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現在短大生で、四大に編入して日本の文化について学びたいと考えているものです。幸いにも編入の推薦をもらうことができ、今度の日曜に入試があるのですが今、本当に大学で学ぶべきなのかを迷っています。

小さな頃から昔話や不思議な話が好きだったこともあり、自分が好きだった分野の話を体系的に学びたいと考えていました。仕事を辞めたのを機に大学を目指してやっと、自分の学びたいことを教えてくれる学部に入るチャンスを得ることが出来ました。自分の選んだ学科に迷いは無いのです。

ですが、先日私が編入しようと考えている学科の教授の講義を受けたときに「芸術や文学はお金に余裕がある人が勉強することで、貧乏な人は法学や商学を学ぶほうが良い」という趣旨の発言をその教授がしておられました。
特に我が家はお金が無く、学費も奨学金とバイトでギリギリ支払っている現状なので、その言葉が重くのしかかっています。
これまでは何とかなると思って、なるべく考えないようにして、勉強することに集中してきたのですが、よりによって自分が籍を置きたいと考えている学科の教授にそのような発言をされて、どう解釈したらよいのかわからなくなってしまいました。

文学部日本文化学科を受けようとしているのですが、文学部というところはやはり、お金に余裕のある人が学ぶところで、そうでない人は現実的な学問を学ぶほうが良いのでしょうか?

A 回答 (9件)

短大→大学→大学院と、文学の研究をしていました。



>自分の選んだ学科に迷いは無いのです

その気持ち、大事にしてほしいです。
教授の発言は、ほかの方もアドバイスされているように
就職のときに、少しばかり不利になってしまう部分があるということです。
ようは、あまり実用的ではないんですよね。
けれど、それでも学びたいのであれば、やるべきだと思います。
それに、就職もできないわけではありません。
職種によっては文学部をあまり採用しないところもありますが
文学部も十分就職できます。

編入して学ぶことができなかったら、一生後悔するかもしれません。
ようは、生半可な気持ちで取り組むなよ!ということです。

文化等を通じて、人間性を養っていくことが可能です。
きっとmiyabi15の人間形成に大きな影響を与えてくれると思いますよ。
なかなか見た目ではわからないんですけどね。
自信、もってほしいです!
私自身も、大学に編入したことで
そこで得たものや考え方、感性等が
仕事で生かされています。

頑張ってください!!
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この回答へのお礼

私自身が後悔しないように、全力を尽くしたいと思います。将来教員を目指していますので、きっと役に立つと信じています。今でも、選んだ事に迷いは無いです。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:42

 もし就職に「役立つ」ことだけを考えるなら、工学部・農学部などの「実学」系の理系学部に進学すべきです。

理学部でも数学や地球物理学では文学部以上に職がない可能性もあります。

 文系学部なら文学部より法学部・経済学部・商学部のほうが就職に有利かもしれませんが、それは、ほんのわずかな差です。農・工などに比べれば文系学部はみな同じようなものです(ただし、公務員を志望しているなら、法学部が若干有利なような感じもあるようです)。

 ただ、研究職を目指す場合、人文系は確かに不利ですので(たとえば、マーケティングなら大学の講師職の口は一杯あるけど、哲学とかならわずかしかない)、30歳過ぎまで就職しなくても大丈夫な資力は必要かもしれません。その意味では、大金持ちでなくてもいいけど「余裕のある」家であることが重要なのかもしれません。



 ですから、研究職を目指したい人以外では、法・経・商・文の差はあまりありません。ですが、法律や経営学などに比べて、文学部の学問は「すぐ役立ちそう」な感じがしないことは確かです。それは、人文学が「人間」存在そのものを理解するために、あえて現実世界を相対化して観察することを志向するからです。哲学や歴史がその典型でしょう。

 このような人文学の特徴ゆえに、「就職活動に役立つ分野を…」という考えでは、文学部での勉強がどうしてもつまらなく感じられるという可能性はあります(「いま不景気な理由は?」という問いにもすぐ答えを与えてはくれない)。そういう人は文学部に来るとつらいと感じるだろうから…というのが、その教授の言いたかったことかもしれません(もっとも、文学部の教官ならこう考えるはず、という統一した見解があるわけでもないので、その教授が「おかしい」人だった、という可能性は十分あります)。



ちなみに、多くの大学では文学部は他の文系学部と違って「卒業論文」をきちっと課されます。多くの情報を入手・整理・分析し、長くしかも論理的に議論をくみたてる文章を書く経験は、それがどんなことについてであれ、さまざまに応用可能な、つまり「役に立つ」能力を鍛えてくれるだろうと思います。
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この回答へのお礼

