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最近、電所の再開が、話題にのぼっています。
ところで、再開に関し、地震とか地盤の動きとかについて、現在より12万年の間にそれらが発生していたら、地盤などが悪いと判定され、再開が認められない、ようですね、(ここらは、正確な表現でないかもしれません)
質問したいことは、なぜ12万年前なのですか? (きりの良い10万年前でも20万年前でもなく)

A 回答 (6件)

公表されている説明文書には次のように書かれています。



約12~13万年前とは?
この時代は温暖な気候により海面が現在より高い状態が続いたため、この時代に生成された海成段丘が日本各地に残っている。 そのため、この時代の地層は比較的見つけやすいと言われており、断層の活動性を判断する際の指標として用いられている。
なお、この判断をより明確なものとするために、約13~40万年前の地層又は地形面に断層活動に伴う「ずれや変形がない」ことを、念のため調査しておくことが重要である。
約40万年前以降とは?
政府の地震調査研究推進本部がとりまとめた活断層の長期評価手法(暫定版)によれ
ば、活断層は約40万年前以降から現在に至るまで、ほぼ同一の地殻変動様式が継続していると考えられ、今後も同様の活動をする可能性が高いと考えられるとされている。
従って、
将来活動する可能性のある断層等は、後期更新世以降(約12~13万年前以降)の活動が否定できないものとし、必要な場合は、中期更新世以降(約40万年前以降)まで遡って活動性を評価することを要求。
http://www.nsr.go.jp/data/000070101.pdf
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
引用して頂いた資料などから、探っていったら、この13万~12万年前までについて、言及されものがありました。
<原発の多くが建つ岩盤上には、13万~12万年前までの地層が残る場合が多かった>
が見つかりました。すなわち、多くの原発が建つ地層は13万~12万年前なので、その時期までを調べればよい、ということのようですね。(もっと古い時期については、不門なのですね。)

お礼日時:2015/07/19 16:46

断層運動が起きた後は、


❶<しばらくは起きなくなったり、もはやほとんど起きなくなったりします。> 
❷したがって、断層運動が(約12~13万年前までに)起きてない所の方が、これから、かえって起きる可能性が残っているのですね。
❸したがって、<中期更新世以降(約40万年前以降)まで遡って活動性を評価する>ことが必要なのですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は❶を述べていますが、❷や❸を述べてもいないし、❶から「従って」❷のような推論が可能だとは思っていません。また❸の「従って」が❶に関係しているのであれば、そのような推論や論理展開には同意できません。
❷の《断層運動が(約12~13万年前までに)起きてない所の方が、これから、かえって起きる可能性が残っている》という説は見た記憶がないです。そのような説を導き出す根拠になるメカニズムが現実に存在すると考えるのは難しいと思います。

ある岩盤やある地域の地盤が断層運動するのかしないのか、地層や岩盤にズレ(傾斜や走行、あるいは位置そのもの)が起きる想定できる可能性を《ある面では他よりも可能性が優位に高い》と推定するようなことが可能な条件は、固結度合い・破砕状態を思い浮かべられる状況にあること、その付近にかかる力の方向や周囲の状況が長年変わっていないということの2つが最低限必要です。 5万年、10万年と経過すると大きな力が加わっているところでは、圧密現象(コンソリデーション)や膠結(セメンテーション)作用等も起きます。またこれまで大きな破壊が起きておらず固結しているままのところでも歪みが限界に達し脆性破壊を起こすことがあります。 繰り返して同じ面で断層運動が起きていると推定出来る場合を除けば、10万年以上断層運動が起きていない状況だと(過去10万年以上前に断層運動起こした面とその付近の別の位置とで、今後の断層運動の発生確率で有意な差があるとみなすことは出来ない)と私は思います。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
ご指摘を受けたように、moto koukousei様のご説明の曲解ぎみでした。まことに失礼しました。理解するのは難しいです(けっして、ご回答が難しいというわけではなく、地質の運動そのものが難しいのでしょうが)
また荒っぽい表現になります。10万年以上断層運動が起きていない所は、(かえって、そこは、歪などが長期間分溜まっていて断層運動が起きやすく)、周囲との差が認められ無い、ということですね。

