コンニャクはどうして低カロリー？

くだらない質問ですみません。

同僚が熱心にダイエット中で、毎日、コンニャク原料の米（のように加工したもの）を混ぜた御飯とか、おかずの大半がコンニャクとかのお弁当を持ってきてます。
ダイエットもコンニャク好きも個人の自由ですが、ふと疑問に思いました。
ご存知のとおり、コンニャクの原料は芋です。
芋というのは普通、デンプンなどの炭水化物が主成分ですよね？
加工の過程でデンプンが流失するのかとも思いましたが、そんな勿体ない食品を昔の人が作るとは思えないので、たぶん違うと思います。
そこで考えたんですが、コンニャク芋というのは炭水化物がないのでしょうか？
それともコンニャクに加工する過程で、成分が何らかの変化をして低カロリーになるんでしょうか？
伯父がコンニャク芋を栽培しているので聞いてみたら「知らない。考えたこともない」というので、質問してみることにしました。
どなたか正確なことをご存知の方がいましたら、暇な時でも結構ですので、教えてください。

質問者からの補足コメント

• すみません、何か操作を間違って質問分野が違ってしまいました。
  前に質問したときと同じ分野そのままになっているので、そこは気にしないでいただければ幸いです。
  初心者で変更の仕方がちょっとわかりませんので、すみません。

    補足日時：2015/09/17 11:40

No.2 ベストアンサー 回答者： 真魚 回答日時： 2015/09/19 15:59

> コンニャク芋というのは炭水化物がないのでしょうか？

コンニャク芋そのものの成分組成は知りませんが、
製品になったコンニャクはほとんどが水分で、炭水化物はわずかです。
炭水化物は糖質と食物繊維に分けられ、糖質の4kcal/gに対して食物繊維は0～2kcal/gしかありません。
こんにゃくの炭水化物はほとんどが食物繊維（グルコンマンナン）なので、糖質よりも低カロリーになります。


日本食品標準成分表2010
（100gあたり）
精粉こんにゃく --- 5kcal、水分97.3g、たんぱく質0.1g、脂質0.0g、炭水化物2.3g
生芋こんにゃく --- 7kcal、水分96.2g、たんぱく質0.1g、脂質0.1g、炭水化物3.3g
しらたき --------- 6kcal、水分96.5g、たんぱく質0.2g、脂質0.0g、炭水化物3.0g
ところてん ------- 2kcal、水分99.1g、たんぱく質0.2g、脂質0.0g、炭水化物0.6g
コーヒーゼリー -- 45kcal、水分88.7g、たんぱく質1.7g、脂質0.0g、炭水化物9.5g

精粉こんにゃく --- 炭水化物2.3g（糖質0.1g、食物繊維2.2g）
生芋こんにゃく --- 炭水化物3.3g（糖質0.3g、食物繊維3.0g）
しらたき --------- 炭水化物3.0g（糖質0.1g、食物繊維2.9g）
ところてん ------- 炭水化物0.6g（糖質0.0g、食物繊維0.6g）
コーヒーゼリー --- 炭水化物9.5g（糖質9.5g、食物繊維0.0g）


参考までに
主な成分の 1グラムあたりのカロリー
・水分 ------------- 0kcal
・たんぱく質 ------ 約 4kcal
・脂質 ------------ 約 9kcal
・炭水化物 -------- 約 4kcal
・アルコール ------ 約 7kcal

炭水化物の内訳
・糖質 ---------- 約 4kcal
・食物繊維 ------ 約 0～2kcal （醗酵・分解率による差）

この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
「ほとんどが水分」というのはいろんな食品に共通する特徴だと思いますが、要するに「ほとんど人間が消化できない食物繊維なので、カロリーが低い」ということは理解できました。
ありがとうございました。

お礼日時：2015/09/29 12:52

No.3 回答者： ORUKA1951 回答日時： 2015/09/20 17:18

あれっ理科や家庭科で学ばなかったの・・

・炭水化物---糖質は、(C₆H₁₂O₆)nなどで表される化合物です。
・グルコース(ブドウ糖、果糖などの)単糖類がグリコシド結合で結びついたもの
　単糖類　グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、マンノース、ガラクトース、キシロース・・・
　二糖類
　　　スクロース(ショ糖)　グルコースとフルクトース
　　　マルトース(麦芽糖)　グルコース二個
　多糖類
　　　デンプン　　　植物のグルコース保存
　　　セルロース　　植物の骨格
　　　グリコーゲン　動物のグルコース貯蔵
　　　　上記はいずれもグルコースがたくさん結びついた高分子
　　　　セルロースは動物は消化できない
　　　他にも、
　　　グルコマンナン　こんにゃくに含まれる多糖類、グルコースとマンノースによる
　　　ペクチン
　　　カラギーナン
　　　セルロース
　　　キチン
　　などと手も多くの種類があります。

　そして、人間の消化器官で消化できない--単糖に分解できない、できてもその単糖を代謝できないならエネルギー源(カロリー)とはならない。

　中学校高等学校の家庭科と理科の教科書を復習しましょう。

また
炭水化物 - Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E6%B0%B4 … )
コンニャク - Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%93 … )

この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
家庭科ではコンニャクは低カロリーと言う事実は習いますが、コンニャク芋の成分は教わりませんし、誰も追求しませんでした。
理科は私は物理を選択したので、生物分野には疎いのです。
いずれにせよ、ありがとうございました。

お礼日時：2015/09/29 12:54

No.1 回答者： raizo-ichikawa 回答日時： 2015/09/17 11:33

コンニャクの成分は重量の３～４％がコンニャクマンナン、残りはは水分です。

　コンニャクマンナンは多糖類の一種ですが、ヒトの消化管ではほとんど消化されません。
　コンニャクマンナンと水分の関係は、ゼリーに似ています。
　ゼリーを作る際に使用する粉ゼラチンは重量比で水の１％位です。（500mLのジュースに粉ゼラチン5g位）ただし、ゼリーの場合はゼラチンも糖類も栄養になりますが…。

この回答へのお礼

返事が遅くなって申し訳ありません。
つまり、「炭水化物はあるけど、それは人間には消化できない物質なので、カロリーにならない」ということですね。
ありがとうございました。

お礼日時：2015/09/29 12:46