14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

海岸段丘、河岸段丘を勉強中ですが、「上にある段丘面ほど古い時期にできた」という説明に納得できません。いろいろな資料を検索しましたが、みんな隆起が続いた場合の説明しかありませんでした。陸地になっている時は河岸または海岸が侵食されて段丘面ができ、水中に沈んでいる時は堆積するということなら、隆起→沈降の時、最新の段丘面はひとつ前の段丘面よりも上になりませんか?間違えて理解しているところのご指摘お願いします。

A 回答 (3件)

答えてあげてもいいのですが、長文が面倒なのでChatGPTに丸投げしました。

以下はその回答です。

ご質問のポイントを整理すると、「段丘面の古さが上にあるほど古い理由」に納得がいかないという点ですね。また、隆起と沈降のシナリオでは、段丘面の位置関係が逆転する可能性があるのではないか、と考えておられるようです。

河岸段丘・海岸段丘が「上にあるほど古い」理由
段丘面が「上にあるほど古い」と説明される理由は、段丘が主に隆起と侵食によって形成されるという過程に基づいています。この説明は、以下のプロセスを前提にしています:

段丘の形成: 河川や波による侵食が、ある高さで平坦な面を作る(これはその時点でのベースレベルに対応します)。
隆起: 地殻変動により陸地が隆起すると、元の侵食面が現在の河川や海岸よりも高い位置に取り残される。
新しい段丘の形成: 隆起後、河川や波は新しい高さで侵食を繰り返し、次の段丘面を作る。
この過程が繰り返されることで、上位の段丘面は過去の侵食面、下位の段丘面はより最近の侵食面となり、「上にあるほど古い」という一般的な構造が形成されます。

隆起と沈降のサイクルの場合
ご指摘の「隆起→沈降」というケースを考えると、以下のようなことが起こります:

隆起によって段丘面が形成される。
その後、沈降が起きると、元の段丘面が再び水中に沈む可能性がある。
再び隆起が起きた場合、沈降中に堆積した層が新たに隆起することで、古い段丘面よりも高い位置に新しい段丘面が形成されるように見えるかもしれません。
このシナリオにおいては、沈降時の堆積物の影響や侵食・隆起の程度によって、段丘の上下関係が複雑になる可能性があります。しかし、この場合でも「段丘」という用語が指すものは通常、侵食によって形成された平坦な面であるため、沈降中に堆積した新しい地層がそのまま「段丘面」と見なされるわけではありません。

ご質問のポイントについて
「最新の段丘面が一つ前の段丘面より上になる」場合、以下のことが誤解を招いている可能性があります:

段丘面の定義: 段丘面は、侵食によって形成された地形であることが基本です。沈降中に堆積した平坦な地層は段丘面と見なされません。
侵食と堆積のプロセスの区別: 段丘は侵食プロセスの結果であり、堆積プロセスの結果ではないため、沈降中に形成された地層は段丘の分類に含まれません。
沈降が絡むケースでは、段丘の形成過程が複雑になる場合もありますが、通常の教科書的な説明は「隆起を伴う侵食」を主眼にしているため、沈降の影響を省略していることが多いです。

補足
もし「隆起→沈降」のサイクルで形成された特殊な段丘について説明がある文献を探している場合、以下のキーワードで調査を進めると良いかもしれません:

変動地形学(特に沈降・隆起を繰り返す地域の研究)
海進と海退
段丘の形成メカニズムにおける堆積作用
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ChatGPTは破綻のない文章も書けるのですね。段丘の定義を正確に知らなかったための疑問だったとわかりました。とりあえず納得しました!

お礼日時:2024/12/13 09:09

何をどのように説明していいのかで悩んでいます。

取りあえず思いつくままに回答します。

 まず基本事項から。段丘面は川原または海岸近くでできた地形的平坦面が、何らかの形で隆起一段高いところにあがり、現河床や海面から一段高いところにできた平坦面をいいます。隆起したことによって河川や海水の下方侵食力が復活して段丘面が削りこまれ段丘の周囲には段丘崖が作られます。なお、平坦面が河川によってできたのか海水の作用によるものかの区別はしにくいので、地質学的には海岸段丘・河岸段丘の区別はあまり意味を持ちません。
 文中の隆起については、海面が下降する海退が起こっても同じ効果が得られます。どちらかというと、隆起量と海面の高さとの相対位置が問題になります。陸地に対して海面が高かったかどうか、または海面に対して陸地が高かったかどうかです。海進海退は変動速度が大きいのですが決まった範囲内を上下するのに対して、隆起沈降は変動速度が小さくても一方的に継続するので長期的に見ると効果は大きくなります。海進については、定義の用語以外に縄文海進というように、海面が高い状態で安定していた時期をさしていうこともあります。混乱の元なのでここではこのような状態をいう場合は海進期を使う事にします。

