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日本や韓国では未だに、先輩後輩という関係性が絶対的な面がありますよね?
特に学生時代、先輩の崇められ方は異常ですらあります。
これは儒教の影響が大きいのだと思いますが、では儒教の影響がない欧米ではどうなのですか?

よく欧米は年功序列ではなく、実力主義といわれます。
学生の飛び級も一般的だし、子供の起業家というのも多いです。
やはり先輩だから偉いという概念はなく、上の学年でも下の学年でもまったくのフラットな関係なのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

>先輩だから偉いという概念はなく、上の学年でも下の学年でもまったくのフラットな関係なのでしょうか?


いわゆる「年が上だから偉い」という概念はありません。というよりも年齢をいちいち気にしないといった方が正しいでしょう。飛び級以外にも一旦学校を休んでウン十年たってから戻ってくるとか、いくつもの学校に入ったり出たり、またダブルメジャー、トリプルメジャーといっていくつもの専攻を掛け持ちしたりすることが自然なことなので、同じ年齢であるとか何歳までに入らなければならないといった枠みたいなものがないからです。

年齢ではなく同じ学校の同じ専攻という意味での先輩には敬意を払います。特に卒業生に対してのリスペクトはその人の年齢にかかわらずあります。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

なるほど、日本ほど年齢によるコミュニティのすみ分けがないというのも大きいのですね。
同じ学年でも年齢が10コも違えば、先輩後輩なんて言ってられませんもんね。

お礼日時:2015/10/14 20:45

学校では、建前上はフラットですが、出来る子とできない子、場合によっては貧富の差、家柄の差が明確に出ます。



中学高校の公立校だと、家柄の差というのは当然ながらほとんどありません。その代り、スポーツが得意な子・勉強ができる子などの特徴があって人気がある人と、そうでない人の差がはっきりします。
 欧米では小学校からダンスパーティがあり、女子を誘えるかどうか、で男子の序列が決まり、女子も人気のある男子に誘われることがステータスになっていきます。
 (ハリーポッターでもダンスパーティがありましたね)

また、大学に入ると、サロンに所属することになるのですが、伝統とあるサロンは成績優秀者しか入れないとか、格式が高いサロンは家柄のよい良家の子女じゃないと所属できない、とかいろいろあります。特に優秀な大学は、このサロンが社会に出ても「学生時代の先輩後輩」として機能するために、欧米や欧米の有名大学に留学した経験のある指導者だと「大臣、○○国の産業大臣が交渉に対応してくれません」などの時に「あいつは大学の同じサロンの後輩だから、俺から直接交渉をお願いしてみよう」なんてことが起こります。
儀礼的な先輩後輩がない分、横のつながりが大切にされるのです。


さらに社会人になると、明確に「階級差」が出ます。欧米では「肉体労働者」と「頭脳労働者」は別の民族と言っていいぐらいかかわりがありません。
 また、同じ会社の中で上司の権限は非常に強く、部下は言葉使い一つで首を切られることもありえます。
 年齢はまったく関係なく、20代のエリート大学での若者が勤続40年の高卒部下を使えこなせるのです。

また、大きな会社になると食堂などが「幹部用食堂」「従業員食堂」のように分かれています。幹部と従業員も別世界の人たちで、交流があまりない、のです。

倒産する前の話ですが、JALの社長が給料を半分返還し、電車で通っているのをみて(そういう番組があった)欧米の人々に評判になりました。

逆に同じ階級の同じ仕事をしていると年齢関係なく同僚です。たとえば床掃除のようなそれほどスキルの要らない仕事であれば、若者と年寄りがため口で会話しています。

日本的な(というかアジア的な)先輩後輩関係が良いとはいいませんが、欧米流の実力主義のヒエラルキー社会も意外にキツイというか、底辺層での安定性とか社会的存在感という部分では、肉体労働でも職人でも「感謝する」日本のほうがよほど暮らしやすいといえます。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

実力主義の現実が想像できる内容でした。
確かに肯定的な面だけでなく、否定的な面も確実に存在するのでしょうね。

日本のような年齢や年数ではなく、欧米では階級というものが重視されるのですか。
そう考えたら、「実るほど頭をたれる」ことが美徳とされる日本のほうが、一般労働者にとっては住みよいでしょうね。

お礼日時:2015/10/14 20:50

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