お礼日時:2015/07/23 11:50

まだこの質問は終わっていないんですね。


発電所などの設備の立地条件で問題にしているのは、地震そのものの発生ではなくて、候補地や現在の土地が地震断層で大きな断層運動でズレる可能性が高いか、さほど高いとは言いがたいかなのでしょう。 断層が全く存在していないところでも、新規に断層運動を起こす可能性はあるのですから、《地震断層が発生する可能性の相対的な程度が一般の土地に比べて際立って高いかどうか》を過去の状況や繰り返す断層運動の履歴などから判断するのでしょう。
活断層について次の説明がなされています。
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/explanation.html
① 活断層にかかる力のもとはプレート運動でその運動の向きや速さは長期的には変化しないので、活断層にかかるプレート運動の力も長期的には変わりません。このため、活断層の活動は基本的には同じ動きが繰り返される可能性がある。このように連続しているプレート運動の力が付近の地殻・岩盤に加わって繰り返された歪みの累積により、活断層周辺の地形が形成されたものの可能性がある。
② 活断層は普段はじっとしています(断層面が固着している)が、断層面を挟む両側の岩盤には常に大きな力(歪み)がかかっています。そしてこのひずみが限界に来た時に岩盤が破壊され、断層に沿って両側が互いに反対方向にずれ動きます。この動きで地震が発生し、ひずみは解消されます。その後、活断層は長く動きを止め、次にひずみの限界が来るまでじっとしています。
③ ただ、ある地点で歪みが解消されたときに、加わっている力の方向が変化してしまい、その後に力が加わっても、次に岩盤に大きな歪みが溜まる場所が変わってしまうと、その地点では断層運動が、しばらくは起きなくなったり、もはやほとんど起きなくなったりします。 そのため、断層が見える地形の地点でも、一斉に断層運動が起こることはなく、断層運動が起きる時間間隔もタイミングもばらばらになり、繰り返して断層運動が起こることはもうないと考えられるとこともあります。
④ 日本の内陸部の場合には、1つの活断層による大地震発生間隔は1000年から数万年と非常に長いのが特徴です。もちろん7百年の間隔で起きる断層運動もありますが、5万年を越える長期の間隔で起きるらしいとされている断層運動はないみたいです。
https://gbank.gsj.jp/activefault/cgi-bin/search_ …

https://gbank.gsj.jp/activefault/cgi-bin/search_ …

上記のようなことを考えると、《将来活動する可能性のある断層等は、後期更新世以降(約12~13万年前以降)の活動が否定できないものとし、必要な場合は、中期更新世以降(約40万年前以降)まで遡って活動性を評価することを要求》というのは、堅い岩盤がある場所であることを前提にした場合は、まともな基準だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
断層運動が起きた後は、
<しばらくは起きなくなったり、もはやほとんど起きなくなったりします。> 
したがって、断層運動が(約12~13万年前までに)起きてない所の方が、これから、かえって起きる可能性が残っているのですね。したがって、
<中期更新世以降(約40万年前以降)まで遡って活動性を評価する>
ことが必要なのですね。
世上の一般の考え方(私も含まれますが)とは、逆の内容も含まれているのですね。

お礼日時:2015/07/20 22:01

> なぜ12万年前なのですか? 


出来るだけ大きな数字にしたいからでしょう。
その方が安全であると強調できるから。

しかし、13万年以上にすると、一つ又は複数の原発の運用に支障が出るから、その数字にしたのでは。

志賀原発の付近の大きな断層 が13万年前頃ということで、基準からみて問題ないからこのまま運用できるという話にもなっているようですし。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<原発の運用に支障が>
出ないように、そして
<出来るだけ大きな数字に>
との間の、妥協で、12年前が決まったのですね。

お礼日時:2015/07/17 21:55

No.1です。

書き方が逆でしたね。

 「ルールをどのように決めるのか」ということを、上の「スポーツ」の例で考えてみてください。
 「適合させたい」「合格と判定したい」「彼らを勝たせたい」と思ったら、そうなるように「ルール」を変えればよいのです。それは、国際競技団体や原子力規制庁が「フェア」に決めます。
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この回答へのお礼

再度のご回答、ご丁寧にも、ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/17 17:19

ノルディック・スキーのジャンプ競技などでは、日本人選手が入賞するたびに、ルール改正が繰り返されてきました。


http://matome.naver.jp/odai/2139536110289670701

 「フェア・プレイ」を重視するスポーツでは、「ルール」そのものが変わってしまえば、それに従うしかありません。それが「フェア」ということですから。

 ご質問も、「ルール」に関するものですね。ルールに適合すれば「合格」、ルールに反すれば「不合格」=「失格」。

 「ルールをどのように決めるのか」ということを、上の「スポーツ」の例で考えてみてください。
 「落としたい」「不合格にしたい」「あいつらには勝たせたくない」と思ったら、そうなるように「ルール」を変えればよいのです。それは、国際競技団体や原子力規制庁が「フェア」に決めます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<原子力規制庁が「フェア」に決めます。>
ということですね。まずある思惑があって、決まるということですね。

お礼日時:2015/07/17 17:18

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