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手振れについての質問です。

聞くところによると、昔から手振れしない為にはシャッタースピードを1/焦点距離で撮影すると良いと言われていたとか。

私はデジタルからカメラを始めた新参者ですので、フィルム時代の事は知りませんが、デジタルでは手振れしていないかを等倍で確認する事が多いですね。
最近のカメラは撮影後に自動で拡大表示して手振れの確認ができる設定もありますし。

そこで疑問なのですが、手振れの確認で等倍表示しますと、それはデジタルズームしている事になるわけで、2000万画素超えのカメラなどではすごい超望遠の状態に換算されるわけですよね。
その状態で手振れしていないという事は、昔から言われている1/焦点距離の常識からかけ離れた状況だと思うのです。

このように以前の常識からかけ離れた状況になったのは何故なんでしょうかね?

推測されうる可能性をいくつか考えてみました。、
1、デジタル化以降ユーザーが手振れを気にするようになり、手振れしない撮影技術が広く浸透した。

2、カメラが手振れに強くなった。手振れ補正の効果が強くなったり、手振れしにくい構造や機構の採用など。

3、以前の常識が間違っていた。

皆さんはどう思われますか?

A 回答 (7件)

フイルム時代から一眼レフを使っています。

フイルムにもいろいろありまして、たとえば低感度リバーサルは非常に細かく写せます。高画素数機に相当しますね。一方、高感度のネガでは実質的な画素数は非常に少なくなります。当然、より高解像度のフイルムでは手振れも厳しくなります。
あと、レンズも変わってきました。以前より解像度が非常に高くなってきています。最新のデジタル向けのレンズを低感度リバーサルフイルムで撮ったことがありますが、以前のレンズとは写りが違う、と感じますね。

ご質問ですが、撮像素子が高画素数になり、レンズの解像度も上がったことで手振れがより目立つようになった、と私は感じています。フイルムが細かな粒子で画像を作っていますが、これは不規則であったことも微小なブレが目立たなかったのでは、と思います。フイルム時代、ピントやブレのチェックは高倍率のルーペで行っていました。私は、シャッタースピードは1/焦点距離より2~3段遅くてもブレが目立たない程度には写せていましたが、デジタル一眼レフでは無理ですね。1段早くてもブレが見える写真がよくあります。手振れに関しては、以前より目立つようになりました。今ではシャッタースピードは1/焦点距離より1~2段早くするのを目安にしています。
一方、手振れ補正は非常に強力になってきています。上記は手振れ補正機能がないレンズでの話です。今の手振れ補正機能のあるレンズは望遠でも非常に良く効きますね。

ということで、ご質問に書かれている「1」は間違いでしょう。撮影技術が高いひとはいますが、撮影する人が増え、コンパクトカメラが支えにくいこともあり、手振れに関しては撮影技術は悪くなっていると考えます。しかし、「2」の手振れ補正機能がよくなり、抑えられている、と考えます。

「3」に書かれている常識が間違ってた、というのは表現が不適でしょう。常識が変わった、と考えるのが良いと思います。
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そもそも、ブレていなければ、どんなに拡大してもブレて見えないわけですが…。


それが例えフィルムで撮ったものであったとして、フィルムのごく一部をトリミングして写しても、ブレていないのと同じこと。

もう少し頭を柔らかくして考えてみましょう。

例えば、フルサイズ機のNikon D810、3600万画素のカメラに、200mmレンズを取り付けて1/200秒で撮影したとしましょう。
この時撮った写真がブレていないとして、その写真の中心を、DXフォーマット程度の画角にトリミング(換算300mm)したところで、ブレていないものはブレていません。
ちなみに、3600万画素のカメラでDXフォーマットの画角に切り出すと、大体1500万画素になります。つまり、もとのフルサイズの画素数の半分以下です。

次に、300mmレンズに付け替えて、フルサイズのまま1/200秒で撮影。
このシャッタースピードでは、極わずかにブレが分かるかもしれません。

この差は画素数です。最初の例では、300mm相当にクロップ(トリミング)した結果、画素数は1500万画素と半分以下になるのに対し、300mmレンズで3600万画素で撮るのとでは、当然3600万画素のほうが画素数が多い分、微細なブレは目立つことになります。

等倍表示すれば、画素数の多いデータのほうが、より拡大されて見えることになるので、当然ながらブレも目立ちます。


フィルムカメラもデジタルカメラも、手持ちで手ブレ補正などを行わず、同じシャッタースピードであれば、ブレ量も同じです。
逆にフィルムカメラの時代は、拡大して表示することが簡単ではなかったので見過ごされていた微細なブレが、デジタルになって簡単にわかるようになったと思います。
最近のミラーレスは、ミラーショックがない分、微細なブレに対しては一眼レフより有利なケースも有ります。

