中国の通貨「元」は他国と取り引きする時に、ドル建て以外にユーロなども使われているのですか？

中国の通貨「元」は他国と取り引きする時に、ドル建て以外にユーロなども使われているのですか？

No.2 回答者： voyageur_etranger 回答日時： 2016/05/13 02:02

個人が中国元からユーロに両替して使う程度の話ですか?法人が法人口座取引する話ですか?

いずれにせよJETROのサイトに中国の為替管理制度の詳細が良くまとまっています。
https://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/trade_04.h …

中国側から見た個人利用では当然ユーロなども使われています。
そうでなければ中国人観光客がパリやミラノで爆買いができません。

法人間取引に関しては、中国政府から出てくる数字はことごとく信用できないので
どの位中国元と米ドル以外使われているかは未知数です。多くはないでしょうね。
何しろ中国元2016年3月15日にウォールストリートジャーナルがこんな記事を出しています。
中国人民元、国際決済通貨としての需要が減退
http://jp.wsj.com/articles/SB1184050116589225412 …

中国元、今ドルペッグ制ではないんですけどね。
人民元はＳＤＲ構成通貨ペッグ制へ、騰落は新常態
http://news.livedoor.com/article/detail/11135497/

ゼロではないけど決して多くはないというのが現状だと思います。

No.1 回答者： pomyoshi 回答日時： 2016/05/08 09:54

そもそも中国のような経済基盤の弱い国・政情不安定な開発途上国の場合、それらの要因を敏感に反映し自国の貨幣相場が不安定な変動となりがちであるため、自国への海外投資や安定した経済運営を阻害し、取引を行う国々にとっても他国通貨による大きな不安定リスクの影響を受けることになるので、こうしたリスクへの対処と通貨相場の安定を目的として、自国の通貨レートを経済的に関係の深い大国の通貨と連動させるドルペッグ制が採用しています。