とっておきの手土産を教えて

もうすぐ会社が倒産しそうです。事実上もう倒産しているのですが、社長は私のいる部署は売上をあげているのでその部分だけ他の企業に事業譲渡(営業譲渡?)しようとしていて、これからそれをしてくれる会社を探すそうです。
質問はいくつかあります。まず社長は多くの負債を抱えており、その負債も含めた形で引き受けてくれる会社を探そうとしています。しかし負債まで面倒みてくれる会社なんてあるのでしょうか?そういう事業譲渡ってそもそもありですか?
あと、もう給料ももらえるあてはありません。数ヶ月先まで仕事は決まっており今私は会社を辞められない状況です。ただお給料もらえないのが分かってて勤めるのも生活もありますし、非常に理不尽です。もう会社とはきっぱり「明日から来ません」みたいな感じでやめてしまって良いのでしょうか?実は私は他の企業からお声がかかっており、ただ今の会社が他の企業に譲渡されれば、私は今の会社に義理もありますので勤め続けたいと思うのですが。

ただ負債も含めた形で請け負ってくれる企業があれば、の話です。
どうしたら良いでしょうか・・・。

A 回答 (9件)

負債ぐるみ買ってくれる会社があるか、というと、ありますね。


いくつもそういう会社は知っています。

たとえばUMLの編集ソフトのローズというものを開発して売っていたRational。
ここは大赤字もいいところでしたけど、UMLという、当時ではこれから使用者が増加し標準化していく規格を持っています。
誰か他の会社が買ったら、その標準はその会社のモノになるのです。
だったら赤字ぐるみ買いとって自分の一員にさせようという考えです。UMLを自分のものにしてしまうのです。
とんでもないでかい会社ですね。おそらく社名はご存じだとは思いますが。
MicrosoftOfficeに完全に淘汰されようとしていたLotusという会社も、この会社が自分の傘下に置きました。
でも1-2-3やnotesはやっぱり競争力がないのですが、旧Lotusメンバーは、飢えなくて済んでいます。

いずれにせよ、他に替えようのない技術や版権を一つは持っていて、捨てがたいメンバーを抱えているなら、という前提条件があります。
大体技術力自体は光っているけど、ストラテジーをうまく立てられなかったり営業が下手だったりするだけです。
だったら大資本でその欠けている部分を全部補填できるなら、なんとかなるのです。

部署が独立採算しているのであれば、その部署の損益全部買い取ってくれるところはあり得ます。

倒産する会社の場合、債務者への対応をどうするかという目的で管財人というのが任命されます。
管財人にとってみれば、特定部署が身売り可能であれば、そのことで整理業務に幾分の手当ができるのならその話には前向きになると思われます。

質問者様、冷静に考えて、あなたの部署は売り物になるような独自性とか能力はありますか。
自分の気持ちで考えるのではなく、商品の市場性が定まっているとか銘柄感が培われているというような話です。

仮に例をだすだけですけど、たとえば新宿の中村屋だったら、パン部門が切り離せるか、カレー部門が切り離せるか、肉まん部門を切り離せるかという観点です。

中村屋のカレーを売りたい、という会社があるかもしれないとすれば、それは実現性のある話になります。
再び繰り返しますけど例に使っているだけで中村屋さんに何の他意もありませんよ。

それで、身びいきを一切なくして、ありうると思うなら残って委譲後の担当を引き受けるのがあなたのチャンスになると思います。

ちょっとないかなーと思うなら即刻辞職すべきです。
そうすれば、未払い給与に関し、あなたは債券者になりますので、管財人との相談をする立場になります。
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この回答へのお礼

例を例えてまでご回答いただき、誠に感謝いたしますm(__)mとってもよくわかりました。
おっしゃるとおり私の会社の「独自性」を考えた時に、実際ないことが分かりました。ただ、私の企画力はこの業界ではちょっとした有名人になっているくらいで、よくパクられる事もあります。社長はきっと事業譲渡をするなら、私を身売りする感じになるのかも知れません。

それで冷や飯を食わされるのは絶対ゴメンです。やはり義理云々ではなく冷静に今後を考えて行きたいと思います。未払い給料についてもありがとうございました。立替制度があるみたいですね。そうなったらぜひ利用したいと思います。ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2014/12/05 22:44

>負債まで面倒みてくれる会社なんてあるのでしょうか?そういう事業譲渡ってそもそもありですか?


