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大学の志望理由を書いてみました。アドバイスがあれば是非ともよろしくお願いします!

私は将来、WEBデザイナーになりたいと考えています。元々HTMLやCSSなどを独学してWEBテンプレートを改変させることが好きで、よくWEBページを製作していました。その時、洗練されたWEBページを特集した本を読み、そのデザインの色合いや機能性に感銘を受けたことでWEBデザインを生業にしたいと思うようになり、更に言語やデザインの独学に励むようになりました。

情報社会の現代では、企業だけではなく個人でもWEBを必要としている人が多く、その需要が尽きることはありません。製作ソフトなどが普及しているものの、顧客の考えているものをより鮮明なビジュアルデザインに変換するには、専門的な知識を会得したWEBデザイナーが代わってデザインすることが必要不可欠です。

そのようなWEBデザイナーになるためには、顧客が言語化できていない考えを汲み取る能力や表層的ではなく機能面でも優れたWEBデザインを製作できる能力が必要です。それらは情報学、心理学、教養などデザインの分野以外の学問が総合的に作用することで会得することができます。貴学は様々な学群で構成されており、他の分野の教育も受けることが可能であるため、数ある大学の中で貴学が最も自身の目標の達成に適する環境を有していると考えました。

貴学に進学した際には、知能の吸収と同時に調査や実践を踏まえながら学習することを念頭におき、あらゆる造形表現に共通する形態・色彩・材料要素などの造形要素と表現の可能性を追求するとともに、幅広い視野から課題を探求する姿勢で学ぶことで、現代のデザインの諸問題に積極的に取り組みたいと思います。そして狭い視野に閉じこもらず、領域外の授業も幅広く受講し、貴学の主催する交流協定大学とのワークショップに取り組むことで、国境のないビジュアルデザインを学ぶ上でのグローバルな感覚を養いたいと考えています。以上の理由から、私は筑波大学芸術専門学群構成専攻を志望します。

A 回答 (5件)

NO4の元塾講師です。

再度回答いたします。

 まず、「相応しい能力のアピール」に関してですが、このアピール自体はしっかりできています。ただ先の私の解答ではりません。ズバリ解答は「大学側があなたを入学させるメリットを書いていない」ということです。またこれをもう少し抽象的に書くと「相手のことを考えていない」になります。

 あなたは試験に合格するための、一生懸命に文章を作成したと思いますが、それは「私はこれだけ凄い」という自己アピールで終わっているように、私には感じられました。推薦入試の際に、候補者が二人いて片方だけを合格させる場合、「どっちが大学側にとって利益があるか?」となります。成績表や小論文の試験、面接等も結局は「就職活動時等で実績があがるであろう人を選ぶため」に過ぎません。こういう判断の時に強いのは、「採点官が重視するポイントを心得ているか」につきます。
 たとえば、10年ほど前、プロ野球で新球団設立の動きが起きました。結果は楽天の設立で決着しましたが、その時の勝者と敗者には大きな違いがありました。勝者は楽天のトップ三木谷さんで、敗者はライブドア(当時)のトップ堀江貴文さんです。オーナー会議という、各球団のオーナーが集まりどちらのチームを新球団に迎え入れるかを決める会議の服などに違いがありました。三木谷さんは、スーツにネクタイで、それまでトレードマークのひげもそりました(オーナーでも権力がある巨人の渡辺さんがひげを嫌うと聞いたからのようです)。一方堀江さんはいつもよりフォーマルでしたがネクタイはせず、カジュアルな服装でした(普段はTシャツで会見などに出席していました)。三木谷さんは自分が勝つためには、審判のオーナーの評価を求め、一方堀江さんはオーナー達を見ず、野球ファンを見ていました。新球団がどちらかになるのを決めるのはオーナーでありファンではありません。特に高齢者が多いオーナー会議において、カジュアルな格好で行くことはマイナス要素でしかありませんでした。他にも、フィギュアスケートやボクシングでも観客がおかしいと思う勝敗がつくことがありますが、勝者は審判や採点者に上手にアピールしていおり、その部分が観客には分からない場合がほとんどです。
 話を元に戻すと、あなたの文章は確かに、「あなた自身が採点官に伝わるように必死に書いている」ことは私も感じ取れますが、「大学側がどのような人物を欲していて、その人物に自分は適していますよ」という相手(大学側)の立場を一旦考えて書いているとは思えませんでした。あなたがどうしてその大学に入学したいのか、入学後にどのような勉強をするのかはよく分かりますが、大学側があなたをいれるメリットが書かれていないことになります。家電屋さんで「私が儲けたいからこの掃除機を買ってください」と販売員が言っても誰も買いません。その掃除機のメリットを言ってはじめて人は買うか悩むのです。
 