フィルムカメラで世界で最初に手ブレ補正機構を搭載したのは、NikonのZoom700VRという、1994年に発売されたコンパクトカメラですが、一般的なデジカメに手ブレ補正が搭載し始めたのは、2000年代半ば以降です。
今では、多くのカメラに手ブレ補正機構、あるいは手ブレ補正レンズが組み込まれいますので、以前よりは意識せずとも、手ブレは感じないと思います。
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>2000万画素超えのカメラなどではすごい超望遠の状態に換算されるわけですよね。


なりません・・
ハイエンドコンデジ?、ミラーレス、一眼レフ使えば分かりますが、
凄く精細に写ります!しかしコンデジはディティールが潰れてるのが殆どです!
つまり等倍で見ても手ブレ(余程酷くない限り)か分かりません。。

逆にミラーレスとかだと、1000万画素程度?でもわずかな手ブレが判別出来る様(違和感を感じる)に
なります!
(最初はピンボケと区別付かないかもしれませんが、使っていけば気付くようになるかと)
>“SSの1/焦点距離”と“等倍での確認”
が実感できるようになります。

>手振れしない撮影技術が広く浸透した。
4000万画素とかの一眼レフになると、今でも充分手ブレに苦労する羽目になると
思います・・・



手ブレの程度?
最悪:二重に見える(コンデジでも分かる)
悪:ぼやけてる(コンデジだと分かりにくい)
普通:ちょっと甘い(普通と良はコンデジだと判別できない)
良:キリッと見える
と思いますw
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デジタルズームとpixel等倍表示について、質問氏は、多分に言葉のアヤで使われたのだと理解させて頂きますが、回答者さんの方が誤回答されていらっしゃいますので、シャシャリ出します。



デジタルズームとpixel等倍表示は、全くの別モノです。
デジタルズームは、センサー上で絵をトリミングし、不足画素数分を補完処理する機能。
pixel等倍表示は、ディスプレー上で、画像のドットとディスプレーのドットを1対1の関係で表示する事。
ですから、ディスプレーのサイズ解像度が同じなら、同然に高画素画像データーの方が拡大率では大きくなります。
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>昔から手振れしない為にはシャッタースピードを1/焦点距離で撮影すると良いと言われていたとか。



手振れ限界の目安は、お考えどおり35mm判ではSS=1/焦点距離。
勿論、技量・カメラのホールディング性など、各種の諸条件に因り、変わる事は申すまでもありません。


>推測されうる可能性をいくつか考えてみました。、
>1、デジタル化以降ユーザーが手振れを気にするようになり、手振れしない撮影技術が広く浸透した。
>2、カメラが手振れに強くなった。手振れ補正の効果が強くなったり、手振れしにくい構造や機構の採用など。

デジタルカメラが普及する以前、キヤノンでは1990年代に防振レンズの開発に着手。2002年8月には、銀塩カメラでも使えるIS レンズを発売しています。
この技術が、今日の光学手振れ補正方式に引き継がれています。
方や、ミノルタでは、デジタルカメラになってから、センサーシフト手振れ補正方式を開発しました。

その後、更に、レスポンスの良い3軸加速度角度センサーが開発される等の技術向上により、今や、手振れ限界の補正効果4段分が確保されたレンズやカメラが当たり前の時代です。

また、デジタルならでは補正方法として、手持ちマルチショット方式があります。
これは、手振れし難いシャッタースピードで、数コマ撮影。これを加算合成する方法です。
難点は、ズレた像を合わす為に画角が少し狭くなるのと、動く被写体だと上手く合成出来ない点です。
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>、2000万画素超えのカメラなどではすごい超望遠の状態に換算されるわけですよね。



違いますよ。
100万画素も2000万画素のカメラも等倍で見る時の拡大率は同じです。

1.手ぶれ補正機構はフィルムカメラの時代に既に完成していました

2.はい

3、あなたが間違ってるだけです。
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>手振れの確認で等倍表示しますと、それはデジタルズームしている事になるわけで、2000万画素超えのカメラなどではすごい超望遠の状態に換算されるわけですよね。


その状態で手振れしていないという事は、昔から言われている1/焦点距離の常識からかけ離れた状況だと思うのです。

この前提が間違っているから混乱されているのだと思います。
本体で表示される写真は、例えば2000万画素のデータを間引いて数十万画素で表示しているわけです。
等倍表示はその間引きをやめて、2000万画素のままの画像のごく一部を表示させているだけです。
デジタルズームとかの概念とは関係ない話です。

わかりやすいか自信ありませんが、例えば壁一面に書かれた日の丸を離れて一望すると、白と赤の境界は限りなくくっきり見えるかもしれません(←カメラ本体で写真全体を観た状態)。
でも実際にその壁に近寄って虫眼鏡で見ると、実は白と赤の境目は絵の具がにじんでぼやけているのが確認できるかもしれません(←等倍表示で写真の一部を観た状態)。


等倍表示は単に一部を拡大(本当は縮小されたものを元に戻しているだけ)して、手ぶれを確認しやすくしているだけのことです。
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