No.10ベストアンサー
- 回答日時:
Gです。
補足質問を読ませてもらいました.>こんな考えは、アメリカでの護身術からみれば、あまっちょろいでしょうか?
甘っちょろい、といと語弊がありますが、もったいない、と私は感じるわけです.
武道としてはなく、格闘技としてではなく、あくまでも護身術としてナイフや拳銃を持って攻撃してくる相手から身を守る技術を教えているわけです.
つまり、ぼうっきれや木刀でかかってきても身を守れる事を教えているわけですね. と言う事は、逆に木刀で防御しようとしてもそれを無意味なものとしてあなたを「攻撃」できるわけです.
私たちが出来るのであれば、喧嘩好きな「奴ら」にもできるということです.
あくまでもどんな状況でも使える護身術を言っているわけですから、suzusannのおっしゃる通り、(護身術を頭に入れて)素振りをする事は無駄な事とは私は思いません.
相手をビビラセたり、すねを一発打てばかなり有効な防御となると思います. 逃げるチャンスを数倍に広げる事にもなると思います. そのための顔つきの作り方、自分もビビラらない精神力、逆に自信過剰にならない謙虚さ、すねを打つタイミング、避けられたときの対応、など、たくさんトレーニングする事はありますね.
しかし、私たちが「こいつは柔道ができるな」と思われる相手であると判断すれば「受身」を使えない攻撃/反撃をする事になり、また、つかまれないように間合いを置く事にするように、相手の弱点をついていくという基本を使う事になるでしょう.
また、いつも木刀を持って歩くわけにはいきませんね. しかし、30cmくらいの棒であればかばんにも入りますね. 常時持っていてもおかしくない物です.
こちらではジョギング中に襲われると言うことがよくあります. この短い棒を使いこなすトレーニングをしていれば十分使える護身術の一部として効果がでます.
短い間合いをどのように作り出し効果的に使えるかということが護身術のトレーニングになる、と言う事です. いわゆる短い棒での「二刀流」をどのように活用していくか、両腕を使う一本の木刀によって自分を逆に不利に持っていかざるを得ない事実をどのようにカバーするか、これらを考えれば、木刀の素振り、剣道と言う武道/武術/スポーツを護身術として認めるには「もったいない」と感じる私の考えをわかっていただけると思います.
短い棒による二刀流はやっと一部の護身術の指導員にもわかってもらえるようになった護身術の一つです.
ご参考になれば嬉しいです.
回答ありがとうございます。いろんな人の意見を訊いてやってる事に死角のないようにしたかったんです。特に護身術を教えてるGさんはどう思うか知りたくてこの質問を出しました。大変参考になりました。これらの事をよく考え、やってみたいと思います。
No.9
- 回答日時:
アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。
護身術についての関心が今週はよくありますね. 新しいカテを作ってくれればもっとよくなるんじゃないかななんて思っています.
いつも書いていますが武道と護身術とは違う物なんですね. しかし、「護身術を頭に入れて」トレーニングすればプラスになることは確かです.
「護身術を頭に入れて」とは襲われたときに使えるようにトレーニングする、ということです.
つまり、試合のためのトレーニングは護身術には使えない、昇級/昇段テストのための練習は護身術に使えない、と自己暗示してください、と言う事です.
剣道を護身術として使えるには、
面、小手、胴のほかにも有効に攻撃を止める場所はある.
ボクシングのように継続した攻撃をしない
自分の周りの幅/高さの感覚を使わない.
竹刀や木刀といつも持っているわけではない.
木刀であれば一撃で「人殺し」になりかねない(過剰防衛になりかねないと言う事です)
ぼうっきれを使ったときの間合いの違いが分からない.
竹刀や木刀に頼り過ぎないようにするトレーニングがない.
傘を使ったときに突きか切っ先を使う以外効力がないことに気がつけない。
決まりきった振り方になりがちになる.
前にいる相手しか相手にできない.
近距離の相手に対しての反撃に無理がある.
倒された場合の対応を教えてくれない.
素手技/蹴り技への対応を教えてくれない.
他の格闘技と同じように護身術の基本を教えてくれない. つまり、アドレナリンラッシュ等について教えてくれない. 試合に出る前の深呼吸だけでは無理がある.
等の短所を何らかの形でトレーニングしなくてはならない、と言う事です.
また、素振りだけでは、上のほかに、
相手の動きを「見切る」ことがトレーニングできない.
角帽、パイプなど太さの違う物の持ち方になれない.
等の短所がありますね。
よって、これらを頭に入れて使える護身術と言う物をを少しでも知っている人にガイドしてもらいながらトレーニングすれば、しないよりいいことになると思います.
逃げる事ですが、瞬発力、耐久力もトレーニングする事は必須ですね. どちらもなければ追いつかれ地面に倒されキックを横腹に食うことになります. 胴着はつけていないわけですから、一発でファイティングスピリットがなくなってしまいます.
ですから使える護身術を頭に、をやってくださいね.
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
この回答への補足
私の考える護身術というは、例えば柔道でいう受身のようなものなんです。 まるで受身を知らない人が路上で柔道の有段者に投げられたら、骨折じゃ済まないくらいの大怪我をすると思いますが、受身が出来る人なら、有段者じゃなくても、そこそこの怪我で済むんじゃないかと。だから、剣道の場合でいえば、木刀なり、その辺の棒切れをつかって、相手を打ちのめすんじゃなく、相手をちょっとでもうろめかせて、その隙に安全な場所まで逃げる、、、緊急避難っていうかその位でいいと思ってたんですが、そのときに剣道の技術は実用的に有効?という不安があったんで質問したんですが、こんな考えは、アメリカでの護身術からみれば、あまっちょろいでしょうか?
