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光源氏誕生の一文に「世の例にもなりぬべき御もてなしなり。」とあるのですが、
そこの「ぬ」の文法的意味と活用形がよく分かりません。
「べき」は推量の助動詞なので推量になる。「べき」の下に「なり」があるから連体形になる。は(正しいか分からないですが)たぶん理解できました。
「ぬ」の意味が強意、活用形が終止形になるのはどうやって判断すればいいのでしょうか?特に活用形が終止形になることが理解不能なので詳しくお願いします。

A 回答 (2件)

「ぬ」は本来「完了」の助動詞と呼ばれますが、「ぬべし」のように「べし」などに接続すると「確実に実現する」という判断を表し、「強意の『ぬ』」の用法になります。

「きっと…」「たしかに…」「…てしまう」という訳しかたが相当します。
 上記「源氏・桐壺」の例文では「後世の語り草にも<なってしまいそうな>御寵愛ぶりである」のように「なってしまいそうな」という訳し方をします。
 「ぬ」が「終止形」であることは、下につく「べし」が終止形接続なので、そう言えます。もっとも、「ぬ」の活用を見れば「ぬ」は終止形にしかありませんから、そちらからも判断できます。

 〔参考〕1.「べし」は終止形接続ではありますが、「ラ変動詞」「形容詞」「形容動詞」(これらは「ラ変型活用」をします)に接続する時は「連体形」につきます。
 例 あるべし(×ありべし) よかるべし(×よしべし) あはれなるべし(×あはれなりべし)

 〔参考〕2.>「べき」は推量の助動詞なので推量になる。「べき」の下に「なり」があるから連体形になる。
 これは正しいです。もっとも、上記の例文のように「であろう」ではなく、「そうな」という訳し方がいい場合もあります。
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この回答へのお礼

助かりました

とても分かりやすかったです!助かりました!!!!ありがとうございました!!!!!!!!\( ;´Д`)/

お礼日時:2016/03/06 16:22

「ぬ」の意味が強意になる理由は分からないですが


活用形が終止形になるのは「ぬ」の後にある助動詞
「べき」が終止形接続だからですだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2016/03/06 16:23

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