 また、その視点(相手のメリット・判断基準)を考えて書いているかということは重要なポイントになります。就職試験でも同様のことが試されているからです。企業の人員の多くは「営業・販売職」です。そのため相手のメリットや判断基準を考えられる人材を欲しており、そうした人が就職活動で活躍します。商品を売るにしても、その商品の特徴を何度も同じ様にアピールするのではなく、お客さんごとに変えていくのです。包丁でも重視するのは「握りやすさ」なのか、「切れ味」なのか、「耐久性」なのかは人によって違います。同じ商品の販売でもお客さんによって話す内容は変わってきますし、お客さんが何を求めているかを嗅ぎ分けられる人が良い販売員です(逆にテレビの通販などは多くのお客さんを相手にするのでメリットを列挙するような放送内容になります)。
 大学入試において、このような能力があるかを試験できるのは志望理由書・面接がある試験だけであり一般では無理です。そのため、AO・推薦入試ではこうした能力がある人に高得点を付けていると考えられます。(揚げ足取りのようになってしまいますが、)考えを汲み取る能力はWEBデザイナーに必要ですが、この目の前にいる採点官の考えも汲み取らないといけません。

 大事な核心部分の一つはこれであり、実はもう一つあります。
 それは「明確な将来のビジョン」です。このことがなぜ必要なのか、また書いて頂けたら再度回答いたします。時間的余裕もないかもしれないので、返答を頂いたら早めにお返事いたします。
ご参考までに。
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元塾講師です。

推薦入試などの志望理由書の添削経験があります。

 まず、全体としてはよくまとまっています。自分なりの全力を出した上での質問でしょう。そのうえで改善した方がいいと(私が)思うものを2つ書きます。
 
 最初の「私は将来、WEBデザイナーになりたいと考えています。」ですが、できればもう少し具体的に(「人の考えを具現化できる」などです)入れた方がいいです。志望理由書はあなたの志望具合を見るものですが、それと同時に「文章を書く能力を見るもの」でもあります。冒頭で文章全体をイメージできる言葉を書いている方が、文章を読むのが楽になります。あなたの言葉でも間違いではありませんが、文章に適し、且つ細かい方がより適切な冒頭になります。

 「~企業だけではなく個人でも、~」とありますが、これは不要です。確かに企業・個人にとってWEBは必要なものですが、この文の後に「制作ソフトなどが普及~」とあり、この場合におけるWEBは「WEBを作る側に必要なもの」ということになります(個人でもビジネスをする場合にWEBサイトを持つ必要がある等です、見る側に必要であることは認めますが、それだと後半の制作ソフトの文章がおかしくなります)。このような場合、個人のWEB作成においてプロの出番が(今後も含めて)あるかというと疑問です。確かに「WEBの出来で仕事の受注状況が違う」と思うかもしれません。しかし、そうした仕事はほとんどがWEB関連の仕事であり、そうしたものに関係ない仕事の場合、効果は非常に限定的です。そもそもWEB関連の仕事をしている人がWEBを外注すること自体本末転倒ですし…。


