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WikipediaよりJackal (vehicle)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jackal_(vehicle)
Coyote.mov

エアフィックスはこれの1/48「コヨーテ」バージョンを売り込んでる。

模型売場でこのマシンを知り、違和感を感じました。
専用の設計っぽく輸送車両の転用とは思えない。
見るからにアグレッシブで戦闘する気満々。
なのに上ががら空き。
しかも途上国や傭兵のテクニカルではなく英正規軍の装備。

これは分類としてはソフトスキン?装甲車?
偵察や車列の護衛に使うんだから軽装甲車かな?

だが運転手も銃手も吹きさらし。
Wikipediaには地雷に強い設計と書かれてますが
前線に出る車両でありながら
今時、防弾フロントガラスも無いのは大胆な気がします。
銃撃、上からの爆発物には確実に弱い。

イスラエルやアメリカの車両の銃座は
年を追うごとに装甲やら防弾ガラスやら増えてますよね。
英軍の偵察用装甲車もWW2のダイムラースカウトカーがオープンで
後継のフェレットは密閉式になってる。
同世代の他国車コマンドウ、BRDM1,2なども密閉式。

このジャッカルは21世紀に、あえて装甲オープンカー。
どういう意図なんでしょうか?
これは兵隊を守りたいのか守りたくないのか?
MBTが前面装甲を優先するようなもので
底面の装甲を優先し、他は犠牲にする戦略?

「ランドローバーウルフに底面装甲を追加した」
くらいの立ち位置なのかな?

でも防弾フロントガラスくらいつけてもいいのに。
そんなに重くないですよね。

「英軍車両「ジャッカル」 装甲オープンカー」の質問画像

A 回答 (4件)

他の方も指摘していますが、イギリス軍つうところは時にものすごく割り切った使い方をするところです。

その典型があのステンガンでしょう。小学生の割りばし鉄砲のような乱暴すぎるデザイン。性能的にも何ひとつ秀でた点はなく、長所は「構造が単純で軽くて使いやすい。そして何よりも安い!」という点のみ。なにしろ複葉雷撃機のソードフィッシュで第二次大戦を戦い切っただけではなく、レーダーまで装備した!レーダー装備の複葉機ってシュールすぎるでしょ。

防弾ガラスも装備しないのは、何といってもコストが安くて整備も楽ってことです。防弾ガラスもアフガニスタンやイラクのような砂漠の地で使うと防弾ガラスも汚れて細かい傷もついて前が見づらくなるでしょう。オープンなら、「前が見づらい」という問題も発生しません。実にイギリス軍らしい解決方法です。
防弾装備も何も持たないのは、「そこまでシビアな最前線では使わない」と考えるからだと思います。「時に攻撃のときも使うってあるじゃないか」に関しては、「一緒に突撃はしません。ちょっと手前で兵員を降ろして後方で待機します」ってことなんでしょう。
上がオープンなのも、アラブテロリストとの戦いでは地雷が爆発することがあっても上から砲弾が落ちてくることはないからだといういかにもイギリス軍的な割り切りだと思います。

たぶん、結局のところはコストなんじゃないかなと思います。イギリス軍てアメリカ軍ほどお金持ちじゃないから基本思想がケチなんですよ。フロントガラスがなければその分安いし、修理や整備も楽チン。天井がなければその分の鉄板も要らない。吹きさらしだと兵士がつらいんじゃないかには、軍隊ってのはつらいのを我慢するところだァ!ってなもんじゃないですかね。昔から要らん(とイギリス人が思った)ところには金をかけないところではあります。
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この回答へのお礼

納得のBAです。
英軍の性格、とくに兵器への考え方がよく分かりました。
いろんな事例がクリアに繋がって気持ちいい。
大変ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/04 01:44

英軍は、古くは、ロンメルの戦車軍団を北アフリカから駆逐した(と言ったら大袈裟か?)ランドローバー”ピンクパンサー”以来、戦場を駆け回るために”割り切った”装備の車両を持っている。



1980年代にも、防御(装甲)はそのままで、積めるだけの装備を積んだ(ボンネットの上から迫撃砲を撃てたりする)ローバー(呼称は忘れた)を採用していたし、AFVのウォーリアも対戦車ミサイルを標準装備していない(湾岸戦争を経て”搭載可能”にしたけど)。

誰が言ったか忘れたけど”我慢強い戦争をする”という「英軍の伝統」もあるかもしれない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。僅差で次点です。
「割り切り」というキーワードは
こちらが先なので心苦しいです。

お礼日時:2014/08/04 01:43

英軍のHPを見ましたが、前線に出る車両ではなく、あくまで長距離偵察や輸送車両護衛のための車両ということです。


軽装甲なのは、積極的に交戦することは想定していないのでしょう。
となれば、仕掛け爆弾や地雷対策を優先するのは頷けます。
それに、防弾ガラスは相当重いですよ。厚さにもよりますが、このサイズなら数100kg は必要でしょう。

参考URL:http://www.army.mod.uk/equipment/23243.aspx

この回答への補足

回答ありがとうございます。前線云々は語弊があったみたいですね。というか気を抜いて私がミスしました。すいません。

記事拝見しましたが、偵察、護衛のほかにrapid assaultというのも任務としているみたいですね。私はなんだか分かりませんが語感は攻撃っぽい。防弾ガラスは重いものなんですね。ただ、金網くらいはつけてもいいんじゃないかなと。これでは投石、火炎瓶でやられます。投石への防御という点では、これに護衛されるトラックに劣るような。オープントップの装甲車両は第二次大戦が全盛で、新規生産は1960年代までですよね。たとえばソ連のAPC、BTR152がドイツやアメリカの装甲車の混合でオープン。後継のBTR60の初期がオープン、後期が密閉。その後のBTR70以降は全部密閉だったり。もう少し回答を待ちます。

補足日時:2014/08/02 01:58
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対戦車ミサイルが「ムチャクチャ安い」だから重い戦車はコストパーフォーマンスが悪い。


戦車なら「禁じ手の」劣化ウラン弾をバカスカ撃てる米国が「戦車対戦車」という「時代後れ」の戦場で使う以外意味が無い。
装甲は「歩兵」「輸送車」を守れれば良い。
こいつは「速度で稼ぐ」値段が安けりゃいい。
市街戦には向かない、相手のミサイルの良い餌食。
今の戦争、紛争、ゲリラ、テロ、単能の兵器はもう要らない。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>戦車対戦車」という「時代後れ」の戦場で
タンキスタにはきっついお言葉。でも事実かもしれない。
先進国とそれ以外で戦車の能力に差がつきすぎた。
そしたら、第三世代戦車にそれ以前の戦車をぶつけたりせず
IED、RPGで攻撃するのが戦術的に正解ですよね。
第三世代戦車、ぶっちゃけ好きじゃないです。
第二世代以前との絶対的な性能差が南北問題の象徴のような。
ジャッカルに戻りますが
速度が強みと言っても低速、停車の時間は当然生じます。
市街戦に向かないといっても、戦地に展開したら
入らざるをえないでしょう。特に偵察車なら。
これがオープンであることは、むしろ汎用性を下げるでしょう。
ミサイル以前に投石、火炎瓶で損害が。
謎です。もう少し回答を待ちます。

補足日時:2014/08/02 01:36
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