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よろしくお願いします。

「揮発性の酸に不揮発性の酸を混合して過熱すると、揮発性の酸が発生する反応・・・」
という記述がある問題集の解答にあったのですが、これは
例えば、カルボン酸に炭酸水素ナトリウムを加えると二
酸化炭素が発生する「弱酸が遊離」する反応のように何
か化学的な理論に基づいて起こるものなのでしょうか?

高校化学程度の知識で理解できるご説明をお願いします。

A 回答 (3件)

弱酸の遊離と全く同じ考え方ですよ.



揮発性の酸の塩ABに酸HCを加えると,
[H+][B-]が大きくなりますから,酸HBの水溶液と考えることもできるわけです.

そこで加熱すれば,HBが揮発性なら気体になって出て行くというわけですね.
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No.1さんの書かれているとおりです。


あなたは高校生ですか。これは入試問題のパターンのひとつです。

>「揮発性の酸に・・
は「揮発性の酸の塩に・・  の間違いですね。
       ^^^^

揮発性の酸の塩+不揮発性の酸 → 不揮発性の酸の塩+揮発性の酸↑
のことですね。
ちなみに
揮発性の塩基の塩+不揮発性の塩基 → 不揮発性の塩基の塩+揮発性の塩基↑
というのも、あります。
例えば、塩化アンモニウム(塩酸とアンモニアの中和物)に生石灰(酸化カルシウム)を加えてアンモニアを発生させる反応です。
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 酸どうしの混合物を加熱すれば、挙動は単に沸点の差によるだけで、酸強度とは関係無いと思います。


 硫酸と塩酸を混合加熱→塩化水素↑
 塩酸とサリチル酸を混合加熱→塩化水素↑
 酢酸とフェノールを混合加熱→酢酸↑

>例えば、カルボン酸に炭酸水素ナトリウムを加えると二酸化炭素が発生する「弱酸が遊離」する反応のように

 これは酸どうしの混合ではなく、酸を塩と混合しています。 常温の場合、塩から元の酸が遊離するかどうかは、相手の酸の強さの差によります。
 この場合、酸の強さはカルボンン酸>炭酸ですから、炭酸が遊離します。
 加熱する場合は、元の酸の沸点により酸強度が似ている物でも揮発する場合があります。
※例 NaClに硫酸を加える場合
 常温:何も起こらない。
 加熱:塩化水素↑

 なお、酸の強さの指標は、pKaで表現します。
 pKaの数値が小さいほど、強い酸です。
 この数値は、いろんな本や便覧に載っています。
 
 
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