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川端康成著『温泉宿』の一節「淵の周りには、銀色の渡鳥の群が溺れるかのように、月光が乱れ立っていた」について質問です。
この文章の意味は、以下のように解釈してよろしいのでしょうか?

ナラの葉によって細く別れた月の光が、流れる川の水面に乱れ射している。
そして、その水面に反射されて銀色に光る月の光が、銀色の渡り鳥の群れが溺れているように見える。
すなわち、流れる川の水面の様子を、銀色の渡り鳥が溺れるさまに例えた文章である。

質問者からの補足コメント

  • お二方ともありがとうございます。
    ベストアンサーは回答順で決めさせて頂きます。

      補足日時:2015/09/26 18:11

A 回答 (2件)

そこまで、細かく説明する必要は無いですが、そのような解釈で問題は無いでしょう。


原文を普通に書けば、「淵のまわりの水は、激しく波立って、月の光を反射していた」となると思います。
激しく波立つ→銀色の渡鳥の群れがおぼれるかのよう
月の光を反射していた→月光が乱れ立っていた
という文学的な表現にしたと言う事ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど、「月の光を反射→乱れ立つ」ですね。
私は、「乱れ立つ→月の光を反射」の順序で考えていました。
この文章より前に、「ナラの葉漏れの月」という表現があるので、そのことと関連付けているのかと思いましたが、
月光の乱れ立ち方が「銀色の渡鳥の群が溺れているかのよう」なのですから、
やはり、「月の光を反射→乱れ立つ」という解釈が自然ですし、論理的ですね。

お礼日時:2015/09/23 11:25

そのような解釈になるでしょう。


鳥が溺れるときにどのような状態になるか、を想像してみるとわかりやすいと思います。
鳥は、盛んに羽をバタバタさせて沈んでしまわないように抵抗するでしょう。
その勢いで水面は激しく波立ち、周囲には水しぶきが飛び散るずです。
「月光が乱れ立っている様子=銀色の渡鳥の群が一斉に水しぶきをあげて溺れているような様子」という比喩。
月光が圧倒的な輝きと激しさで水面に乱反射している状態の場面描写でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり、「月の光が乱反射→乱れ立つ」ですね。

お礼日時:2015/09/23 11:26

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