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太陽電池のコストを2030年には7円/kWhになると希望的予測が下記のURLなどに
出ています。なぜ下がるのでしょうか。下げなくてもFIT制度でインセンティブが働かないように思います。予想できるのか理由が分かりません。FIT制度が買取制度を徐々に下げることによって自動的に下がるのでしょうか。そうなれば事業者もビジネスの旨みがなく参入が鈍り絶対量が増えません。累積生産量が増えてもメーカー卸売り価格は高く売りたいのが人情ですからコストは下がらない気がします。このままだと日本の太陽電池産業、風力発電産業は消えていくような気がします。競争原理が働く必要があります。
何が復元力になりコストダウンのモチベーションになるのでしょうか。


http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/140 …

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

No.3です。



>FITの制度をどのように活用すれば今の電力会社が接続拒否を言わないようになるか

「今」物理的技術的にこれ以上不安定な電源を繋げられないという意味では仕方ないのですが、こうなることを予想して対策(スマートグリッドの研究開発投資)する気の感じられない電力会社は発送電分離してしまえ…
今の問題の一端は「消費地から離れたところに作っちゃうからろくな送電線がない」ところにあるので、もっと消費地に近いところで発電して地産地消を目指すのがいいんじゃないかと思います。なんなら直接供給…あれ?電力会社を通さないとFIT制度の対象外?
系統不安定保証料金と言わず、不安定な発電能力をうまくさばけたらその何割かは送電会社の儲けにするなんていうのも制度としてありなんじゃないかと思います。

まあコストダウンの根拠はないですな。どの技術がモノになるかなんて分かるわけないし、高温超伝導みたいなブレークスルーが何年後に来るかなんて以下同文。少々のコストダウンが出来ても今の構造のままじゃ総合的な設置コストが重すぎる。
運良く本当に太陽電池のコストが下がったとしても、シェール革命が日本にも来て火力発電のコストがそれ以上に下がってしまえば太陽光発電を推進する意味が半減する。
逆に火力発電のコストが上がってしまえば、原子力と自然エネルギーに頼るしかなくなる。
太陽電池とかが主力になる日がかならず来ると信じているなら、期限を決めずにジャブジャブ補助金を突っ込めばいいわけで。そうせずに年限を切っているのは(表向きは楽観的なことを言いつつ実際は)太陽電池バイバイな未来も含めて想定しているからなんですよ。

参考URL:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/141 …
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習熟効果を比較的大きくカウントしているのでしょう。



但し、それ以前に太陽電池自体が大きな自然破壊を招きますので、主流にはなりえません。
現在の買取価格は高過ぎますので、下がります。
結局、技術としては壮大な失敗で終わる。
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下がらないと思います.


この手の議論では必ずと言っていいほど生産数が増えるとコストが下がるという主張が出てきますが,間違いです.確かに生産数が増えればコストは下がりますがそんなに下がりません.コストが低下するのは技術革新によるところが大きいです.
技術は勝手には発展しませんし,予測も立ちません.風力や太陽光発電のコストが安くなって実用的になど十年以上前から言われてきていますが実際にはご存知の通りです.
産業としてどうかということですが,これは補助金はどんどん低下しているのでビジネスとしては成立しないでしょう.補助金を下げれば発電コストが下がるというのはナンセンスです.競争原理が働いたところで無理なものは無理です.農家の補助金を下げれば野菜が安くなりますか?そもそも競争原理というのは自由な市場での話であって,補助金を出している時点で自由な市場ではありません.
また,発電コストが下がったとしても,供給能力が不安定という欠点は何も改善されないので風力,太陽光発電が3割以上占めるのは不可能に近いとおもいます.

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

>発電コストが下がったとしても,供給能力が不安定という欠点は何も改善されないので風力,太陽光発電が3割以上占めるのは不可能に近いとおもいます

厳しいお話ですが不安定さの問題は電池が今後も発展しますから大きな改善が期待できることにします。

>農家の補助金を下げれば野菜が安くなりますか?そもそも競争原理というのは自由な市場での話であって,補助金を出している時点で自由な市場ではありません.


これは同感です。しかしFITのお陰で太陽電池設置はここまで進みました。ここで設備を廃棄処分すれば丸損ではありませんか。補助金制度を即中止しても設備は有効利用すべきだと思いますがいかがでしょうか。7円くらいでの家庭用の電力を誰か蓄電池を持っている人が買って再販すれば、いやその時は4円ぐらいですね。一般家庭の人は株が下がったのと同じ
感覚になりますね。政府に騙されたと思うでしょう。しかし4円で買ってくれるなら売らない手はありません。そこでメーカーは売れなくなり慌ててコストダウン開発に入ります。
これがビジネスではないでしょうか。太陽電池メーカーも桁を下げろと言っているわけでは
ないので火力や原子力と戦える価格を出してくるのではないでしょうか。でなければ言われるようにコメ作りと同じです。日本のお米は安全で美味しいけれど電気は特長の出しようが
ありません。世界一安い太陽電池を作って海外で儲けるしか道はありませんね。
本当に3割も普及しますか?

