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電子回路のダイオードに関して、「ツェナー電圧」と「降伏電圧」という用語があるのを知りました。

この二者が同義であるように記載している本もあるのですが、これはツェナーダイオードに限ってということでしょうか?

他の種類のダイオードにも「降伏電圧」があり、その場合は「ツェナー電圧」とは呼ばない、ということはあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんにちは。



ツェナー降伏はツェナー電圧がおよそ5.1V以下のツェナーダイオードで発生し、トンネル効果が主体、
5.1V以上のツェナーダイオードや、通常のダイオードはアバランシェ降伏が主体、
5.1v付近のツェナーダイオードは2種類の現象のミックスで起こるそうです。

http://japan.renesas.com/support/faqs/faq_result …


普通のダイオードの場合、5.1Vより大きな逆耐電圧があるので、アバランシェ降伏のみとなるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アバランシェ降伏というのもあるのですね。
参考になりました。

お礼日時:2014/10/03 14:31

>他の種類のダイオードにも「降伏電圧」があり、その場合は「ツェナー電圧」とは呼ばない、ということはあるのでしょうか?



トンネル効果は、どのダイオードにはあると思いますが、ツェナーは部品名にもなっていますので、ツェナー電圧と呼ぶには、部品として使えるレベルでないといけないと思います。

ツェナー効果は、半導体なら大なり小なり全て起こり得る現象だと個人的に考えています。
ツェナーダイオードは、ある一定の逆電圧から急に流れ出す現象で、故障しません。
しかし、他の部品では逆電圧でトンネル効果が発生すれば、故障或いは焼損に至るため、原因が掴めないため、原因究明ができないのが現状だと思います。
あと、どの本にも書いていません、半導体のデータシートで漏れ電流は、トンネル効果ではないと個人的に考えています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

トンネル効果というのが関連するキーワードなのですね。

ツェナーダイオード以外ではトンネル効果による故障が起こるのですね。
なるほどです。

色々勉強になりました。

お礼日時:2014/10/06 14:11

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