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はじめまして。自動車業界に興味があり、論文のテーマを決めようとしている学生です。
業界のことを調べていた時に、なんとなくOEM(トヨタ、ホンダ、日産、VW、BMW、ダイムラー等)よりも、Tier1(デンソー、アイシン、Bosch、Continental、ZR TRZ、Delphi、現代Mobis、Valeo)のほうが、利益率が高いように見えます。
OEMよりも、納入業者のTier1のほうが利益率が高いなんて・・・と思ってしまい、なぜそんなことが起きているのが詳しい人がいたら、ぜひわかりやすく教えてくださませ。<(_ _)>
最近、Tier1は、電気自動車とかが伸びてきているので、そっち方面の特殊な技術を持っているから、OEMメーカーに強く出れるのですかね?いろいろと考えはするのですが、よくわからないので、ご知見のある方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

専門用語は知らないのだけど、OEMとは一般に使われている(original equipment manufacturer)のとは別の使い方の用語でしょうか?


一般的な用法だとOEM先とOEM元があって、どちらをTier1と比べているのははっきりしません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。国際標準規格ISO 16949の定義では、OEM(最終製品製造会社)、Tire1(一次下請け)、Tire2(二次下請け)と規定されていたため、質問のような表記にしました。誤解を招くような表現で申し訳ありませんでした。

お礼日時:2016/01/21 20:47

OEMの場合は、完成品を仕入れて販売しています。

やっていることは小売店と同じで、商社のような商いです。
粗利で0.3%とか、そういう次元での商いで、十分に儲かる形態の商いです。
Tier1は自己の製品を納入する仕事ですから、メーカーそのものです。
開発費や製造コストがかかりますから
粗利率で言えば五割とかそういう次元の商いです。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございます。
ちなみに、OEM(自動車メーカー)とTier1(部品納入メーカー)ではどちらが、R&D比率は高いのでしょうか。

お礼日時:2016/01/21 20:56

OEMの場合には品質保証は、OEMを依頼した側が受け持ちますが、Tier1は納入部品の品質保証全ての


リスクを負います。そのための評価機能・品質保証体制にコストがかかっていますので、自動車メーカー
も多少の利益を付加せざるを得ない業界と理解しています。当然メーカー側の納入仕様は合意した上での
品質保証です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実際のFY14 のEBITマージンを比べてみると、BMW、トヨタ、VMみたいなリーディングカンパニーは別として、基本的にはTier1(部品サプライヤー側)のほうが利益率が高いです。
この理由は、ginlimeさんとしては、自動車メーカーは、品質保証のすべてを請け負うので、その分コストがかさみ、利益率が低くなるという理解でよろしいでしょうか。 非常に参考になります。

お礼日時:2016/01/21 20:54

ありがとうございます。

OEMは既に依頼元で確立された技術での生産委託です。よってOEM先は、
納入仕様に基づいた加工賃のみの収入です。それでも量が大きいので利益はあります。
Tier1は、例えば新しいエンジンのVベルトを自前で開発し、騒音・寿命・コストに責任を持ちます。
開発費・材料コスト・評価コスト・品質保証コストをメーカーが認めているということだと思います。
TOYOTAの場合には豊田合成が、色々な意味でのTie1rもどきで牽制機能を持っていると認識しています。
自動車部品は多岐にわたり、且つ使われ方も個別ですので、このような体制が出来たのかなと想定しています。
自動車メーカーは、設計はしますが、エンジンと車体(プレス・溶接)以外は全て外注です。
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これらの差によるものではないでしょうか?


1.販売・サービス網の構築・維持
2.値引き販売・販売促進費・広告費等
3.価格決定力 
このなかでも3が支配的かと思います。1,2は一昔前から続く構造です。3は2000年代に入ってから傾向で、技術を持った一部のTier1が利益が高い理由と思います。

※ISO 16949ではOEM=カーメーカーとのことですが、一般的にはOEM=他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業のことです。(WIKIPEDIAより引用)
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もともとは、全ての部品を仕入れたり、開発したりしたものを、設計どおりに組み立て、多くの付加価値を独占していた昔のモデルから、モジュール化が進展し技術による本質的付加価値が部品メーカに移転しつつあるから。

OEMはマーケティングをして、魅力ある車を企画し、モジュールを組み上げて、販売するだけ。極端に言えば、いずれ誰でもできるようになるが、まだ、系列そのた、過去100年の慣性力で、大きな顔をしてるだけ。

IBMが開発したPC、かつての日本のPC王、NECなどが、わずか数十年で、チップセット+CPUのみに付加価値が統合されてしまい、壊滅的な状況と同じこと。個人でも組み立てられるほど、モジュール化が進むと、メーカの価値はほぼない。それでも、車は、大型で高価で、デザインや環境技術、新しいパワートレインなど、OEMの独自性を出す要素が大きいため、価値移転のスピードが、PCよりはかなりゆっくりだが、その動向はこの先も続く。
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