No.2ベストアンサー
- 回答日時:
次のような違いがあります。
地すべりは地質的不連続面、すなわち「すべり面」を境にして、すべり面上の地塊が移動する現象です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/地すべり
移動の原因は地震(もありますが、それだけ)とは限りません;雪解けの時期や梅雨時、台風による豪雨などで発生します。急激な場合もありますが、目に見えないほど緩やかなものもあります(年間数mmから数cm)。火山活動で生じた強度の低い堆積岩内や粘土層で生じるケースが多いとされています。
一方断層は地下の地層もしくは岩盤に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/断層
極めて近き時代まで地殻運動を繰り返した断層であり、今後もなお活動する可能性のある断層を特に活断層と言います。太平洋プレート/北アメリカプレート、フィリピン海プレート/ユーラシアプレートの間の強い圧縮力が原因で、破壊(=地震)は突然起ります。
早急な回答ありがとうございました。
両者の発生する場所については、
地すべりは、地質的不連続面すなわち地質が異なっている面で起き、
断層は、(地下の深いところはともかく)地表に近いところは、地質が異なっているかどうかは、関係がないのですね。
No.5
- 回答日時:
地すべりは地盤が高いところから低いところへ「重力で滑り落ちる」現象です.粘土が多い,地下水変動なども重要ですが,基本的に山地であることなど地形の占める要因が大きな現象です.すべる原因としては地震動や地下水位の上昇などがあります.すべり面は断層とよく似ていますが,地すべりによるずれの跡は一般に広がりが狭く,湾曲し平面では馬蹄形を示すことが多いのです.
一方いわゆる活断層は,広域にかかる地殻応力で地盤が破壊(地震の発生)されてずれた跡が地表で観察され,繰り返し活動すると考えられるものです.活断層は,一般に地形の影響はあまり受けずに直線状の分布を示し,数km程度以上追跡できることが普通です.
断層や地すべり面で岩石が破壊されたところが破砕帯です.破砕帯は岩石ずれた跡ですが,それが地震による断層でできたものなのか,ローカルな地すべりでできたものなのかは,全体の分布などを調べないと判断できません.
地すべりは比較的ローカルな現象で,工学的に発生しないように対処もできます.一方,活断層はグローバルな地殻の動きに支配されて起きる現象なので,活断層の動きそのものを止めることは不可能です.多くの道路やトンネル,橋が活断層を跨いで建設されているように,活断層が動いても壊れないように工学的に対処することはある程度可能ですが,原発の場合もし壊れた場合のリスクが高いので,そもそも作ってはいけないことになっているのです.
今回議論になっているのは,関電が以前見つけていて“F6”と名付けていた破砕帯とは微妙に違う位置にある破砕帯で,連続性があるかどうかで判断は分かれることになるのだろうと思います.
回答ありがとうございました。
初めて知ったことは、
<多くの道路やトンネル,橋が活断層を跨いで建設されている>
ものもあるのですね。
しかし、原発ではそうはゆかない、ということですね。
No.4
- 回答日時:
質問者park123さんのプロフィール、質問歴がわからないので、何も周辺知識がない方の質問として回答します。
地滑りは、テーブルの上に本、ノート、色々のものを山のように積み上げたときに、斜めになっているところが滑り落ちる状態です。滑り落ちるのは、上のものが重力で下に力を掛けたとき、下側が斜めの斜面になっていると、その斜めになっている角度で力が(面を押す方向と面を滑る方向)に分かれて、面を滑る力が面との摩擦で滑るのを止める力を超えたときに、上のものが滑り出すからです。
断層は次のイメージです。二つのテーブルを並べて接した境の上に本、ノート、色々のものを山のように積み上げ、テーブルの一つを動かします。そうすると、テーブルの上の本やノートの山が崩れます。
自然の中で地滑りが起きるのは、山や海などで斜面があるところの上に、多くの土砂が積み重なっている場所です。土砂は、川が堆積させたものかもしれませんし、火山灰のようなものが積み重なっているのかもしれません。長い年月では厚さ数メートル、数十メートル、数百メートルになる場合もあります。そうした場所でも普通は地滑りはしません。大雨が続いて地下で大量に水を含んだりすると固く締まっていた地盤が軟らかくなります。厚く積もっていた土砂で下の固いところと接していたところで、そのようなことが起きると、固い層の上に面状に水を含んだ柔らかい層ができて、その柔らかい層が潤滑オイルのような感じになってしまいます。そうなると、上の土砂が、下の固い層の上をスベリ落ちます。芝生の斜面に段ボールを敷いて滑り降りるような感じです。
