No.3ベストアンサー
- 回答日時:
「文」「文章」についての大辞泉や大辞林の語釈を素直に受け止めれば、どちらでも構わない、ということのようです。
大辞泉類語辞書にも、それらの使い分けとして、
【1】日本語の書き言葉の場合でいうと、「。」(句点)で終わるものと、それがいくつか連続し、まとまりを持つものという二つの単位が考えられるが、通常、前者を「文」「センテンス」といい、後者を「文章」という。しかし、後者の意味で「文」、前者の意味で「文章」という場合もある。
という解説があります。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/10549/m1u …
ただ、「文章」について、大辞林ではの説明文の一部に【一つもしくは複数の文 から成るもの】という記述があります。
大辞泉でも、【一文だけのこともあるが、通常はいくつかの文が集まって、まとまった思想・話題を表現するもの。】という説明文があります。
「文章」の語釈として「複数の文」「いくつかの文」という表現を使うこと自体、辞書編纂者の中には(どちらも有り、という語釈を記述しつつも)「文章>文」という基本的な認識がある、と言わざるを得ないでしょう。
どちらと判断しても構わないが、「文」と表現しておくほうが紛れがない、ということになるかと思います。

No.5
- 回答日時:
国語学(日本語学)の観点から言えば、文は「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが
いました。」のみであり、文章は「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
(この間、いろいろと文が続きますが、中略します。)めでたし、めでたし。」までです。
したがって、「私たちは、結婚することになりました。」は、文ということになります。
質問者様が違和感を持っていらっしゃるのは、文、文章の違いを鋭敏にとらえていらっしゃる
からです。質問者様の言語感覚は、正しいと思います。
賛同ありがとうございます。
これからも1文だけのものは「文」、複数の文からなるものを「文章」と私は呼ぶことにしますが、だれかが1文のものを文章と呼んでも間違いではない、と思うことにします。。
No.4
- 回答日時:
#3です。
補足質問拝見しました。
大辞林の場合、「文」については、【 ① 言語単位の一。思考や感情を言葉で表現する際の,完結した内容を表す最小の単位。~~】という語釈があります。
しかし、続けて【 ② 複数の文 ① から構成され,あるまとまった思想を表したもの。文章。 】という語釈もあります。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
仮に、「という文」と書き換えたとしても、この ② のように、必ずしも一文と断定できるわけではないので、やはり、どちらでも構わない、と評価するのが妥当でしょう。
ただ、前回も申し上げましたが、「文章>=文」という基本的な性質は生きているように思います。
この意味で「文」を使うほうが紛れが無い、とも言えるわけですが、逆に、読点を多用した、極めて長い文に関しては「文章」と呼ぶほうが自然な場合もありそうです。
わたしの場合、一文であっても「文章」と表現することはあるような気がします。
すっかり検証はできませんが、たとえば、ある一文を指して、「このように素晴らしい文章は、わたしには書けない」といった具合です。
しかし、「わたしの文は、基本的に、読点が多い」のように言う場合、「文章」と言い換えることは、たぶんしないと思います。
おそらく、内容を重視する場合は一文でも「文章」と言っているのかもしれません。
この点については#1さんも触れておられますが、しかし、こうした理屈は、上でお示ししましたように、「文」に「あるまとまった思想を表したもの。」という語釈がある以上、根拠は希薄と言わざるを得ず、やはり、どちらでも良いと捉えておくのが妥当であり、少なくとも一文を「文章」と呼ぶのが間違いということにはならないと思います。
あとは趣味の問題とでもなりましょうか。
ありがとうございます。
1文だけの文を文字通り、「文」。 ぶんぶん集まったものが「文章」という思い込みがあったかもしれません。
改めて解説を読んでみると、1文でも文章は間違いではなさそうでした。
No.1
- 回答日時:
普通に考えれば、「文」です。
「文章」は文を複数連ねてまとまった思想や話題を言うものです。ただし、この文(「私たちは、結婚することになりました。」)は、差出人・宛名・日付などを除くと、これだけで終わる可能性もあります。その場合は一文でも文章と呼ぶことは可能でしょう。ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(文)
ご回答ありがとうございます。
さっそくの回答恐れ入ります。
大変、参考になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(文章)
ということで失礼いたします。
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