10代と話して驚いたこと

 私は将来、子供から高齢者まで数多くの人々の目線にたった、芸術面、構造面においても優れたものを創造できるような建築士になりたいです。
 両親が病院を建てた当時、模型と図面を見て興味を持ちました。そして、見えない収納スペースをつくってほしい、ホテルにあるようなトイレにしてほしいなどを両親が注文したところ想像以上の出来だったそうでとても喜んでいました。空間をデザインしそれを形にした時、喜んでくれる人がいるという仕事は大変やりがいがありそして誇りにもなるだろうなと考え建築士になりたいと考えるようになりました。
 その思いをより強くした出来事は、マルタへの留学でした。多彩な建築様式、中世時代の景観がのこる町並み等、それらはどれも美しく崇高で大きな感動を覚えました。古い建築に至っては、歴史的背景を知ると、より面白く感じられ建築学の深さを知ることができました。また、そこで建築を学ぶ学生たちとも知り合い、語り合うことによって彼らの建築への情熱をみて、心惹かれると同時に建築士になりたいという思いもより強いものとなりました。
 他にも、ビル崩落事故や建設反対運動などが報道されていた際に、建築士の設計で時には多大な損害や景観の破壊、死傷者までもがでることを知りました。なので私は、安全面や環境などの視点からも建物を考え、設計できるような建築士になろうと考えています。
 貴校では、幅広く深く建築学の大切な要素を学べるので志望しました。また関門制度を設けていることもあり、卒業時には着実に自身に実力がつけることができると考えました。他にも第二部ということで、仕事をしながら通える、様々な年齢層や境遇の人々がいることで、自身の人間的成長にもつながるということにも魅力を感じました。
 貴校に入学した後は、特に建築史と意匠に興味があるので、設計・意匠計画系を主に勉強したいと考えています。そして、コンペなどにも積極的に参加し、高い技術力・創造力を持った国内外で活躍できるような建築士になりたいです。

A 回答 (5件)

厳しい#4さんも今回は優しく大枠OKしてくれたようですが、私の観点では全体のストラクチャーも合格水準ではありません。

関門制度というからには理科大のようなのでそれなりのレベルでのスクリーニングもあるのでしょう。

前にも書きましたが「貴校では」以前はすべて「大学の志望理由」ではなく「建築士の志望理由」です。これが大学のカリキュラムには直接リンクしない(大学は建築士取得をサポートしない)ことは既に述べました。なので出来るだけ短くすべきです。以下に例を示します。

私は建築士を目指しています。これには三つのきっかけがあります。一つめは実家兼病院を新築した際、オーナーである両親の細かいニーズを拾って具現化する担当建築士の力量に憧れたこと、二つめは設計ミスや手抜きにかかわる○○や××の報道から「正しい建築」を作りたいという思いに駆られたこと、三つめは地中海のマルタ共和国への留学を通じ風景や生活に溶け込んでいる古今の建築と、そこで建築を学ぶ学生の熱意に生で触れたことです。貴校では~

という流れで、あなたの冗長過ぎる前段でいいたいことはほぼすべて説明できてしまいます。

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この投稿文の特徴は「必然性のない修飾語句が多すぎる」ことです。

>「子供から高齢者まで数多くの人々の目線にたった、芸術面、構造面においても優れたものを創造できるような建築士」

→あたりまえ。誰でもそれを目指しています。

>「空間をデザインしそれを形にした時、喜んでくれる人がいるという仕事は大変やりがいがありそして誇りにもなるだろうなと」

→これも建築士ならあたりまえ。文字にするまでもありません。「病院」なのに収納とかホテルのようなトイレという主婦発想も陳腐。正直、どこを見てるんだと思う。

>「中世時代の景観がのこる町並み等、それらはどれも美しく崇高で大きな感動を覚えました。古い建築に至っては、歴史的背景を知ると、より面白く感じられ建築学の深さを知る」

→中世の建築は至らなくとも古い建築です。重複しておりクドい。

>「そこで建築を学ぶ学生たちとも知り合い、語り合うことによって彼らの建築への情熱をみて、心惹かれると」

→この短文で「建築」を繰り返している。字数制限があるのに刈り込む意識がないとバレます。

>「建築士の設計で時には多大な損害や景観の破壊、死傷者までもがでることを知りました。なので私は、安全面や環境などの視点からも建物を考え、設計できるような建築士に」