もともとが斜面でなければ地滑りは起きません。大昔は平らなところだったけれど地面が隆起して山や海岸などができたようなところは、隆起したあとでは斜面になっていますから、何かの事情が重なると、地滑りをすることもあります。
イメージ写真 http://www.yomiuri.co.jp/otona/history/july/2012 …
自然の中で断層が起きるのは、もともと地球の中では地面がいつもゆっくり動いているためです。日本列島も昔は違う形をしていました。大きく弓なりになっていたり、色々の山脈があったりするのはそうした動きがあるからです。伊豆半島も南から日本列島に近づいてついに日本列島にぶつかってくっついて今の形になっています。九州から近畿に大きなずれもあります。本州の中央を南北に断ち切ったこともあります。そのような大きな動きがあれば上に乗っかっているものもガタガタします。そしてずれたり隆起したり陥没したりします。そのときに断層が出来ます。ですから日本中どこにでも断層があると考えてもいいのです。
http://www.geocities.jp/t_shimizu2003/earth_hist …
日本列島が今の形になった後で最近積もった土砂だと最近起きた断層しかありません。昔の断層は地下深く埋もれています。日本列島が今の形になった後でも地下ではゆっくりした動きが続いています。テーブルクロスの上に小麦粉を水で溶いて撒いて乾かすと小麦粉が乾いた幕がテーブルクロスの上に出来ます。そのテーブルクロスのどこかを引っ張ると、テーブルクロス全体が動きますが、多く動くところと少ししか動かないところがあるので、表面の小麦粉の乾いた幕にヒビが入ります。このヒビが断層のイメージです。
実際の各地の動いている状況は、このページでみることが出来ます。
http://mekira.gsi.go.jp/project/f3_10_5/ja/index …
この図では5年間10年間の各地の水平方向の移動量を赤い矢印の長さで表示しています。数十年、数百年、数千年だと動く向きも変わりますが、移動の量も大きくなるでしょう。
活断層というのは、もともとは今も同じ断層がさらにずれるという意味だったのでしょう。
確かに、同じ断層が数十年、数百年の間隔を置いてまた動くという例が結構あります。
ただ、どのように動いたのかの経歴調査が出来ている断層は少ししかありません。数千年も経つと良くわからないことも多いのです。2000年ほど前に動いた断層だということがわかっても、もう動かないかもしれないし、10年後に動くかもしれません。
断層が動く時間間隔が短いらしい断層の一覧もあります。
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/cgi- …
個々の断層や地滑り跡を発見しても、そこで、今後数十年、数百年の間で、断層や地滑りが起きるか、起きないか、別の場所で起きるかなどはわからないと思います。
原発関連で今断層調査をしているのは、国民の関心が高まっているから無視していられないだけで、ほとんど意味はないと思います。国民に対するやってる防災ポーズだけです。
天災地変、地震や噴火、台風竜巻、大雨乾燥、猛暑寒冷を、今後数十年間に関してどこで起きるか起きないかを予測する方法はないのです。6000年前には日本ではかなりの平野が海の中でした。
回答ありがとうございました。
テーブルの上の本による説明で、はっきりしたイメージが掴め、違いが浮かび、よくわかりました。
そして、挙げて頂いたように、いろいろ観測され研究されているようですが、今話題になっていることには、
<ほとんど意味はない>
ということで、残念ですね。
No.1
- 回答日時:
地滑りのために上から覆いかぶさった土砂なのか、地震のために断裂したものなのかの違いです。
活断層は断層の中でも新しいもので、再び地震を引き起こす危険性があります。しかし地滑りなら大雨など、地震以外の理由があり得るので、原発の設置には問題が小さいという発想なのでしょう。活断層であることがはっきりと証明されるまでは発電を止めることはないようです。「地滑り論」を持ちだして稼働停止までの時間稼ぎをしているとしか思えません。
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