あり得ますが、譲受側の事情等によります。

事業譲渡では、負の財産(負債)も含む会社の財産を個別に譲渡します。合併や会社分割、子会社化などと混同する回答もあるようですが、譲り受けるものと譲り受けないものとを個別に譲受側が取捨選択できるのが事業譲渡であり、これがメリットのひとつです。例えば、譲り受けたくない資産や負債、労働者などを事業譲渡契約から外すことが出来ます。

その意味で、譲受側が負債まで引き受けてくれるのは、重要な仕入先・外注先の負債が多くを占めている場合、得意先との関係を維持したい場合など、譲受側に負債を受け入れるメリットのあるケースです。そのようなメリットがなければ、譲渡側が望んでも拒絶されますし、まとまる話もまとまらなくなります。

他方、雇用との関係では、譲受先に移る社員の雇用はたいてい守られます。労働者の解雇は法律上厳しく制限されていますから、譲受先は、社員を受け入れてから首を切るよりは、そもそも受け入れないほうが法律上容易です。実際にも多くのケースでは、事業譲渡の対象部門のうち譲受側が受け入れたくない労働者は、そもそも受け入れません。

ただ、雇用条件は保証されません。給与が下がるなどはよく聞く話です。さすがに、譲受先でも給与が支払われないというのは、まずありません。


>もう会社とはきっぱり「明日から来ません」みたいな感じでやめてしまって良いのでしょうか?
期間の定めのない雇用契約で日給制や日給月給制などであれば、法律上は退職の意思表示から2週間で退職できます。明日からというのは、法律上は出来ませんが、事実上おこなわれることはあります。

給与未払であれば、会社は意地でも引き留めにかかるでしょうが、実力行使もやむを得ないものと思います。ご質問者さんの退職が倒産のトリガーに仮になったとしても、それまでの積み重ねが倒産の原因であって、ご質問者さんが原因ではありません。

なお、お書きの状況では、立替制度は(現時点では)利用するのは難しいと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみませんでしたm(__)m
負債を新しい会社が請け負うこともあるのですね。それを選択できる事も知ることができ感謝いたします。社長は借金の一部を会社を潰すことでチャラにして取引先への負債だけを請け負い先の会社にお願いしようとしております。でも会社を潰す=自己破産ですよね?そうしたら一部の借金だけを残すなんて出来ませんよね?

私は社長から事実を聞かされていない様なのでその話も私を引き止めるだけの作り話かも知れません。なんとも不安定な状況であります。とりあえず退職するならば2週間前ですね。独立も視野に入れているので慎重に進めたいと思います。

立替制度もそうですね。今まだ会社は倒産していませんから難しいですよね。
ありがとうございました!

お礼日時:2014/12/11 00:59

>>もう給料ももらえるあてはありません。

数ヶ月先まで仕事は決まっており今私は会社を辞められない状況です。

会社を辞められない状況なんてありません。
労働者は何時でも退職ができます。
奴隷労働でもない限りは退職は全く自由です。
給料を払えない会社は将来にどんなことが決まっていても社員を拘束はできません。いくらあなたががんばってもあなたの生活を会社が面倒見てくれないのであれば、あなたの生活はあなたで何とかするしかないのです。

負債のある会社が買収されることはありますが、その場合は独特の技術があるとか、魅力的な顧客を持っているとかの条件がある場合です。
また上場企業であれば赤字の会社を買収して上場審査なしで上場企業になれるという目的で結構売れることがあります。
そういう特殊要因がないと売却は難しいでしょう。

したがって今回は売却交渉を見守ると平行して、あなたの転職を探ることをしたほうが良いと思います。
そして運よく転職先が決まればさっさと移ったほうが良さそうですね。
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この回答へのお礼

個人営業的な要素の強い仕事で、会社は私の仕事を全く把握しておらず私の代わりはいません。
だからこそ、今会社を辞めることが難しいと思っておりましたがそうではなさそうですね。
ただ、お客さまにご迷惑を掛ける事は一番避けたいです。それを知っている社長は私に「お客様にご迷惑をお掛けするわけにはいかないから、少しだけ辛抱して」みたいに言ってきます。そうなると私も弱いです。

うちの会社に”特殊要因”はありません。あるとすれば恐れ多いことですが私の企画力と営業力くらいです。たいしたことないのですが、この業界ではちょっとばかり名が知れています。
でもそれだけでは企業の魅力にもなりませんよね。よって売却も難しいかもです。

ご親切にアドバイスくださりありがとうございました。

お礼日時:2014/12/05 23:00

給料がもらえないのであれば、働いても収入がありません。



貴方にも義理もあると思いますが、
義理にも期限をつけましょう。

二ヶ月は我慢できるなら、我慢して働くなど。

事業嬢度といっても、事業の価値というよりも、
ノウハウのある社員を引き渡すという意味合いが強いのではないですか?

ようするに貴方の存在も必要なパーツであると思います。

ここまでは協力するけどこれ以上は無理ですと
はっきり社長に相談したほうが良いともいますが。
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この回答へのお礼

そうですね。義理にも期限、大切ですね。
未払いや遅延が始まったのは平成24年9月から。それからは義理もあってやり繰りをしながら生活してきましたが、これ以上はもう譲らないほうが良いかもですね。と、言いますかもう十分期限を設けたのでは?と思っております。だからもうこれ以上義理に期限をつける必要もないのかも知れません。

>事業嬢度といっても、事業の価値というよりも、
ノウハウのある社員を引き渡すという意味合いが強いのではないですか?

そうですね。うちの会社は特に独自性の持つものではありませんので、私と言うたった一人の社員の長年の経験を引き渡すという意味合いが強いかもです。
その証拠に、私が仕事を破棄すると言えば「本当に会社がダメになるから、もうちょっと待って!」と言われたことがありました。

私は”パーツ”になりたくありません。次の道を真剣に考えたいと思います。
ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2014/12/05 22:50

未払いなんですよね?


