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太陽光発電の売電の記事をみました。
電気の買取希望が殺到して「受付を停止した」というような内容です。

電力が余っている時には買取しなくて良いルールが出来た。とか
そんな感じだったと思います。

政府は原発をなにがなんでも使いたいような雰囲気ですが、
今でも電力が余っている状態なのだとすれば、今後クリーンエネルギーが
さらに普及した時、まずは原発よりは火力発電などの割合を減らそうと
しているのでしょうか?

クリーンエネルギーが増えた分、減るのは何発電なのかを教えて下さい。

震災後、電力が足りない騒動がありました。
原発は今も動いていませんが、結局電力には余裕があるということですか?

足りない、とか、余っている、とか、良く分からないので
教えていただけたらと思います。

よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

No5です、お礼をありがとう。



日本の電力品質はとても高く、電源の交流周波数がそのまま時計として利用できるくらいです。
電力需要が変化すると負荷も変わるので周波数は変動するのですが
それを最低限に抑えるための電力網制御であって、
そこに設計外の売電が入るとコントロールが非常に難しくなります。

他国の送電網仕様がどうなっているのかは知りませんが、
電力品質について多少割り切った考えを持っているかもしれませんね。
でも、日本では無理です。
その電力を使ってものつくりしているとしたら、それらの製品の質にまで影響が出てくるし、
もっと直接的に医療機器が誤作動を起こして人の命を奪うかもしれない。

日本は電力事情がとても良いので各個で電力不安定に対する防御を
ICUや金持ち企業の工場くらいしか対策していませんが
他国においては当たり前のようにCVCFなどを噛ませて安定化しているのかもしれません。
他国はローテクゆえの耐性があり、日本はハイテクゆえの脆弱があるのだと思います。

ただし、日本の技術は過信する程に高度ではありませんけどね。

薄汚い利権渦巻く太陽光発電とは別に、マイクロ水力発電というのがあります。
いわゆる水車という奴なんですけど、水利権に絡まないところで構築すれば
それなりの電力を比較的安定的に確保できるそうです。

まあそれも多くなってくると送電設計とか複雑になるので
できれば自分の家で使う分だけというような形で設置すれば
かなりの電力をまかなえると言われていますよ。

そうなると質問者さんの思う通りになるとは思うのですが、
水車というメカがあるので太陽光よりもメンテに手間がかかります。
また、先に記載した水利権なんかにも及ぶので
なかなか展開されてないのが実態みたいです。

でも、高層マンションなどで発生する汚水を落とす事で発生しているエネルギーを
上手く回収できるようなものがあれば、
屋上のタンクに送水するポンプの電源として利用できるかもです。
摩擦抵抗なんかでロスするので100%のエネルギー回収はできなくても
水を押し上げたエネルギーの8割くらいは再利用できるとも思います。

ただ、何をするにしてもコストの問題があるので・・・。
マイクロ水力発電の設置コストはピンキリとは言いますが。
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この回答へのお礼

ありがとう

またまた詳細にありがとうございます。

結局「利権」が電力施策の最大の敵になってしまうのでしょうか。
品質だけではなく、こういった面での「割り切り」も日本人には難しそうです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/13 22:46

買取りの受付を停止したのは電力会社の都合で不安定な太陽光発電は これ以上増やせないのです


先日のNHKニュースで スペインでは長年の工夫の結果 日本以上の太陽光発電比率です
何倍かは忘れましたが日本は遅れているのです 工夫の余地あります ましてや技術立国の日本です
怠けているのでしょう やる気が無い?

現政府は 何が何でも原発使いたい」 です 元々現政府が50年も前に原発推進決めましたから 
更に石油ショックがあって石油持たない日本はアラブの言いなりになるしか無かったからです 
それで外国依存脱着の為に更に原発に力 入れたのです 
これはこれで正しい判断ですが原発が正しい選択かどうかは?

本当に安上がりかどうかも 今のような電気料金制度では正確に計算出来ません
予算不足の地方自治体が電力会社に援助要請してましたね? 自動的に料金に上乗せ出来るのです
本当に安いと言えるのか?

