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次期政府専用機の選定に際して、日本政府はANAとJALにRFPを出し、両者ともにB777-300ERを推した為、費用面だけの比較検討となり、結局ANAの提案が採用されたそうです。

ANAは現在もB777を19機運用しており、今後もB777を9機追加購入する方針ですから、自社の使い慣れたB777を政府専用機に採用してもらえれば、保守・整備の量産効果も期待できるので好都合です。

しかし、JALはローンチ後20年を経たB777に見切りをつけており、次期主力機としてエアバスのA350XWBを選定。
確定発注31機、オプション25機、合計でなんと56機ものA350巨大フリートを構成する戦略です。

JALが社運をかけて決定したA350大量購入の背景には、燃費、安全性、信頼性、整備性にすぐれ、総合的に20年前のB777よりA350XWBが優れていると判断したからです。

JALは今後20年間におよぶ主力旅客機の選定においてA350XWBが優れていると判断し、運用中のB777デコミッションを決定したにもかかわらず、政府専用機にはB777を推薦した理由がわかりません。

世界一安全なA350で旅客の安全は確保するけど、政府専用機にはそこまでの安全性は要らないと判断した、なんてブラックジョークですよね。
自社が選定しない旧型機を政府専用機に推薦したJALの判断基準はなんでしょうか?

民主党から3800億円ももらってしまったJALとしては、自民党政権には最高の飛行機を使わせたくないのか?

JALによる旧型機推奨理由として思い当たる理由があれば、ご教示ください。

A 回答 (4件)

導入後の整備運用のメンテナンス委託をしやすいことが一番の理由。

A350を選ぶとまだ世界中に5機しかなく、飛行先での整備ができないかもしれませんよね?B777は1000機以上も作られていても事故は4件であり(エンジン構造起因1件、ヒューマンエラー1件、テロによる撃墜1件、不明1件)、B777の安全性は群を抜いているのです。

一般旅客なら定期便就航地で徐々に整備できるようにすれば良いですが、政府専用機となると、そうはいきませんよね?B787では小さいようなので、要件を満たすものはB777しかないのです。

つまりエアバスA350は現行機がボーイング製という継続性と日米同盟関係という外交的政治判断によって選定から外れているだけで、A350の性能・信頼面が原因ではないのです。
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この回答へのお礼

確かに古い機材を推奨する意味があるのでしょうね。

導入後に20年運用することを考えると、最後には40年前の設計の飛行機に乗って天皇陛下が外遊されることになるのですね。


どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 13:56

No.2です。



”B777メインにするANAに負けるとは考えなかったのでしょうか?”
政府専用機、宣伝としては良いでしょうけど、利益がそんなに出るとは思えません。必ずしも取りたいと思ってなかったかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

再度の投稿ありがとうございます。

たしかに、一度倒産して痛い目にあっているJALの職員一同としては、あまり儲からない政府専用機の調達・整備などの業務は失注してもかまわなくて、あくまで自社のA350で稼ぎまくることを優先している可能性が高いですね。

逆に、ナショナルフラグキャリアにあこがれているANAは損得勘定抜きで、天皇陛下の飛行機の整備という名誉を勝ち取りたかったのかもしれません。

そして、両社ともにローンチ後20年のB777機を推奨した理由は、”天の声”だったかも、、、。

お礼日時:2014/08/15 13:55

B777は古くから使われていますから、行く先々で何か不具合があっても部品等が入手しやすい、と判断したのでは?



A350を運用する際、当然自社路線のある空港には部品等を用意するでしょうけど、A350は最新鋭ですから政府専用機として行く先に部品があるとは限りません。政府専用機は遅れがあってはなりませんし、まして飛ばせないことがあってはなりません。2機同時に運用しますから、1機になにかあっても予定通り飛ばせますが予備がなくなります。そんなとき、他社から部品を回してもらえれば修理後すぐに2機運用に戻せます。政府専用機にはA350よりB777の方が有利と判断したのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

JALの営業さんは、A350メインにする方針のJALがB777を推薦しても、B777メインにするANAに負けるとは考えなかったのでしょうか?

お礼日時:2014/08/13 14:13

>JALが社運をかけて決定したA350大量購入の背景には、燃費、安全性、信頼性、整備性にすぐれ、総合的に20年前のB777よりA350XWBが優れていると判断したからです。



最新鋭機には「知られていない未知の不具合」がある可能性があります。

「民間用なら、未知の不具合があって、事故っても、死ぬのは民間人」ですから、JALは「民間人を載せて、今後20年かけて、未知の不具合が出ないかを、営業路線を使って実地テストしていくつもり」なのです。

「最新鋭だから安全」とは言い切れないのです。

しかし、20年間基本設計が変わってない機体なら、もう殆ど「未知の不具合は出尽くして、枯れている筈」です。

起きる事故は「人為的なミス」くらいです。

JALは「民間人なら、未知の不具合で事故が起きても『運が悪い』で済むが、政府要人は、そうはいかない」と考えただけです。
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この回答へのお礼

JALはヒドイ会社なのですね。

一民間人としては、JALがお客の命も政府要人の命と同じに扱ってほしいと思います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/13 12:50

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