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Ce petit garçon est bien soumis. この少年はきわめて従順だ。(よく飼いならされた?)
Le temps lui est soumis. その時間は彼に捧げられた。
Il est complétement soumis à l'autorité paternelle. 彼は完全に父の(ような)権威に服従した。(完全に服従させられた?)

上の3個の文章の訳し方としまして、soumisはこの場合be動詞+過去分詞ととらえて受身形で訳すのか、それとも文意を斟酌して形容詞として訳すのか、どうなんでしょうか。フランス語は単にbe動詞やhave動詞と過去分詞のような?動詞をつなげて単に過去を表すようにみえますがその通りなのでしょうか。

適当に日本語らしく訳してみましたが、そもそも正解でしょうか。フランス語独学14か月目の初学者です。

A 回答 (3件)

確かにフランス語ではbe動詞(フランス語では助動詞=êtreもしくはavoir)+過去分詞の活用を複合過去と呼んで過去を表します。

ですが、この場合ちょっと文法的な問題があります。
soumettre という動詞は他動詞で、自動詞の意味は持ちません。つまり"服従させる"という意味だけで、"服従する"という意味は持たないのです。("服従する"なら se soumettre になります。)
なので助動詞+過去分詞 の形にする場合、avoir動詞+過去分詞になります(il a soumis など)
三つの例文はすべてest soumis の形ですよね? なので三つとも複合過去ではありません。現在形の文章です。

be動詞+過去分詞か形容詞か、という問いですが、フランス語では英語と違って過去分詞を形容詞としてそのまま使えます。英語で He is eaten と言ったらeatenは形容詞ではなく過去分詞ですが、フランス語で Il est mangéと言ったら mangé は形容詞として使われている過去分詞です。つまり訳すときは形容詞です。


ややこしくなりましたがお分かりいただけたでしょうか。
訳ですが、最初の文章はokです。
Le temps lui est soumis.
は意訳すれば "時間は彼の物だ"

Il est complètement soumis à l'autorité paternelle.
は "彼は父の権威に完全に服従させられている"

ぜんぶ現在形で、soumisを形容詞として扱っているのがポイントです。

この回答への補足

フランス語ではBeおよびHave動詞+過去分詞で複合過去と呼んで過去を表わすが、soumettreはBe動詞ではなくHave動詞を取ると理解しました。したがいましてこの場合soumisは形容詞になると理解しました。

se soumettreが自動詞的な意味になるというのは目からうろこの説明でした。またLe temps lui est soumisはのluiはこの状況ではfor himと理解しました。誤りがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。

補足日時:2014/11/16 10:56
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/16 10:22

フランス語の複合過去では英語のbe動詞やhave動詞とは使われ方が違うのでそこは注意が必要です。


lui est soumisですが、for him というより to him と同じくらい幅広い解釈の余地を持たせた方がいいかもしれません。あとは概ね大丈夫です!
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/16 22:36

 これは、フランス語だけでなく他のヨーロッパ言語にも見られる現象で、その場合場合で質問者さんがなさったように、訳文の自然さで形容詞にでも受身にでも訳すべきでしょう。



 この場合、ラテン語の 「下に遣る」sub + mittere = submittere からきた「服従する」「縮こまる」みたいなものですから、その派生は、行先の日本文の問題だと思います。
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この回答へのお礼

いつもご回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2014/11/15 11:34

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