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現代の女性に対して、”太っている”と言うことは侮辱になります。
ところで、江戸時代の女性に対しては、どうだったのでしょうか?

A 回答 (6件)

江戸時代の頃の文献に「小股の切れ上がった(女)」という表現がありました。


すらっと足が長くて、きびきび動ける、粋な女性を褒めて言ったことだとされています。
やはりそういう女性は人気があったのでしょうね。
ただ、庶民は、食生活を考えても、
また、食べてごろごろしていられる身分ではなかったので、
スマートな人が多かったでしょうし、
働き者でないと、誰も嫁になんてもらってくれなかったでしょう。
町民の体型では、ほとんどの女性に該当する、スマートタイプが、うけたでしょう。
それを否定したら、茶屋や遊郭にも、美女はいないことになります。
ただ、そういう賛美の対象は、もちろん、
生活環境によって違います。
農村では、重いものでも持て、子供をたくさん産めそうな、
がっしり、元気な女性が求められたでしょうし、
裕福な町人、大名クラスの家では、
色白でぽっちゃりした子が、美人だったと思います。
おそらく、現代ほど、こういう体型以外はダメ、という感覚はなかったと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<賛美の対象>
は生活環境によって様々だったのですね。例えば、農村・裕福な町人・大名クラスなどでは、太った(がっしりしたとかぽっちゃりしたに類する)は、好意的に解釈されていたのですね。
(現代は、強力なマスコミやかなり均一的な生活環境の結果、美の基準が画一化されてきたようですね)

お礼日時:2016/01/07 14:21

一概に「侮辱」とはならなのではないでしょうか。



他の回答者さんがお書きになっているとおり、春画や美人画はスリムな体形のモデルが多いように思いますが、それは「現代で目にする機会がある浮世絵」です。言い換えれば「現代人が好み、衆人環視に耐える浮世絵」です。時代が違い、習慣風俗が違いますから、美的感覚も違います。江戸時代の女性は、結婚すると「お歯黒」にしました。鉄を酸化させた液を接着剤で歯に付着させ、文字通り歯を黒くするというものです。また「眉を落とす」という習慣もありました。文字通り、眉毛を剃り落とすんですが、新婚時代は剃りたてなので、青白い跡が残ります。この剃りたての感じと黒い歯が「人妻のチャームポイント」だったそうです。

少々話が逸れてしまいましたが、現代とは感覚が違うという事です。ならば、太い=悪いではなく、好みのニーズは多彩だったのではないかと推測します。当時の栄養事情を考えれば太れる人は限られており、太った女性は珍しかったと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<好みのニーズは多彩だった>
のですね。ただし、太った女性は、良い意味で
<珍しかった>
と評価されていたのですね。

お礼日時:2016/01/07 14:08

春画だけではなく


いろいろな浮世絵を見てみますと
局部や性交を描いた作品はいくらでもありますが
西洋画のいわゆる「ヌード」のような
全身を裸で描いた当時の浮世絵というのがないのですね
(見逃しがあるかもしれませんが)

興味があれば、売れていれば
もっとたくさんの作品が残っているはずです

巨乳、貧乳なんてのもない
デブというのもない
(デブはあったような気もしますが、あったとしても数点でしょう)

つまり
女性の裸は美しいなんて感覚は
当時の人にはなかったのですね
明治時代になってから、ようやく女性美なんて感覚が
海外から輸入されたのですね

混浴だったのも、それがあると思います

ですから
江戸時代の男性は、局部と性交に関してだけ興味があって
今の時代のように女性の体そのものにはあまり興味はなかったような気がします

ということで
江戸時代にはデブとか巨乳とかそういうことは
一般人の意識の中にはなかったのではないですか
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうござい9ました。
<江戸時代にはデブとか巨乳とかそういうことは
一般人の意識の中にはなかった>
のですね。したがって、太っているや痩せていると言っても、褒め言葉でも侮辱する言葉にもならなかったのですね。

お礼日時:2016/01/07 11:48

江戸の美人画などを見ると、スラっとした体型の人が多いですから、すでに細身=美女という認識になっていたと思います。


ただ、ふくよか=裕福という認識もあったでしょうから、悪口にはならなかったと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<美人画などを見ると、スラっとした体型の人が多い>
ですね。太っている、は
<悪口にはならなかった>
位のレベルなのですね。

お礼日時:2016/01/06 14:40

> 現代の女性に対して、”太っている”と言うことは侮辱になります。


そうとは限らないでしょう。「あの人太っている」と、街を往く女性を指して言ったとしても、発言者も、聞いた相手も、「あの人太っている」と指し示した相手を侮辱したとは思ってないでしょう。 背が高い、太っている、スカートが~~だという指摘は、ただの認知でしかないでしょう。
太っているかの認知には、その社会の実情がかなり深く関わります。体形計測の数値で決まるものではないでしょう。江戸時代でも、期間が長いし、飢饉も繰り返し起きていますし、飢饉でなくても食事量は少なく、食事内容も高い栄養価があるということはあまりないので、体形がいわゆるふくよかな感じになることはあまりないです。そうした時代の社会で”太っている”と言うことで侮辱の意味を持たせることはほとんどないでしょう。羨望ならばあったかもしれませんが、
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
現代と異なり。食糧が豊富とは言えない江戸時代(それ以前もそうでしょうが)には、
<羨望ならばあったかもしれませんが>
ということですね。

お礼日時:2016/01/06 10:56

ほめ言葉ですよ。



痩せていることが美徳とされるようになったのは、ここ100年ほどの話です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<ほめ言葉>
ですね。食糧が充分手に入り、食べ過ぎが懸念される現代とは逆に、江戸時代ではほめ言葉だったのですね。

お礼日時:2016/01/06 11:02

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