20年前の小泉元総理も当時は阿部総理のように推進しましたが現在は反対に回ってます
原発の危険性が理解出来たからと言えます つまり当時は理解出来なかったのです 
政治の運営優先しようとすれば このまま続けたいでしょう 更に政治資金出してくれる電力会社です

デンマークでしたかは原発拒否で二倍の電気料金に甘んじているそうです(NHKより)
二倍程度で安全なら許容範囲とも言えるのか 皆さんはどうでしょう
料金高いと使用量が減り無駄も減ります 安いから沢山使うのです 
値上がったので使用量が減ったのです 料金で使用量 制御出来るのです
だから現在の日本では原発止まっても間に合っているのでしょう(当地では1割位上がってます)

こちら参考に
未来のエネルギーはどうあるべきか?(私の質問です)
https://oshiete.goo.ne.jp/mypage/history/question

小笠原でM8.1、口永良部で大噴火。日本に原発に適した土地を教えてください!
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8995914.html

↑これで気付いたのですが 日本は恐らく世界で最も危険な国です
狭い国土に55基もの原発があり 原発密度が高く 且つ地震津波大国です
他所の国では「津波」の言葉すら無いのです

中国は200基以上の原発計画中との事で将来 世界一の原発大国になる見込みです
若し中国で事故が起こると日本にも及びます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

電力不足の問題と原発問題は別かもしれませんが、
要は原発を減らすには安定した供給元が必要ということですね。

中国は200基ですか?
いきなりたくさん作ったら、問題も同時期に多発するかもしれませんね。

他国にも一生懸命原発の売り込みしているようですし、
どうなるのか?

日本が先陣切って、解決策をみるけられると思えない所が
不安です。

お礼日時:2015/06/12 21:38

電力供給に一瞬でも余裕が無くなった途端、大停電になりますよ。


誤解している人がとても多い話ですが、電力供給にはある程度の余力が絶対に必要で
余ってない状態での電力供給なんかできません。

電力制御はとても難しいもので、発電量が多すぎでも、消費側が多すぎでも
どちらにおいても停電を発生させる要因になります。
現在はこの制御を電力会社が一昔前のNTT並の独自通信網を持ってやっています。

そこに太陽光発電のような新規参入があったわけですが
少しくらいならまだしも、全国で多数の世帯や事業者が参入し
そのうえで夏の真昼間になったら過剰になる危険性が出てきた。
質問者さんが「余っている時」という表現で示す供給過剰の状況は
非常に危険な状態なんです。

技術的にはそれを抑止するための「買い取りしなくてよいルール」です。
おまけで言うと
金銭的には先の回答者さんも指摘している通り「悪徳業者がいる」からです。


日本国のあるべき「はるか未来」までを見ている政府としていは
他国(=エネルギーを売る国)の奴隷になるまいと独自のエネルギーを欲している。
昔のオイルショックみたいに国民がトイレットペーパー欲しさにスーパーに並ぶ、そんな事は繰り返したくないのです。

実際、原発はカネと技術がかかるものなので他が欲しい。
でも、そんな都合の良いものがなくて、しょ~がないから原発です。

クリーンエネルギーって昔は原発もそう呼ばれてたような気がします。
質問者さんの狙いは「再生可能エネルギー」についてだと思うので
そっちの方向で解釈しますね。

太陽光発電など日本では本流にはなりませんね。
曇ったら発電量が下がるし、だいたい夜中は使えない。
いろいろと電力蓄積の技術が出てきてますが、
ベース電力であった原子力の発電エネルギーを蓄積するための揚水発電くらいしか
大規模なのは今のところないから、ほとんど蓄積できないですしね。
それに揚水発電の上池量はピーク時の補助電力として数時間維持できれないいだけなので
能力的にはたかが知れています。
(超大型リチウム電池を作ればいいのでしょうけど費用がいくらかかるのか・・・)

で、本命は地熱発電でしょうかね?

生活を守るために必死で抵抗する温泉街の人たちを追い払い
国立公園の自然をぶっ潰しまくって発電所を建設。
ちょうと活動期に入った日本の地下ですからバンバン電力取れると思います。

あるいは風力発電でしょうか?
こっちも安定した風力がないとベース電力になりませんので
富士山以下の風光明媚な高山にバンバン風車を取り付けで発電しましよう。

もしくは水力資源の再開発かな?
山岳地帯の中小都市丸ごと沈めるような巨大ダムを建設し
冬の降雪雪解け水を全部集めて流し込めば相当なエネルギーにできそう。

僕としては原発に替わるベース電力たる再生可能エネルギーを実現するには
何かを犠牲にしないとならないと思います。

そうやって完成した再生可能エネルギーによる電力システムで代替えするのは
原発に比較して簡単に増減できる火力発電でしょうね。
取り壊しても放射能が出てくるわけでもないし。