就職に直接、というよりも一度諦めかけた夢を手放したくないという気持ちが強かったので、自分以外に所からそれが断たれることが、怖かったのだと思います。将来も含め、がんばって行きたいと思います。
他の方々も、とても勇気を頂いたように感じました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:53

まぁ基本的にはそういうことだと思います。



理系なら工学部、文系なら法学部・経済学部というのが企業に行くことを考えたら、一番オーソドックスなパターンでしょう。 文学部や教育学部、理学部なども別に就職活動で不利というわけではないのですが、そもそも企業に就職するイメージがない人や、研究者志向の人が多いために就職状況は比較的よくはないです。

とはいっても、miyabi15さんが文学部を卒業した後にどんな将来をイメージしているかわかりませんが、就職するつもりであれば特に問題はないと思います。就職ができないというわけではないですから。 しかし、大学院に進学し、研究を続けたいというのであれば、確かにお金持ちの道楽というイメージがありますよね。 厳しいと思います。

大学に対して何を求めるかは人それぞれなので自由です。しかし多くの学生は、就職を意識して大学に来たに過ぎず、学問に深い関心があるわけではないですよね。そもそも大学の講義のレベルは、ちょっと図書館や書店で探せば見つかるものだし、そんなにお金をかけるほど価値のあるものとも思えません。 
まぁ、理系に関しては、その大学のその学科でないと使えない実験機械、設備、環境、といったものがありますから、大学に行く意味は非常にあると思いますがね。

もしも純粋に学問的な興味があるのなら、仕事の傍ら趣味で続ければいいのでは?と思うのですが、それではだめなんですかね~?
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この回答へのお礼

大学には、学問を学ぶ方法を教わるために行きたいと考えています。我武者羅にやって、どうにもならなかった経験があるもので。将来は教員を考えていますので、きっと自分の糧にはなってくれると思っています。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:46

文学部卒で大学院(D2)に在学中の者です。


私も金銭的に余裕がなく、奨学金とアルバイトで何とかやっています。

私の指導教授が、大学の昔話をよくしてくれるのですが、全く同じことを言っていました。

この教授がおっしゃるのは、おそらく卒業した後のことを考えられてのことだと思います。今は全く違う時代になりましたが、昔は法学や商学は収入に直結する学問だったわけです。

それに対して文学や芸術は、作品をつくりだす才能が必要なので、お金に直結するとは考えにくいです。仮に才能があったとしても、すぐに認められるとは限らないですし…

私の指導教授が言うには、むしろ大学自体お金が無い人が来るべきところではないという考え方があったそうです。それはお金が無いと学費や本のお金をを稼がなくてはならず、勉強時間が取られてしまうのと、それよりもすぐ就職して手に職をつけた方が良いとの理由からでした。

ですが今はどの学部を出たとしてもさほど変わりはないと思います。文学部卒だからといって、就職難かといわれればそうとは限りませんし、法・商学部卒だからといって就職が有利かといわれれば、必ずしもそうではありません。

miyabi15さんが将来どのような職業を目指していらっしゃるかわかりませんが、日本文化の知識が不可欠な職業だってありますし、「文学部=お金持ちが来るところ」とは一概に言えないと思います。

それにこの先生の言葉には「お金を払うからにはしっかり学んで欲しい」というニュアンスが含まれていると思います。
「高いお金を払っているのに、あまり勉強しないとは何たることか。お金の無駄遣いができるほど余裕のある人が大学に来ているんだな…」と、こう思われても仕方ない大学生が多いのも事実ですから…

そんなに悲観することはないと思いますよ。自分の学びたいことをしっかり学んで、充実した4年間を過ごしてください。勉強できるのは今だけです。後で「やっぱりあの時…」とならないように、後悔のないようにがんばって下さいね。
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この回答へのお礼

やっぱりあの時、と後悔しないようにがんばりたいと思います。今、中学社会の教員免許を取れそうなのできっと今後の学習が将来の糧となると思います。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:37

