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零戦についての資料を読んでいますと、九六式艦戦の時代から無線電話通信機があったことがわかりました。
零戦操縦士は僚機と普通に電話してたのでしょうか? 話した言葉が、電波の届く友軍機全てに届くような物ですか?

手話や、手書き板で必死に対話してたというのは勝手なイメージですかね?(戦争ドラマで、そんなのは見ます)
映画『永遠の0』での、”私は自爆します”、”やめろ!”のシーンではどうだったでしょうか? その時は意識して見ていなかったので忘れました。

A 回答 (4件)

なんでも零戦の前期~中期型の96式空1号無線電話機は、出力が低すぎて(加えてノイズが大きい)、ほぼ零戦→零戦は使えなかったそうですよ。


零戦の最終に登場した52型(永遠の0の最後で本当のお父さんが今のお父さんに譲った機体)に搭載された三式無線電話機は零戦→零戦ができたそうです。(昔のよりは)

あとエンジンのかかっていない地上ならノイズはないのですが、エンジンをかけた巡航速度ではノイズが発生して使い物にならないのでは。
電気ノイズも音声ノイズも大量にあったと思いますよ。

携帯電話の通話がブチブチ切れてる、電波の悪い状態を想像してもいいです。
ノイズがあると使い物にならないのが電話です。(何言っているのかわからない)
ちょっと前の携帯電話でもノイズ対策があれだったのに、あのころのノイズ対策が完璧だったとは思えませんしね。

なので基本的に、あるけど使えないものとしてたらしいです。
(エースは取り外して軽量化する人もいたそうな。)
ハンドサインや黒板で連携を取っていたものと思われます。
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございました。疑問が晴れました。

お礼日時:2014/12/03 22:20

ついでに言うと、無線機の性能が悪いので空気抵抗にしかならないアンテナ支柱を切断した


機体もあるほどですから、手話などで意思疎通していたのは間違いではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/12/03 22:17

すでに回答がありますが、日本軍の無線機は性能が悪くて、使い物にならなかったそうです。


なので、翼端を振るとか、手信号で意志を伝えていたそうです。(「永遠の0」でも、翼端を振るシーンがありましたね)

逆に米軍の無線機は性能が良く、きちんと無線は運用されていました。
ですので、米軍機の編隊が、隊長からの無線を通じて、全機に指示が行き届き、一斉に編隊を変えるような飛行をするのを見て、日本軍は驚いたような記載を目にしたことあります。

なお、神風(しんぷう)特攻隊の場合は、ラストの突入においては、無線機のキーを押しっぱなしにしていたそうです。モールスのキー”ツー”が突入の間、流れつづけていたってことですね。その”ツー”が消えたときが自爆の瞬間ってことだったそうです。
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この回答へのお礼

貴重な話をありがとうございます

お礼日時:2014/12/03 22:18

残念ながら、米軍機の無線ほど性能はよくなかったです。

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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/12/03 22:16

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