現状、原発喪失で無理矢理稼動させている火力が多数あると聞きます。
少しずつ整備はしているのでしょうけど、
耐用年数を超えている発電所が多数ありますから、まずはそれらとの入れ替え。

質問者さんの希望は原発の廃止みたいですが簡単じゃないです。

政府や電力会社としても必要のない原発は廃棄したいところ。
なぜなら、止まっているだけの原発は膨大な電力を消費し続けるから。
設備の維持管理だけでなく核崩壊し続ける高温の核燃料を絶えず冷却する必要ありますからね。
でも、そう簡単にはできない。

強力な放射線を浴び続けた金属は、それ自体も放射能を帯びます。
原発の中にはそんなのがいっぱい詰まっている。
気楽にそこらの解体屋を呼んで潰すなんてできないんです。
そもそも、近寄っただけで即死する使用済み核燃料の扱いがはっきり決まってない。
六ヶ所村の設備はゆっくりとだけと建設進んでいるみたいですが
そういう燃料再処理設備が揃わないと解体もできないのが原発です。

僕は原発賛成派です。
ただし、10000年に一度のウルトラ巨大地震にも耐え、
30M級の超大津波の直撃を受けてもびくともしない条件付です。
今ある技術を惜しみなく投入し、
無い技術はカネをバンバン投入して開発したら
できないことはないでしょう。
人類が絶滅しても原発だけは安全に稼働を続ける、
そんなSFチックな事もできると思っています。
ですが、
建設コストを安くするためにわざわざ地盤を低くして津波にやられてしまうような
そういう「カネに目がくらんだ」連中が施策する原発には反対です。

太陽光発電についても、そのような「カネが欲しくて」やっている奴らがいます。
補助金を目当てに組織的にやっているやつら。

カネに絡む施策が、原発4基が次々に爆発するという前代未聞の
信じられないような事態を生んでしまったけど、
太陽光の施策でも同じような事が起き始めている。
だからのコントロールです。

現状はむやみやたらに太陽光発電を増やしても統制困難になり害があるだけ。
そこには原発がどうのこうのは一切なく、
もしそういう論調をする奴がいるならば、
陰で太陽光で一儲けしようとしていないかよく確認すべきです。

金儲けそのものは問題ある話ではないと思います。
が、電力は日本国民の生活基盤であり必需です(ゆえに電力会社にはスト権がない)。
その電力の施策に、金儲けの話が入り込む事がよろしくありません。

金儲けを目指すやつらは、上記も良く理解しているから
だから「原発は危険だぞ~、いますぐ太陽光だ!」と短絡的に周囲を煽る。

原発は危険だからやめるべき、の思想は良いと思いますが
だから安全な太陽光を、という理屈には注意すべきと思いますよ。

そもそも晴天のすくない日本において再生可能エネルギーを論ずるなら
太陽光ではなく地熱発電のほうになるはずです。
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この回答へのお礼

なるほど。

発電量が多すぎてもダメなのですね。
ちょっとスッキリしたような気がします。

多少安定しなくても、小規模発電を小規模で使う環境が出来てくれば、
より柔軟なエネルギー施策が可能なのでしょうか?

大規模・安定で考えると原発があった方が良い、
しかし小規模で皆が電力を地産池消的にまかない始めたら
大規模な発電施設を考えずに済むのではないかと思うのですが?

お礼日時:2015/06/12 21:33

それで値上げしたら、どうせ文句いうんでしょう?



それでも買取継続希望しますか?
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エネルギー政策はCO2排出量削減との絡みで近々国際的に議論されることになります。

日本の方針はダメだと批判されることになるのが見え見えとの評論があります。

太陽光発電は普及したいのはやまやまですが、権利を売って儲ける悪いブローカーへの対策が必要なのと、不安定な出力特性への対策が当面の課題です。クリーンエネルギーとしては太陽光発電以外に風力、地熱も重要ですが、カメの歩みで力が入っているように見えません。1台では大量の発電が可能ではなかったり、不安定な出力特性だったりしますから、腰を入れて取りかからないとじり貧になりかねません。

