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いま、なぜ原油価格が下がるのでしょうか。

昨年のIPCCの報告によると、温暖化による被害が大幅に拡大し始める限界ラインが「気温上昇+2℃」ラインであると言われていますが、
昨年の国際会議(COP20)では、このライン以下を保つためには、化石燃料からのCO2排出量を今世紀後半には「ゼロ以下」にしなければならないと提言しています。

「ゼロ以下」とは100%削減した上で、それでも足りないので、大気中のCO2を何らかの方法で回収しなければならないと言うことです。

そのための方法として、火力発電所などからのCO2を固定するCCS技術の開発や植林などが求められていますが、これも膨大なCCSを埋める安全なスペースの確保や植林する場所の確保や管理が課題となっています。

原油下落の根本的原因は、こういう深刻な問題に直面しているからこそ、石油が夢のエネルギーとはいえなくなって価値が下がってきたのではないのでしょうか。

価格下落には様々な要因があるでしょうが、根本的には 地球温暖化への恐れや対応が徐々に顕在化してきたということではないのでしょうか。

A 回答 (6件)

ーーーーーーーーへの対応か?原油安かったら普通は高い時より燃やしませんか、用も無いドライブ等で車動かしませんか?


原油安はそんな事には全然関係有りませんよー経済+国際情勢+地下資源優位競争等が複合してですよー。
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最大の消費国であり、輸入国でも有ったアメリカが、シェールガス・オイルを開発し、世界のエネルギー事情が急変したためです。

アメリカは今や輸出国にさえなり始めました。
需給関係が急変したため、これまで輸出に頼ってきた産油国は、価格を下げてでも輸出量拡大で経済水準を保とうとして、売り惜しみ高値維持政策から、安売り競争へと転換を強いられているのです。
結果、生産過剰傾向が強まり、需要と供給の関係が逆転し始めたのです。
CO2削減のための大規模なエネルギー転換の事実は、今のところ確認できません。
化石燃料の需要そのものは伸び続けています。
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>根本的には 地球温暖化への恐れや対応が徐々に顕在化してきたということではないのでしょうか。



全く違う。
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シェールガスの台頭により、原油価格を上げられない産油国の事情です。


原油を使って欲しいから、産出量を減らせないし価格も上げられない・・・そういうジレンマの結果がこうなっているんです。
地球温暖化への対応は関係ありません。
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主に過剰供給が原因で、それに対してOPECが減産出来なかったことが大きな要因かと思いますよ。


http://news.mynavi.jp/column/economytsubo/005/

あと、石油はエネルギーとしてだけではなく、材料としての側面も持っているので地球温暖化という理由だけでは無理があります。
http://www.sekiyuexpedition.com/material/
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そんな訳ないです。

あればあるだけ使うのがエネルギー。中国なども全体が文明化したわけではないので消費量はこれからもドンドン上がっていきます。

価格が下がってるのは、シェールガスでエネルギーの供給が増えたからに過ぎませんし、ずっと高騰していたので以前の価格に戻っただけという見方もあります。

一番大きな理由はウクライナ情勢だと思いますけどね。ロシアへの経済制裁を効果的にするため、アメリカが意図的に市場をコントロールしてると思われます。
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