヶの真空菅のことを言っている訳でなく、装置の真空菅交換寿命( the service life of the tubes)の事を言っています。
tubesの複数形がミソかもしれません。

もし回路がこの部分だけなら2倍になります。
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NO.1 です。


日本での真空管は、日立製のものが性能、寿命とも最も優れていたと思います。
但し、日立が真空管性能を向上させた頃には、既にトランジスターが普及し始めていて、設備投資が回収出来たかどうか? という状態でした。
真空管からトランジスターへの頭の切り替えに苦心しましたが、当時は単品毎の添付カタログも充実していて、それなりに使い便利は善かったのですが。
真空管の寿命には色々な原因が考えられますが、最も決定的なのは管内の真空度かと思います。日立は、真空度を格段に高めることで品質の改善を図りましたが、残念なことにやや時代遅れの技術革新でした。
日本製は真空管以外の部品でも、各社製品とも、RCA等に比べると格段に性能が劣っていました。日本の技術が世界的水準に達したのは、昭和40年代後半(1970)頃の様に記憶しています。
12AX7という管種は使用したことがありません。恐らく日本では製品化されなかったのではないかと思いますが、如何でしょう。
寿命については、直熱管にしろ傍熱管にしろ、真空技術に負うところが最も大きい点はご理解戴けると思います。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。日立製の12AX7,12AU7などは出回っていると思います。私のようなにわかの方がこういった12Aシリーズしか興味が無く、ちゃんと真空管を勉強された方の方がご存知無いのかもしれませんね。その他、寿命についての知識、参考になりました。

お礼日時:2014/07/11 09:27

真空管は、40年ほど前の高校生位までの知識からあまり進歩していませんが、回答します。


(大学でも、まだ真空管工学の講座は残っていましたが、撮像管や進行波管についてが主でした)

お尋ねの件は、12AX7についてでしょうか?
この真空管は独立した双3極管なので、お互いに独立しています。
参考URL参照
したがって、逆の回路のヒーターを通電しても動作しないはずです。

ヒーター回路がタップになっているのは、トランスの専用6.3Vヒータータップを使ったり(1回路、2回路)、トランスレスの場合の電圧合わせなどに出来たり、色々と便利な為です。
真空菅の標準ピン数は5,7,9ピンが標準的だったので、2つのヒーター回路を完全独立するのには、無理がありました(10ピンになってしまう)
(オーディオ用だとヒーター回路のハム防止で直流点灯していたので、直流定格も記載されている)

ヒーター、カソード、グリッドは独立していて、プレートを共通した双極管も有りますので、これの場合ならヒーター電圧を低減して長寿命を意図する、と言うのはわかります。
但し、普通は性能を維持できるのは10-20%程度の電圧低減のはずです。
半分では動作しないでしょう。

あるいは予熱状態は1つのヒーターで、スタートアップからは2つのヒーターにして動作を早くし、2つのヒーターを常時点灯の時より長寿命化をはかるとか、、。

使わない回路は故障した際にジャンパー等でそちらを使う例も紹介されていますが、あまり実用的ではないですね。

ご覧になった海外サイトあるいは記述等がわかれば、その表現がどんな場合に適用できるか? 何を意味するのか?
の手がかりになると思います。

参考URL:http://www.vintagesound.jp/?p=134
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

元サイトのURLを貼付けようとしたのですが、見づらいのでスクリーンショットを撮りました。
https://www.dropbox.com/s/sqwini3ocwh2x0n/tube.png

英語の部分です
The plate follower topology of this microphone circuit only uses one half of the tube. We can choose to use either the left side "TK1, TG1, TP1" or the right side "TK2, TG2, TP2". If using expensive and increasingly rare NOS tubes and building more than one microphone, I strongly recommend wiring the microphones to utilize opposite sides of the tube. This way, the tubes can be switched between the microphones and the service life of the tubes doubled or at least significantly increased.

真空管は元は12AX7ですが、そんなに増幅率は入らないようでY7などに置き換えられています。

私としても極は独立しているものと思っていたので、少し驚いたのです。

お礼日時:2014/07/11 09:46

寿命は電子の放出量で左右されますからヒーターが遠いと電圧を下げるのと同様な放出を減らす効果があるのかも



真空管エミ減復活器
ttp://nobunozakki.blog.fc2.com/blog-entry-94.html
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございます。ただ、電圧を下げるのと同じなのであれば電圧を下げた方が早そうですが。片方だけのときだけではなく、両方使うときにも使えますし、、、

お礼日時:2014/07/11 09:35

真空管は極めて特殊なもの(サイクロトロン、光電子増倍管、マグネトロンその他)以外は、殆ど半導体に置き換えられ、日本での生産量はごく僅かかと思います。


小生がラジオやステレオを組み立てていた頃、双極管という便利な真空管が出回るようになり、暫く愛用していました。
双極管の陰極ヒーターは通常直列接続されており、単管の場合(6.3V)の二倍の電圧(12.6V)が供給されていました。従って、ヒーター電極が三個の真空管の存在を知りません。
双極管の片方しか使わなくても、双方の陰極が加熱されるので、電力の節約になりませんし、節約したければ単管を使用すべきです。
ご質問の様な使用方法があるとは、全くの初耳です。

この回答への補足

ありがとうございます。

http://www.drtube.com/datasheets/12ax7-rca1962.p …

普通かわかりませんが12ax7のデータシートです。多分海外サイトの言いたい事は1.2.3ピンを使う場合に5,9ピンに6.3Vを供給するという事だと思います。電力の節約ではなく真空管の長持ちの話です。

補足日時:2014/07/10 12:18
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