
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
大学で使われる教科書には必ず乗っていると思います。
高分子の極限粘度と分子量には[極限粘度]=K×[分子量]a乗(K、aはポリマーハンドブックなど一般のポリマーについては文献値があります。)が成り立つからなのですが・・・・。極限粘度とは数個の濃度の違う高分子溶液の粘度を求めて、これを0に補外した濃度0の点の高分子溶液の粘度です(これも教科書に書かれています。補外の仕方にはいろいろありますが、近似式が直線だとした場合は切片です。)濃度0の時の高分子溶液の粘度??と思われるかも知れませんが、溶媒自体の粘度じゃないのと思われるかも知れませんが、大量の溶媒の中に高分子1分子のみがぽっつ~んといる状態をイメージしてください。このときの溶液の粘度が極限粘度です。
ここからが高分子の特徴的なところだと思います。低分子の場合、1分子のみ溶媒の中にいても粘度はかわらないのですが、高分子は鎖がゆらゆらしており、その鎖はとても長い。長いために1分子の存在でも溶媒の粘度に影響を与えます。鎖が長いほうが、粘度が高くなりそうなのはイメージしやすいのではないでしょうか?
とても簡単なイメージですが、上にあげた式は、高分子1分子が溶媒に溶けた時の粘度とその高分子1分子の分子量の関係を示しているとでも考えてもらったらよいのではないでしょうか。
式は教科書をみればすぐわかると思うので、どちらかというと私が考えている概念を書いてみました。専門家からみれば??のところもあると思いますが参考なったらよいです。
No.1
- 回答日時:
高分子の話でしたら,こちらの「ポリエチレンの基礎知識(5)(ポリエチレンの性質-2)」(pdf ファイル)に出ています。
・http://www.ak-sunfine.com/jpn/uh/technical.html
参考URL:http://www.ak-sunfine.com/jpn/uh/technical.html
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
o-ニトロアニリンとp-ニトロア...
-
ジクロロメタンとアセトン
-
ジベンジリデンアセトンの再結...
-
TLCにおける誤差の原因
-
ニッケル錯体の配位子と色
-
わりと緊急です。再沈殿の原理...
-
ポリエチレン容器は灯油に使え...
-
一斗缶からの上手な注ぎ方は?
-
ポリエチレンが溶解可能な溶媒...
-
DMSOの除去について。
-
還流について
-
アセトアニリンの再結晶で
-
液体窒素を用いたトラップでの...
-
p-ニトロアニリン中のo-ニトロ...
-
強酸と有機溶媒を混ぜるとどう...
-
エバポレーター(減圧濃縮装置)...
-
TLCのスポットについて
-
アルコールのpH
-
ペーパークロマトグラフィーで...
-
トリフェニルホスフィンオキシ...
おすすめ情報