→これもあたりまえ。「知りました」って、知らないほうがおかしい。

「崩落事故」「反対運動」については具体的に書くべきです。「反対運動」などどこでもやっていることなので「ああアレね」とピンときません。

また、留学は期間と目的を書いたほうがいいでしょう。あまりに短期だと遊びに行っただけかと思われるし、建築のためならなぜマルタなのかと思う。実態として物見遊山だったなら「旅行」にしておいたほうがいい。

「貴校では」のあとも、

>「幅広く深く建築学の大切な要素を学べる」

→そうでないことをうたう学校なんてありません。

>「卒業時には着実に自身に実力がつけることができると」

→「着実に」も「自身に」も文脈上全く不要、「つけることができる」も「実力がつく」「実力をつけられる」のいずれかでしょう。

>「コンペなどにも積極的に参加し、」

→これも疑問符です。二部ということは入学後は「勤労学生」に混じった環境になります。昼夜忙しくて締め切りに追われるコンペに参加することなど普通はできません。時間があるならなぜあえて二部なのか、ということになる。

まあ医者か病院経営者の子どもで留学経験があるのに二部という時点ですでに疑問を持たれますけどね。時間と経済以外の理由「学力不足」を志望先に宣言しているようなものです。また、そんな裕福な家庭の子が二部の環境になじむのかと要らぬ心配に至る採点官もいるかも知れません。二部である理由が別にあるなら書くべきです。

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と書きならべると、ほぼ全文が「志望理由書」目的では無駄な表現であることになります。

これだけ並べたところで、助言を反映しようがしまいが、ほぼ使えませんよ。「剽窃」の嫌疑がかかるからです。あなたの場合はお礼のし方もまずいので、採点官の目にこのやりとりが触れるとまず不合格でしょう。

全面書き直して、そしてもうここには投稿しないことを勧めます。言っておきますが、私は建築士です。素人ではありません。
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前回・前々回も回答した元塾講師です。

他の方とは違い、前回・前々回の質問・回答・お礼も踏まえて回答させていただきます。

 今回の結論としては「修正した方がいいと書かれたところを、自分なりではあるがしっかり修正できている」です。最初に全体の構成に関して、次に細かな部分について書きます。

 全体の構成としては、問題はないでしょう。その学問を志すきっかけや、その学校(志望校)の特徴などもしっかり入っています。また冒頭では「数多くの」という要素がありますが、これは改善した方がいいですが、後ろの内容から推測できることからまずまずと言えます(ただ、面接官は細かく志望理由書を見ないで、最初のところの重要性が高いので後ろの内容にリンクする言葉が望ましいですが…、おそらく「様々」を置き換える言葉がこれだったと推測しますが)。

 2,3段落の内容に関しては問題ないでしょう。ある程度の細かな記述もあり、特に自分の感情部分の記述が多く(以前より客観的な要素を削るのもいいです)なっています。ただ、注意点としては、この文章を基に面接が進められていくので、「マルタのどのあたり?」などのさらなる突っ込みが待っているので、(書かなくとも)この文章をベースとした質問、その回答はご自身で用意してください(これに対する質問を以後してもらってもかまいません)。

 4段落目の「幅広く」はやめた方がいいです。「様々」の言い換えであり、冒頭部分でも同じような言葉を使っていることから(複数使うことによって)文章全体がぼんやりします。また、大学の教育部分で「幅広く」ということは、裏を返せば「とがった(強みのある)分野がない」になります。ファミレスには豊富な食事がありますが専門店に比べて「コレ!」といったものがありません。「幅広く」という言葉はその大学を「ファミレスのように強みがなく、それを隠すために色々なことに手を広げている」ことになります。また大学の特徴に、こうした表現をする人を大学は「大学のことを細かく書かない人=自分の中身も固まっていない人」と認識してきます。自分の芯がしっかりしていて、その目標達成のためにその大学を選んだのであれば具体的な要素(カリキュラムなど)を書くはずですが、それがないことは、自分の芯がないと判断されます。
 また実力主義の削除に関してですが、具体的に「関門制度」にしたことはいいことです。ちなみに前回書いた「××××できる○○」は「切磋琢磨できる環境」です。
 人間的成長ですがこの表現は頂けません。あなたの成長は多いに結構ですが、あなたが人間的に成長することは大学に何のメリットがあるのでしょう。「メリットはあるよ。細かいことは言えないけど…」はないのと同じであり、その細かな要素を書けないのであれば書くべきではありません。私なら、「環境の異なる人間との交流は設計をするにあたってメリットがある」など細かく書きます。


