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標記の通りです。担体の表面に触媒活性成分を担持させるタイプの触媒の調製法の一つ、含浸法のうちの"incipient wetness法"は、ほとんどどの文献を見ても和訳されることがありません。これを和訳するとどうなるかを考えているのですが、辞書を引くと、次のように載ってあります。
"incipient"…始まりの。初期の。発端の。
"wetness"…湿り。湿潤。
ですので、「初期湿潤法」とでもなるのでしょうか。もし仮にこの言葉を書く場合にも、"(incipient wetness method)"と併記する方がよいと思いますが、無理やり和訳する場合には、どのような言葉が適切でしょうか。よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

incipient wetness impregnation(IWI) の訳はそのままカタカナで「インシピエントウェットネス含浸」として使われているようです。


同じく、incipient wetness technique(IW)は、「インシピエントウエットネス技術」となっています。
http://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/ipdl.php …
(いずれも12ページの17行目あたりに記述あり)

ですが、incipient wetness methodという言い方の方が、techniqueよりも海外では使われているようで、検索数も多いです。私も分析研究をすることがありますが、techniqueというと手法だけでなくそれに関係する技術全般を指すので、手法だけに言及したい場合はmethodの方が使いやすいです。

また、Wikiによると、incipient wetness impregnation は別名、capillary impregnationとかdry impregnationと呼ばれているそうですが、このふたつもそれぞれ「キャピラリー含浸」、「ドライ含浸」と呼ばれています。
http://www.j-tokkyo.com/1995/B01J/JP07096192.shtml

専門用語に関して、あえて全部に日本語に当てはめるのは無理があります。その定義がわかっている人には単語だけを知らせる意味でカタカナをまぜた説明を、そしてわからない人には、カタカナの混じった呼び方とそれが具体的にどういうものかの説明を付け加えるという方法で十分ではないかと存じます。無理やり全部を日本語にしてもそれに意味があるかどうか、個人的には疑問です。
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この回答へのお礼

詳しい解説付きのご回答、誠にありがとうございます。よく分かりました。

お礼日時:2015/02/17 15:45

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