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リーマンシヨックの原因を分かりやすく教えて下さい

A 回答 (8件)

簡単に言っちゃうと、「高級牛肉」と「格安鶏肉」の「合挽き挽き肉」で、ハンバーグを作って売ったら、その鶏肉は、鳥インフルエンザで死亡した鶏肉と判明し、全て返品になっちゃった・・と言う様なお話しです。



まず、本来は貸付けが不適格な低所得層に、「サブプライムローン」と言う、貸付けを行いました。
このローンは、途中から返済額が増加するという変則的なモノでしたが、当事のアメリカは不動産バブルだったので、銀行は不動産が値上がりすれば回収は出来ると言う見通しで、借り手の低所得層も、「家が値上がりすれば、何とかなる」と言う感じで。

このサブプライムローンと言う銀行債権を、「鶏肉」と考えて下さい。
この鶏肉を、「証券」と言う金融商品(ハンバーグ)にしたワケです。

サブプライムローン鶏肉のハンバーグなど、危なっかしくて買えませんので、ロバート・コックス・マートンと言うノーベル経済学賞を受賞した学者などが提唱した、「金融工学」の手法を使い、「安全」と称したのです。

即ち、サブプライムローンと、安全な債権や証券をごちゃ混ぜにすれば、「安くてお得な、美味しいハンバーグ」が出来上がると言う話しです。
ノーベル賞学者のお墨付きで、良く売れたのですが・・。

ところがサブプライムローンで、返済不能に陥った債務者が多発し、その債権は紙クズ同然にまで値崩れしちゃったのです。

サブプライムハンバーグの大手であったリーマンブラザーズが破綻し、その他の同業者やら、多数の証券保有者も、さんざんな目に遭うし、「食の安全」に不信感が漂う様に、金融,証券業界も不信感に覆われ、世界的な恐慌に陥ったのが、リーマンショックです。
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もともとはサブプライムローンという貧乏人相手の高利の住宅ローン債権を細分化し、他の金融債権と一緒にして売り出した莫大な金融証券が焦げ付いたことに端を発します。

こういう手法はノーベル賞をもらった数学に強いアメリカの経済学者が考え出しました。分かりやすく言えば、100ドルの資金を信用拡大によって1万ドルに見せかける手法です。サブプライムローン自体はそれほどの金額ではなかったのですが、信用拡大によって焦げ付いた債権が天文学的数字になったのです。これ以外にも担保不足でも金が借りられるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という信用膨張手法によって焦げ付いた借金が、同じく天文学的数字になったことも原因です。金をオモチャにしてはいけないという教訓です。でもアメリカの金貸し連中はまたまたその愚を犯し始めています。懲りない連中です。
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リーマンシヨックの原因は他の回答者の方々が書いているように住宅販売による過剰な住宅ローンが最初です。


しかし、そこで終わらなかったのです。
この住宅ローンは自動車ローンにも波及したのです。
これによってGMなどのSUV(スポーツ用多目的車)が爆発的に売れました。
これら住宅ローンと自動車ローンは、日本の土地神話によるバブル経済と同じ構造でした。
つまり、返済能力の調査をないがしろにした猛烈なローン販売競争に突入したのです。
これによって米国のかなりの自動車販売会社が倒産しました。
このことは数年前にNHKスペシャルでも特番放送されました。
日本ではバブル経済崩壊のショックが大きいのですが、米国はそれが対岸の火だったのですね。
これからも同様のことが他国で起こるのだと見ています。
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>リーマンシヨックの原因を分かりやすく教えて下さい。



回答:韓国が悪い。

わかりやすかったでしょうか。

以下は、もう少し詳細な回答となります。
それでも平易な表現を心掛けたつもりですが、質問者様のレベルが不明なので自信がありません。
(そのような要求をしている段階で、どのように説明しても無理かもしれません)

「リーマンショック」とは「リーマンブラザース」という会社の破綻から始まった、信用不安による金融危機の事です。(「リーマン」の破綻だけが問題だったのではありません)

そして、その破綻の原因は「サブプライムローン」です。

まず、当時のアメリカの状況ですが、
FRBが金融緩和と低金利政策をとったことにより、
低金利→市場への資金の流入→金融機関の融資競争の激化 が起こっていました。

その結果、投資と住宅の購入(詳細は後述)が活発化しました。
これにより、返済能力が疑わしい人にも融資が行われるようになり、低所得者層がサブプライムローンにより住宅を購入しました。

サブプライムローンとは、信用力の低い低所得者層向けの住宅ローンのことで、
その内容は、初めの当初の金利は低めに設定→数年後から高金利になる というものです。

これについては、購入後に住宅の担保価値が上がれば、それを担保に、低金利のローンに借り換えたり、更に借金をする(生活費にする)ということが可能でした。

そして、当時のアメリカでは、住宅価格は今後も上がり続けると思われていました。

確かに、アメリカの住宅価格は、2000~2005年まで上昇していました。
しかし、FRBの政策が利上げに変わり、住宅ブームが終わった(=価格の下落)為に、ローンの延滞や返済不能者が急増し、多くの人が破産して自分の家を失うことになり、貸出先も債権の回収が困難になりました。(=不良債権化)