 
 また、この文章を読んでいて気になったことを2つ書きます。
 ①それは、大学は芸術を学ぶところではなく「芸術学」を学ぶところだということです。芸術を学ぶとは「絵の書き方」等の方法論を学ぶ場所ですが、芸術学を学ぶとは「この当時の芸術が誕生した背景は…、その芸術が他の地域に伝搬して…」という歴史に近いものを学ぶということです。受験生にアピールするために実戦的な部分をアピールしているかもしれませんが、大学の本質は「学」がつくものにあります。文学も本の書き方を教えるのではなく、ある時代の文章の特徴や変化を研究する学問であることと同じです。
 こうした内容を書いたのは、ズバリあなたが大学で「芸術」を求めていると感じたからです。大学(特に国立)は設立目的がそもそも「集団の首脳になって物事を判断する人材の育成」にあります。WEBデザインに関しても、個人のスキルを上げることに主眼はなく、「どのようにしてその技術が開発されたか」というものがテーマであり、これからの国にとってどうすることが有益であるかを考えていくのが国立大学です。
 こうした感想は大学の先生も持つはずであり、質問で「専門学校の方が実戦的な方法を学べるはずですが、なぜわざわざ大学に進学したいのですか?」という質問が来ると思います。ちなみに「デザイン以外の分野も勉強でき、それらが役に立つから」という理由だけでは合格点はもらえないと思います。考えてみてください。お礼にでも書いてくれれば再度解答いたします。
 面接でその部分をしっかり答えられれば問題ありませんが、そうでないなら文章に入れることをお勧めします。
 ②もう一つは、「大事な核の部分がない」というものです。別に主張内容がぼやけているということではありません。推薦入試などで求められる能力の重要な要素が欠けているということです。今の答案でも、核以外の部分を寄せ集めて合格点に達する可能性は十分ありますが、一番採点官が見たい部分がないと思います。これがなんなのかもお礼に書いてみてください。答えを書いて、それを丸暗記するようではその要素を養うこともできないので、今回はそれを発見することと同時にトレーニングも兼ねてまずは自分で探してみてください。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

助かりました

的確なアドバイス、誠にありがとうございます。まさか、これほどに親身になっていただける回答者が居るとは思っておりませんでした。驚きと共に大変感謝しております。

どれも盲点となっていた所で、早速修正いたしました。最後の②についてですが、私になりに考えましたが、明確な答えを出すことができません。ですが、推薦入試ということで「自分が推薦されるに相応しい能力を持っている」という主張にはなっていなかった点に問題があったのかもしれないという結論に至りました。いかがでしょうか。よろしければ返答お願いいたします。

お礼日時:2015/08/28 21:44

かなりご大層な文面の割には、「素人でもテンプレートで手軽にそれなりのモノが作れ差別化にも限界があり、消耗品的にも思えるWEBデザイナー」が目標というのはどうか、というのが正直な感想です。

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> そのようなWEBデザイナー



 具体的にどんな? ここより前に書いてあるのはただの一般論でしょ。自分のビジョンが全く書けていない。
 最新最前衛にあれもこれも貪欲に食いつきたい気持ちがビンビン伝わるが、片っ端から食いついてたら消化不良になりそう。ビジョンがあれば、焦点もおのずと絞られて来るのだが。
 なお、歴史的・思想的・哲学的背景ってものにまだ興味がないのは、ま、無理もないとは思うけど、知の体系を立体的に捉えるには不可欠な視点。また、近い将来、機械がかなり確実に適切な検索をしてくれるようになれば、WEBデザイナーという仕事の存在意義はどうなるだろう。というように、(お書きのような、素養の多様性とは別の意味で)多面的かつ長期的に捉えてる方が良いかもね。

> 数ある大学の中で貴学が最も自身の目標の達成に適する環境を有していると考え

る根拠が明確に書けてない。「他にもいっぱいあるでしょうに?たとえば専門学校でもいいんじゃ?」とか言われたら「はあ…」とか答えるのかな?

> 知能の吸収

 WEBデザイナーが一番やっちゃいけないのが、ケアレスミスではなかろうか。

> 現代のデザインの諸問題に積極的に取り組みたい

 たとえばどんな問題?それが不明確では、積極的も何もないと思うが。

 ところで、これまで自分で学んで実践してきた、というのが一番の売り口上であるのなら、自分の作品へのリンクを貼ってみるってのは如何。
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すごいね

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