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僕は大学生です。
今、大学で某企業が開発したネオマックス(世界最強永久磁石)をつかった実験をしています。
その実験の1つでアルミの筒の中をネオマックスがゆっくり落ちる、というのがあったのですが、
その原理がいまひとつわかりません。
ちなみに銅の筒でも同じようなことが起こりました。
僕は磁界の影響ではないかと思うのですが・・。
この原理が分かる人は回答をお願いします。

A 回答 (3件)

これは磁界と電流の相互作用です。

フレミングの右手の法則と左手の法則の両方が関係しています。

磁石が落ちると、フレミングの右手の法則で、筒に電流(渦電流)が流れます。この電流は磁石の落下を妨げる方向です。
この電流はフレミングの左手の法則で磁石を上に押し上げようとします。
このため、渦電流がブレーキの役目をして、ゆっくり落ちるのです。
重さが同じなら強い磁石ほど落ちるのが遅くなるはずです。

この原理は確か、リニヤモーターカーのブレーキにも使われていたと思います。
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皆さんの回答どおりです。


最初は「アラゴーの円板」(下記HP参照)がなぜ廻るのかと言う問題があり、ファラデーが電磁誘導作用で説明しました。
ネオマックスが金属製の筒の中を落ちる際に発生する電磁誘導作用により自らの落下速度が低下するのです。
では自然落下速度で落下するはずのエネルギーはどこに行ったのでしょうか?
きっと、アルミ筒の温度が上昇していると思います。

また、アルミ筒に縦に切り込みを入れその間に電流計を接続しておくと磁石が落下する際、電流計の針が振れ、電流が流れているのが確認できると思います。

参考URL:http://www.e3.panasonic.co.jp/communication/kiho …
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ymmasayan の書かれていることと本質的に同じですが,


電磁誘導のレンツの法則
「誘導起電力は,その原因となった運動を妨げる方向に働くように起きる」
で解釈することもできます.
原因となった運動がネオマックスの落下,
それを妨げるからゆっくり落ちる,というわけです.
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