補足日時:2004/07/15 21:27No.8
- 回答日時:
何方かも述べられてますが、生兵法は怪我の元でしょう。
私は剣道を25年ほど続けておりますが、自分自身喧嘩に遭遇したこともないし、たとえそうなったら謝り、それでも駄目なら走ってでも逃げるつもりです。剣道に限らず、一般的なスポーツを長く続けている場合、そのような瞬時での判断の育成には効果的でしょう。
若い頃、真夜中の公園をほろ酔い気分で女性と散歩中、数人の人に囲まれた事があります。たまたま雨上がりで傘を持っており、咄嗟に左手で構えました。そして、走らずゆっくりと相手に視線を向ける事もせず、歩き去りました。
そのときは酔いも手伝っており、平然としておりましたが、今考えると背筋がぞっとします。それ以来、時と場所を慎重に選択するようにはなりました。
又、剣道経験のある生身の人間でも、もし木刀や棒で真剣に叩き合えば、せいぜい持って一分程度でしょう。況してや未経験者の一人素振りでは、気力も体力も思うほどには付かないと思いますよ。
No.7
- 回答日時:
剣道は一般に考えられる格闘技術の中において、
最強であろうと推測しますが、
ただ一つの問題があり、手にフィットする適度な棒、或いは鉄パイプ若しくは木刀などが必要になります。
剣道家が道端で発狂した暴漢などに襲われるといった予期せぬ不運にさらされた場合、適度な棒がありそうなところまでは、逃げなくてはなりません。
それは、まさに五輪の書でお馴染みの逃げるが勝ちという事です。
そして刑法37条1項の緊急避難を適応し、民家など何らかの棒がありそうな場所に逃げ込み、棒を手に入れる必要があります。
さらに、そこでもまだしつこく暴漢が追いかけてきた場合は、
刑法第36条1項の正当防衛を発動し徹底的に痛めつけてあげればいいんです。
注意するべき事は、相手が死んでしまわない様にすることだけでしょうか。
後々過剰防衛の可能性を問われますから。
No.6
- 回答日時:
剣道だけでは実践では苦しいと思います。
いつも棒を携える訳にもいきませんし。どの程度の力の人を想定しているかわかりませんが、素手の相手がどう動くかは、打撃系のスポーツをやらないとわからないと思います(逆に剣道をやったことが無ければ剣の動きはわかりませんが。)。ですので、剣道にこだわらず、打撃系のスポーツを始めてはいかがですか。ストリートファイトにはボクシングが有効と聞いたことがあります。また、空手の道場などに行くと子供や女性も沢山いますので、危険な所と思わなくても良いと思います。
まあ、何をやるにしても、強さがにじみ出るようになれば、自然とトラブルにあわなくなると思います。それこそが本当の武道です。
No.5
- 回答日時:
私も小さい頃、剣道やっていましたけど確かに実践的ではないですね。
そんな運良く棒なんてありませんし。でも最近になってわかったのですが
剣道は立派な武道です。
体力の向上は武道ですから当たり前ですが、
精神を鍛えるものだと思います。
警察でも取り入れられているのも心を鍛えるのに
これほどよくできた武道はありません。
礼儀・気合・根性・etc・・
まぁもともと日本武道は肉体を鍛え・精神を鍛え
まさに道を追い求めるものだっただけに、流行のK-1などのような欧米のスポーツ的格闘技とは違うのかもしれません。
No.4
- 回答日時:
一応有段者です。
素振りと抜き銅だけは巧いです。剣道をやっていたおかげで、間合いをとって敵と対峙したときに相手が自分より強いか弱いかだいたいわかります。相手が弱い場合怪我させてはいけないのでへこへこ頭を下げて卑屈に謝って、その場を逃れます。で相手が強い場合ですが、自分が怪我をしてはいけないので、へこへこ頭を下げて卑屈に謝ってその場を逃れます。
このように臨機応変(ヲイヲイ)に状況に対応することができ、護身に立派に役に立ってます。
No.3
- 回答日時:
私の場合は間合いです。
格闘に限らず、間合いは非常に重要です。
そこそこかじった程度でしたら感じることは無いでしょうが、体移動、間合いの感覚は非常に重宝します。
後は、武道精神でしょうね!
礼に始まり礼に終わる。平常心といろいろありますが、要は何にしてもそうですが、極めてくると見えなかった部分まで自然に悟ってくるもんです。
文章下手ですみません。
No.2
- 回答日時:
まずトラブルが発生した時に剣の代わりになる物があるかどうかで大きく変わるでしょう。
あれば、剣道三倍段と言って、同じ段位同志なら徒手空拳で戦う他の武道に比べ
圧倒的優位だと言われています。
私だって(経験者ではありますが)木刀を持っていれば、二、三人相手なら
負ける気がしません。
当然でしょう。
但し実際問題とした時、武器無しの剣道二段と空手初段なら
不利だろうな、とは思いますよ。
気組みはあるし敵の動きは見えるものの、相手が玄人なら同じ事ですもんね。
まあ、ど素人の不良二三人なら、素手でも何とかなりそうな気はします。
あ、あくまで「気は」ね。やったことないんで(笑)。
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