↑のアメリカ内の問題が世界に広がったのは、これらの資金を海外から「証券化商品」として販売して調達していた為です。(これについては複雑なので省略します)


↑の状態ですが、日本のバブルとほぼ同じです。
(金融緩和で投資先を失った資金が不動産に行き、それを担保にした借り入れによる市場の活性化)


リーマンショックは、リーマンブラザースが破綻しなければ回避できたかもしれません。
(少なくともあそこまで悪化しなかったかもしれません。)

しかし、韓国の会社がリーマンを救済(買収)すると言っておいて、土壇場で断った為に、リーマンは破綻してしまいました。(動画も参照)

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 ソ連崩壊(1991年)で、アメリカの軍事費負担が急減。



 クリントン政権(1993年1月~2001年1月)時代は、「平和の配当」で、軍事費を減らし、内政に予算を回した結果、経済が充実、税収も増加して政府債務減少に転じた。
 1999年政府債務GDP58.6% ⇒ 2000年52.7%

 ブッシュ政権(2001年1月~2009年1月)
 クリントン政権時代、中東和平へ向けイスラエルに対して圧力を掛けていたのを止め、イスラエル支持を明確化。イスラム教徒の反発を招き、それによって2001年9月11日、いわゆる9.11テロが発生。
 アメリカ経済が好調で、やや過熱気味であったので、金融引き締め・政策金利引き上げが必要な経済状態であったところに、大規模な対テロ軍事政府支出が必要となった。

 その結果、
1、税収が減少する金融引き締め・金利引き上げは行わない。
2、それでも不足する軍事費に対して国債を発行して資金を確保し、武器等の政府支出を急増しなければならない。
 ことになった。

 金融引き締めとは逆に、軍事特需による大幅な資金供給がアメリカ政府によって行われたため、経済が活況化し、本来であればFRB(アメリカ金融制度理事会)が金融引き締めを実施すべき経済状態であったが、税収減に結び付くため、金融引き締めを行わなかった。このため、アメリカ経済がバブル経済と化した。

 更に、経済のグローバル化が進んでいたため、アメリカのバブル経済が世界各国の経済を刺激し、世界的バブル経済になって行った。(1990年、既にバブル経済を経験していた日本は、この世界的なバブル経済の中では、比較的バブル化が少なかった。)

 
 このアメリカ発の世界バブル経済の危険性は、2007年頃から指摘され、修正の動きもあったが、2008年「バブル経済を前提にしたサブプライムローンを証券化したもの」を主力商品として取り扱っていたリーマンブラザーズという証券会社の経営破たんが心理的引き金になって、世界的金融バブル崩壊が起こった。

 サブプライムローンについては、他の回答者さんの回答を参考にしてください。
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2008年のリーマンショックの前年にサブプライムショックと言う、言わば不動産バブルの崩壊がありました。

リーマンブラザーズと言うのはアメリカの大手投資銀行で、このサブプライムショックによって住宅ローンの回収が出来なくなり、更に株価などの暴落によって経営破たんに至ります。

このリーマンブラザーズの破たんによってアメリカ経済が急降下し、為替が安全な円に流れることによって急激な円高になり、輸出企業の多い日本経済を直撃し株価が暴落しました。

超簡単に言えばこんな感じでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/20 14:10

アメリカでサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)が流行。



サブプライムローンの金融商品が登場するまでに成長(リーマンブラザースも大きく関与)。
※ただしこれは不動産価格の継続的な上昇に強く依拠したものであり、日本のバブル経済と非常に似ていた

サブプライムローンの不良債権化が一気に発生(バブルの崩壊)。

サブプライムローンの金融商品を大量に保有していた投資会社が大損失。

不動産を中心とする各分野の資産価値が暴落。

投資会社の損失がさらに拡大。

リーマンが倒産(史上最大規模=64兆円の倒産)。

さらなる信用収縮が起こり、世界規模の金融危機、経済不況へと発展。

というわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
1番目のサブプライムローンについては若干理解できました。
んで、2番目のサブプライムローンを証券化という所で理解ができていないです。

サブプライムローンの金融商品とは国債みたいなものなのでしょうか?

お礼日時:2014/09/20 14:00

学校の宿題のような気がしますけど・・・・・



リーマン・ブラザーズという158年続いた
売上高590億0300万ドル(6兆円)
総資産6910億6300万ドル(70兆円)
従業員数2万8556人

の全米4位の投資銀行が2008年に負債総額約6000億ドル(64兆円)倒産したのがリーマンショックのようです。

これによって世界で550兆円の損失が出たようです。

550兆円ってピンと来ないですね。
1年間の日本の国民総生産が570兆円ですので、その年日本が消えたような感じになりました。

結構大変ですね。

でも約20年前の日本のバブル崩壊で1000兆円の損失が出たそうで、どれだけ大変だったかが分かりますよね。
それがまだ日本に悪影響を及ぼしているんですね。

何故リーマンショックが起きたかは、他の回答者にお任せします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2014/09/20 13:49

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