 この文章を書くにあたって、他の方の回答も拝見しましたが、正直ケチをつけることが目的の回答ではないかと疑うようなものもありました。
 「金持ちをアピールしている」という批判がありますが、仮にそうだとしても何のデメリットもありません。むしろ大学が気にするのは「学費を払えないで退学するリスク」であり、そうしたことがクリアになることはプラスになってもマイナスにはなりません。
 ちなみに、細かな表現(文法)訂正ですが、この状態ですべきか疑問に思っています。やすりをかけるのは、概形ができてからであり、文章全体(構成)の否定をしている場合は、細かな表現(文法)訂正は無駄になり、全体の否定か細かな訂正の片方、もしくは両方が無駄です。
 志望理由書の完成には何回も書き直し・改良が必要であり、(私の経験から書けば)今回の内容でようやく概形ができたくらいです。大変かもしれませんが頑張ってください。
 ちなみに、今までの質問に関しては締め切ることをお勧めします。昔の質問に今更回答されてもどう改善すべきかぶれてしまいます。また何かあれば質問してください。
ご参考までに。
 

この回答への補足

ありがとうございました
まだ時間があるのでよりよい志望理由書になるように
頑張りたいと思います
三度のご回答本当にためになりました
ありがとうございました

補足日時:2014/11/25 10:55
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志望理由なら「貴校では」より後の部分だけでいいんじゃない?

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>両親が病院を建てた当時、



いきなりこれでは訳わからないです。
両親は工務店勤務ですか?

>マルタへの留学

マルタ共和国と書きなさい。

全体的にひどいです。
というよりも、全体がひどいです。

中学入試の作文でもひどすぎます。

専門学校ならこんなモノでしょう。
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良く出来ました、パチパチパチ。

「良い子の作文」14歳。60点、落選。
この文章を読む人は、あなたは「お金が山ほど有る」のになぜ「第二部」を受けるのだろうと思うでしょう。
また、文章の構成力が「無い」とも思うでしょう、起承転結になっていないし、多くの些末に見える文章
に「粗」が多い事に気付くでしょう。
弱い点:1)貴校では、幅広く深く建築学の大切な要素を学べるので志望しました。こんなこと建築系の大学ならどこでも学べるし、長所でも何でも無い。
2)些末だが、また関門制度を設けていることもあり、「もうけられている」(敬語の誤り)
3)些末:着実に自身に実力がつけることができると、中学生の作文の誤り。実力は「つける」ではなく「着く」
4)重大:建築士の設計で時には多大な損害や景観の破壊、死傷者までもがでることを知りました。
こんなこと、中学生でも知っている。書くなら整然と美しい文章で書き、挿入場所を選び、悲惨な事故を具体的に取り上げる。
5)マルタへの留学でした。ここでもあなたは「金ならあるぞ」と言ってしまった。
6)些末:しく崇高で大きな感動を覚えました、感動は「受ける」。
7)竜頭蛇尾:になりたいです。 あなたは小学生か? 最低でも「目指したいと思います」だろう。

この回答への補足

ご指摘ありがとうございます
1美大の建築だと意匠系のほうがつよく、あまり構造について勉強しないなどのことを聞いたことと、他の建築の大学よりも勉強する科目が明らかに多かったのでこれは長所だと思い書いたのですが、それでも、省いたほうがいいのでしょうか?
3 調べたところ文法的には間違ってないようです
5 最初は書いていなかったのですが、こちらのサイトで質問した際に
 書いたほうがいいとの指摘を受けてマルタへの留学を書きました
6 こちらも文法的には間違ってないようです
7 私も最初は目指したいと思うと書いていたのですが
 それだと意志が弱くみえるとの指摘を受けたので変更しました 
2と4に関してはありがとうございました

補足日時:2014/11/24 23:05
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