今原発が止まっている間に電力会社以外の企業や自治体で建設計画が進んでいるのは石炭を用いた発電です。当然CO2排出量が増えます。

足りないと言っているのは「余裕がない」という意味です。「余裕」という概念をよく理解して下さい。節電に努めれば何とかはなるが、夏場に企業に割り当てして操業停止を求めねばならないなど、薄氷を踏んでいるわけです。発電所が故障したときの代替え設備がありません。古い火力発電所を無理に動かしたりして凌いでいるようです。クリーンエネルギーが増えて、不安定な出力特性をカバーする送電システムが出来上がってくれば原子力や火力を少しでも減らせるわけです。原子力を減らせば安全性が、火力を減らせばCO2排出量が少しでも減らせるわけです。

発電はバランスが必要で、特性の異なるいろいろな原料を用いて発電するのが良いと言われています。原子力、火力(石油/ガス/石炭)、水力、原子力、クリーンエネルギー….。今の日本は火力に偏り過ぎていると言われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そういった余裕という点で見ると、単純に発電量が増えれば
問題がないのでは?と思う次第です。

そのあたりが、イマイチ理解できなくて・・・。
難しいですね。

お礼日時:2015/06/12 21:27

う~ん、どう言ったらいいか、電気を「人工の川」と考えて下さい



河辺に立っているアナタから見れば、川の水は流れてしまえば終わりです。
発電所は水を作っている場所、川に地中に溜まった水を川として流し出す場所かな

貯水技術(池、ダム、電気ならバッテリー)はありますが
川の水の極一部でしかないので、川自体を貯水するという事を出来ないと思ってください

電気の発電量自体を増やす、この場合なら川の流れ自体を広く強くするのは技術的にそれほど難しくありません

そういう意味では電気を余らすの簡単です

しかし発電する為の費用ですが
原発という方法で川を作ればお金が掛かりません
その他の方法で作れば、お金がたくさん掛かります
だから国は原発で作りたいのです(他の要因もありますが。。。今回はこの落としどころでお願いします)

そして川をピンポイントで見ると、流れてしまえば終わりです
電気も基本的には流れてしまえば終わりです。
流れてしまったら終わりで、人工の川で流れが自在に調整出来るなら、
川の水を使う農業や生活に必要な分だけの流れの川を作れば効率が良いですね
無意味に水を増やしても、流れて終わりでお金が掛かるだけですから

だから、農業や生活に必要な量+αの水しか作ってません(これが普段は足りている、やや余っているという事ですね)

しかし、ある日、至るところで大火事が発生し、通常の農業や生活で意外に水が必要になり
川の水が今までの流れでは足りなくなる日もあります(これが部分部分で足りなく原理ですね、夏場のエアコン等で電力使用量が増大ですね)

なら、大火事なんか臨時の大量の水の使用も見越した水を作ればいいかもしれませんが・・・
当然、その分のお金も掛かり、私達の負担も増えますし
いつ起こるか分からない大火事にそなえた大量の水は、流れたら終わりなので資源の無駄遣いにもなります
なので必要な分の水しか作らない



という感じで基本的には足りています、しかし予想外の増大に対応出来るほど足りてはいない

専門科でない、私なので少々違いがあると思いますが
大まかにはこんな感じかもですね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

要は安定して供給できる量とコントロール出来る量が
大事なんですね。

お礼日時:2015/06/12 21:24

太陽光発電量を規制する理由は、大きく二つあります。



1.
太陽光発電の問題点は、雷雲等で急激に発電量が落ちることです。

その時に一番素早く対応できるのは、水力発電だと聞いています。瞬間、水力発電で賄い、その間に火力発電を立ち上げるのです。また、急に天気が回復する場合も、まず水力の揚水発電で電力を吸収し、その間に火力発電を落とすのです。

急激な太陽光の発電量変化に対応するため、大型蓄電池の設置も進んでいるようです。

2.
原子力発電所を動かした場合は、おおよそ夜間の消費電力が最大の発電量になります。原発は原則、急な出力調整が出来ないので、昼間も夜間の発電量を維持します。足らない分は火力で賄うのですが、太陽光発電がこの火力で賄う量を超えることはできません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

天気が悪い時に発電量が落ちたとしても、
そこで作られた電力が使われるなら、
その分電力としては単純に余裕が出来るのではないか?
と思う次第です。

お礼日時:2015/06/12 21:21

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