他社から引き抜きの話があるなら、そっちに乗った方がいいです。

事業譲渡って言葉はいいですが、そこに居た社員は冷飯食わされるだけですし、
事業のノウハウやマーケットが手に入ったら人員整理される可能性大ですよ。
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この回答へのお礼

事業譲渡によってもとの会社の人間は冷や飯・・・なんだかとってもリアルに思えました。
そうですよね。買い取ってもらってる立場、ある意味奴隷かも。そんなの絶対イヤです!下の方もおっしゃっていましたが、そうですね、譲渡されれば次は人事整理なのでしょう。
そうなる前に次を考えねばなりませんね。

お礼日時:2014/12/05 22:39

譲渡されれば次は人事整理だ。


先方から派遣された社員が仕切るのだから
思うような仕事ができるとも限らない。

社員の給料は一番の権利だから
倒産しても売却する資産があればまっさきに保証される。
ただし退職金は期待できない。
財産が全然無ければ未払いになる可能性大だが
その場合は未払賃金立替払制度というのがある。
http://camatome.com/2013/01/kyuryo-mibarai-torim …
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/ …

負債が大きければいくら実績があっても受け入れは難しい。
もっと理想的なのはあなたに声掛けがあったように
そこの人材をある程度の数を引き抜き倒産後に同じような仕事をやってもらうことだ。
そうすれば最低限の出費で済む上に利益はまるごと確保できる。
赤字部署の人間を解雇させるお金もいらない。
だからよほどこの会社の機材設備に価値がない限り
これをそのまま引き受けるのは同族か
さもなくば別の担保がある場合だけだろう。

選択は声をかけた会社次第と思う。
今のままでも給料は目減りはするがなんとか取れるから
それから後の自分の働く内容で考えれば良い。

社長が一番苦しいのは社員から
「私達の給料や生活はどうなるの」と責められることだろうから
案外自分から移ってもらったほうが楽かもしれない。
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この回答へのお礼

譲渡の後は人員整理ですか(T_T) そんな現実があるとは知る由もありませんでした(汗)・・・。
そしてそもそも負債が大きければ受け入れは難しいと言う事実を知ることが出来て良かったです。おそらく社長は自分自身の生活を維持するために、無理を承知でそういう道を”夢見て”いるだけかもと思い始めました。最後のとりでみたいな感じで・・・実際は無理なのに・・・。

>社長が一番苦しいのは社員から
「私達の給料や生活はどうなるの」と責められることだろうから
案外自分から移ってもらったほうが楽かもしれない。

そうなんですか・・・。もう2年以上にわたって未払い給料が発生するたびに、その様な旨の質問を繰り返してきてしまいました。しかも今日も・・・。社員が私しかいませんので私がやめれば間違いなく倒産となりますが、それが社長のためにもなるかもしれませんね。社長の執着を私が切断する、という格好になりそうです。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/05 22:37

事業譲渡は現実問題として無理です。



会社を買うというのは、その会社の株式を全部買い取るか、特定の部門の社員や設備や営業権を有償で譲り受けることです。

大赤字でおそらく債務超過で、負債を一杯抱えた会社の株など誰も欲しがらないし、また仮に特定部門に魅力があったとしてもわざわざ手を出すとは考えられません。本当にその部門が利益を出しているなら、これまでにもっと何とかなったはずでしょうから。
同業者にしてみれば、あなたの会社が潰れればその商圏をさっさと奪い取ればよいだけです。

あなたはそんな会社とはすぐにでも縁を切るべきです。このままいても良いことは何もないと思いますよ。他の会社にあてがあるなら早く動いた方が良いと思います。

義理も大切ですが、あなたも生きていかなければならない以上、自分の家庭を一番に考えるべきではないですか。
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この回答へのお礼

詳しく教えてくださりありがとうございますm(__)m
やはり大赤字で負債超過の企業は誰もほしがりませんよね。そう聞くと、うちの社長が自分の生活のため何とか延命措置をしようとしている姿にしか見えなくなりました。
家族は小鳥しかいませんが、そうですね。自分自身と小鳥のために会社を退職する方向で考えたいと思います。

お礼日時:2014/12/05 22:28

ホントですか。

大変ですね。倒産したら、給料もらえないかもですよね。
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この回答へのお礼

そうですね、ちょっと大変です(^^ゞ
倒産したら未払いの給料は立替制度があるので、利用しようと思います。
ご心配ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2014/12/05 22:24

何か魅力のある会社ならあると思います。

でもなければ無理ではないでしょうか。

何よりも主さんの生活です。生活を1番に考えて下さい。

義理もわかりますが、倒産ならすぐにでも誘われている会社に行くべきです。呼ばれている時に行かなければ、後から行っても雇ってくれるかわかりません。
まず自分ご自身の生活です。
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この回答へのお礼

ご親切に心配くださりありがとうございました。
何のために仕事をするか・・・義理ではなく生活のためですよね。呼ばれている会社へ行くことを考えたいと思います。ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2014/12/05 22:23

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