たぶん、その先生が比較的お金に余裕があって、悠々自適の研究生活が送れたため、そういう発想になったのだと思います。

たとえば、あるていど余裕がないと、本も買えないし、そういうしみったれた人間が嫌いな先生がおられるのも事実です。ゼミの学生に、お金がないひとが来ると、ゼミ旅行なんかでも、学生に気を遣わないといけなくなるでしょう。そういうのが、いやな先生もいるわけです。
その教授の真意は、わかりませんが、おそらくニュアンスとして、貧乏くさい人には来て欲しくないみたいなものが感じられたので、たいへんこころにぐさりと突き刺さったのかもしれません。
しかし、ドストエフスキーは、酒を買うために作品を書いていたのだし、ムンクに至っては、作品を売らないと生活できないし、作品は残しておきたいという思いから、自分用に、同じ絵を二枚描いたりしたひともいます。
志賀直哉のように、30歳になっても、親がかりの学生生活を続けていた人もいます。
すべての先生が、そのように考えている訳ではありません。たとえば、漢字の研究で有名な白川静先生などは、貧しいこととは関係なく、すぐれた学説を立てられるようになりました。法学部や商学部でも、家が金持ちの先生とそうでない先生もおられるわけで、これだけでは、その発言の真意は分からないかもしれません。
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この回答へのお礼

先生は裕福な家庭で育ったらしく、そんなところも私が堪えた理由なのかもしれません。
ですが、先生に伺ったところ過去の流れや現状を言ったことで、それでも来るなら歓迎すると仰ってくださいました。私が少し誤解して受け取っていたようです。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:33

 芸術や文学はお金に余裕がある人が勉強するものというのは一理あると思います。

将来も続けてその道に進むのであれば、金銭的な苦労が続く可能性が高いからです。
 しかし、実際のところ文学部を卒業して一般企業に就職したり、公務員になる場合が多いですので、貧乏だから文学部に行かない方がいいというのはないと思います。
 個人的な考えですが、大学で学んだことを仕事に生かせないのであれば、大学に行く意味はないと思っていますので、何かの役に立つ程度で大学に行くのはお金に余裕がある人のすることだと思います。
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この回答へのお礼

確かに将来も文化を専門で続けて行くのは、大変なことだと思います。でも、将来は教員を目指していますので、きっと役に立つ分野だと思っています。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:29

どうすべきかということは質問者さん自身が決めることですので、


少し別の面からアドバイスを。

昨今の就職事情の厳しさは、大学の先生方に結構プレッシャーを与えています。
先生方にしてみれば、教え子にはきちんと就職してしっかりとした生活をして欲しいのです。
その際に学んだことを活かせるなら、それに越したこともありません。
ところが、大学の先生、とりわけ文学部の先生などは、そうした
面で有効なアドバイスを学生にしてあげることができません。
学生に申し訳ないなと思っている先生は少なくありません。
一方で、学問の意義ということについては絶対的ともいえる自信を持っているのが
大学の先生方です。
生活については有効な助言をしてあげられない、それでも学ぼうという学生がいれば
この上なくうれしい。そんな先生方の屈折した心情を分かってあげて下さい。
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この回答へのお礼

今日、その先生の講義があり思い切って件の発言について、聞いてみました。そうしたら、来るのなら歓迎するよ、と言ってくださいました。就職も含め、がんばって見たいと思います。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:25

 先生の言い方にもちょっと誤解があると思いますが、そういう意味で言ったのではないと思います。


 特にこの不景気の時代、企業や会社も新卒とはいえ即戦力を求めてきていると思います。そうなると、芸術関係や文学は一般的な企業には求められている分野とは言いがたいと思います。
 公務員等では法務に強い人が良いし、営業等では経済学や商学に長けた方が望まれていると思います。
 「文学を頑張ってもこの先は厳しいですよ。」と言いたいのではないでしょうか。
 #1の方のおっしゃるとおり、心に余裕を持って勉学に励めば、将来自分に役立つことが必ずあると思いますよ。
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この回答へのお礼

確かに、私の受け取り方が少し悲観的だったのかもしれません。先生から見れば、現在を見ないといけないのでしょうね。でも、それでもやってみたいと思います。
少し迷いが晴れた気分です。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:17

その先生はひねくれてるんでしょう。


法学も商学も大学で学ぶ内容は現実的ではないですよ。
実利に直結させたいならば法科学校か、専門学校で学んだ方がいいでしょう。

学ぶことに必要なのはおカネの余裕ではなくて、心の余裕です。大学でがんばって学べばかならず人生に役立つ何か得るものはあります。別に手に職つけに大学に行くんじゃないんだから……。
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この回答へのお礼

お金の余裕ではなく、心の余裕という言葉、大変ありがたく思います。
少し迷いが晴れたような気がします。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/07 22:08

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