 基本事項その2です。侵食が起こるのは陸地のみで、海面から高いほどその効果は大きくなります。逆に堆積が起こるのは海岸・河口近くで、地殻が安定している場合は海面の高さまで埋め立てられて平坦面を形成します。海岸平野です。侵食の場合も同様なことが起こって準平原を作ることがありますがこれには、数100万年くらいの期間が必要です。今回の場合は侵食で平坦面はできないと考えていいでしょう。この点でAIの回答は誤りです。海食台やノッチについては段丘とは切りはなして考えます。段丘ではなく隆起海食台という用語があります。

 基本事項を組み合わせて考えます。一方的に隆起・海退が起こっている場合を考えてみます。どんどん侵食されその範囲が広がっていきます。これでは平坦面(段丘面の元)が形成されません。一方的な沈降・海進の場合はどうでしょう。平坦面ができてもさらに高い所に作り直さないといけなくなります。この場合でも、平坦面ができません。
 平坦面ができるのは、隆起が起こっているときにそれを上回る速度で一時的に海進が起こりその海面の高さが一定期間維持されたときです。いわゆる海進期にあたります。海岸付近はそれほど深くなっていないので急速に埋め立てられていって平坦面ができます。これがその後継続して起こる隆起で段丘面へと変わっていきます。海進期から海退が始まったときには作られた平坦面上に周囲からレキが運び込まれるようで、段丘面の直下にはレキ層が見られることがよくあります。
 1回目の海進期の後に2回目の海進期が起こるとどうなるでしょうか。その間には隆起が続いて海退が起こっていますから付近は侵食される一方です。ここで2回目の海進があってこの方が低かった場合はわかると思いますので省略します。問題になるのは2回目の方が高かった場合です。当然段丘面の元となる平坦面が形成されますが、その直前の侵食で深くなったところを埋め立てて平坦面にする前に、削られなかった1回目の平坦面を埋め立ててしまいます。つまりこの時点で1回目の平坦面は消滅してしまい、その後の段丘面として残されないことになります。つまり、新しい段丘面より低い所に古い段丘面ができる事はないということです。

 補足です。
大阪平野周辺や上町台地では4万年ほど前にできた段丘があります。この段丘面直下にあるレキ層と同じものが大阪市内中心部(梅田や難波)では地下10m位のところで見つかります。さらにその上には現在の大阪湾にたまった粘土層が堆積しています。上面は現在の地面ですから新しい段丘と同じものとみなせます。段丘面にこだわらずに地質で考えれば古いものの(段丘)上に新しいものがあるという構造になります。これは単純に地層累重の法則に従っているだけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。埋め立てられると段丘面とはみなさなくなるのですね。

お礼日時:2024/12/14 12:14

海岸段丘、河岸段丘ができた年代というのは、古いものでも100万年。


これくらいの時間スケールでは、隆起→沈降 というような転換は時間が短すぎるので、実質的には隆起継続/沈降継続/ほぼ無変動 のいずれか。

で、海進/海退であっても、地盤の沈降/隆起と同じ現象になります。
(小氷期と小間氷期で高低差10m、数1000年、氷期と間氷期なら(小氷期と小間氷期で高低差100m、周期数万年。)
海岸段丘において海進の場合、堆積はほぼ起こらないから、上段が新しいという場合も存在します。
https://sumaken.j-shield.co.jp/ground-and-house/ …
河岸段丘の場合に海進が起こると、段丘の谷面は土砂が堆積し、埋まってしまいます(上の面は段丘のまま残ることも多い)。そのため、海退のときに掘り直しになり、掘り直し後の面が段丘として認識されるので、地形として上が古い、ということはほとんどありません。
http://www2.kobe-c.ed.jp/shizen/strata/tis2_org/ …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。自分が想像したパターンも当然に起こりうることがわかって、とりあえず満足しました。

お礼日時:2024/12/13 09:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


おすすめ情報

このQ&Aを見た人がよく見るQ&A