ショボ短歌会

まずは下のJカーブ効果の過程の説明を見てください。

「その過程は3つに分けてみると理解しやすい。 第一は通貨契約期と呼ばれ、切り下げ直後にお いて、輸出入品の価格も数量も既に決まってい る時期である。その場合、輸出入とも、自国通 貨建てでみた場合、同じ割合だけ増加するから、 収支が赤字の場合にはその幅が拡大することと なる。第二は経過期とも呼ぶべきもので、価格 が変化するが、数量はこれに対する適応の遅れ から不変のままとどまる時期である。この場合 自国通貨建ての輸入額は増加し、輸出額は値下 げの結果むしろ減少するから、赤字額はさらに 増える。そのあとに、最終時期である数量調整期が訪れる。切り下げにより外貨建て輸出価格 を引き下げることができるから一定の期間経過 後は輸出数量が大きく伸びてくる。他方輸入価 格が上昇するため輸入品に対する国内需要が減 少し、その結果輸入数量が大きく減少する。こ れらの結果、価格数量間の弾性値にもよるが、 多くの場合数量効果が勝って、貿易収支は一転 して改善する。」

この説明の通りに具体例を使って理解しようとしたのですが理解できません。
日本とアメリカの2カ国しか存在しないとします。まず為替レートは1ドル/100円です。日本には200円=2ドルの総輸入量があるとします。今為替レートが1ドル/125円になりました。円安です。その結果日本の輸入量は、Jカーブの通貨契約期の説明から計算すると、250円になりました。
同様の過程をアメリカから見てみます。まず、アメリカには2ドル=200円の総輸出量があります。為替レートが0.8ドル/100円(=1ドル/125円)になりました。その結果総輸出量は1.6ドルとなりました。
あれ?1ドル/125円のとき日本の輸入額(250円)=アメリカの輸出額(1.6ドル)になりました。どう見てもおかしいです。

どこか根本的に勘違いしているところがあると思います。そこをご指摘いただいたき、Jカーブ効果についてもう少し詳しく教えていただけると助かります。

A 回答 (1件)

米国のコーラが2ドルで誰でも買えます。

だから2ドル必要になります。(日本では2ドル入手するのに250円必要です)つまり米国の会社は2ドルの輸出額で従前と変化がありません。つまりドル建て決済の貿易では米国には円安は無関係です。

原油もドル建て輸入が主ですから電力会社が年間約5兆円も出超になりました。
(ほぼ同量の原油を輸入)
もちろんこのお金は全部私達に転嫁され電気代が値上がりしました。

自動車代金(価格1万ドル;100万円)は米国から1万ドルの代金がはいります。
円安後に交換すると125万円で25万円も濡れ手に粟です。

米国内でも競争が厳しい(ドイツ車、韓国車)ですからいずれ8000ドルに値下げして
販売量を拡大する会社もでてきます。(8000X125=100万円の価格は確保)
そうすれば日本全体では輸出金額>輸入金額となり日本経済は万々歳です。
(これは昔の日本での話です。現在は黒字になるかどうかは不明です。
 いまだに貿易赤字ですね)
                 以上
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