補足日時:2014/10/27 19:35
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効率80%は無理があると思いますが、効率20%の太陽電池を1/10のコストで製造できればそれなりにシステム価格に効いてきます。

取り扱い容易なフィルム型、穴が開いたぐらいでも平気な安全性の高いものができれば、設置コストが劇的に下がり設置可能面が劇的に増えます。都市の昼間電力を都市でまかなえるようになり、九州の森を切り開いたりする必要もなくなります。

FIT制度は日本の社会に太陽電池発電を定着させることが目的であり、日本の太陽電池デバイス事業を守るためのものではありません。コストダウンが目的なら最終的には中国に作らせるのが正解なのかもしれませんよ。

>土地が広いサンベルト地帯、中国、米国などと価格競争

太陽電池を作る話ではなく太陽電池で発電する話ですか?超伝導送電技術が実用化されるまではコストの直接比較はあまり意味を成さないと思います。そのころに日本より中国のほうが土地が「安い」保証もないし(何

この回答への補足

作る話か発電する話かごちゃごちゃですみません。ご指摘のとおり頭が整理されちませんでした。私は日本の国でエネルギー自立をするためにはモノ創りと発電と両方が成り立たないと思っていたのでどちらか分からない質問にんまりました。スミマセン。

>FIT制度は日本の社会に太陽電池発電を定着させることが目的であり、日本の太陽電池デバイス事業を守るためのものではありません。

このお考えが正しいと私も思っています。だからこそこのFITの制度をどのように活用すれば今の電力会社が接続拒否を言わないようになるかをお聞きしたかったわけです。一桁製造
コストを下げれば解決することもわかります。でも液晶パネルはじめ最も優れた技術でも日本はコスト面で勝てなかった。今競争相手は石炭石油火力発電、またはLNG火力だと思います。炭酸ガス問題を定量化コストに入れても尚且つ勝てないのではと懸念します。日本では
土地がなく米作りもエネルギーづくりもできないのではないかと心配です。
回答者様は太陽電池派のようにも聞こえますがよくわかりません。私は再エネ派です。しかし現状で電力会社が喜んで受け入れるとも思えません。系統不安定保証料金なるものを大量に要求することでしょう。大量購入になればの話しですが、いかがお考えですか。

補足日時:2014/10/27 19:50
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>太陽電池のコストを2030年には7円/kWhになると希望的予測が下記のURLなどに


出ています。なぜ下がるのでしょうか。

発電効率があがりますから、部品単価は下がります。

人は安い部品を求めますから、結果的に部品単価が下がります、高いと売れないから


>FIT制度が買取制度を徐々に下げることによって自動的に下がるのでしょうか。

いいえ、コストの問題です、発電効率と言ってもいいでしょう

>そうなれば事業者もビジネスの旨みがなく参入が鈍り絶対量が増えません。

中小が減って、大企業が競争を始めます、そして絶対量が増えます。
うちは、あの会社よりも1万kw多く発電しますよー、うちは2万ですよー、とどんどん増えます

>累積生産量が増えてもメーカー卸売り価格は高く売りたいのが人情ですからコストは下がらない気がします。

高いと物が売れないですから、その会社のクビを絞めます。

人は、同じ性能なら安い物を買いますから

>このままだと日本の太陽電池産業、風力発電産業は消えていくような気がします。

そうですか、思うのは自由ですから

>競争原理が働く必要があります。

競争原理が働けば物は安くなる、これ経済の基本です。

物理学ではありません、経済学のお話ですよ


>何が復元力になりコストダウンのモチベーションになるのでしょうか。

日本語の意味が不明です。

この回答への補足

丁寧な回答ありがとうございました。
部品単価が下がるのは発電効率が上がるからですか。それは我が国の得意とする分野だと言われているような気がします。しかし一昔前は我が国がリードしていました。その後ドイツに持っていかれ、今は中国のメーカーがビジネスを席巻しているように思います。
大型液晶パネルの様です。

日本では効率向上に力を注いできたように思いますがその速度が遅く外国にデバイㇲ事業は
持っていかれた。効率向上は確かに発電量当たりの単価を下げます。しかし前の方がお答え頂いたように80%が達成できるとは信じがたいと思います。尤も研究者はそこを目指して
やっておられるように思いますが土地が広いサンベルト地帯、中国、米国などと価格競争した場合とても日本の相対コストが海外に勝てるとは思えません。ちなみに中国でのKWhあたりの単価はいくらくらいでしょうか。自由化を迎えてどの電力会社もKWhあたり7円ぐらいであれば大歓迎ですがその時、日本製の太陽電池が使われているでしょうか。高品質だけでやっていけますか。土地代も系統への接続費も含めて安い電力供給が出来なければ電力会社はいらないというのではありませんか。 まるでお米の問題の様です。誤解されると困りますが私は自然エネルギー派です。しかもわが国の太陽電池に強く期待しています。日照時間の不利な我が国で海外に勝てるほどの効率が得られるブレークスルーが精神論ではなく4倍もの効率向上がほんとに起こりそうですか?

もう一度力強いお答えを頂ければ幸いです。

補足日時:2014/10/25 12:07
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本体価格はこれ以上下がらないと思います。



変換効率が高くなると思います。
今20%ですが、将来80%になればクリアします。
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