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ピレスロイド系の殺虫剤は、昆虫・魚・爬虫類など冷血動物には毒性が強く、ヒト・哺乳類・鳥類など温血動物には毒性が弱いので、他の農薬よりかなり選択性が高くて安全、と聞いています。また、ピレスロイドは天然物だけでなく、多種多様なものが合成されていて、いまでは当初の除虫菊の成分とは似ても似つかない物もある、とも聞いています。そこで質問ですが、合成物であってもピレスロイド系と呼ばれているものであれば、例外なく安全性が高いという特長を保っているのでしょうか?

A 回答 (2件)

安全性は使い方次第です。


薬の保管の仕方、薬剤の作り方、散布の仕方、が正しければ同じ系統の農薬なら、同じ危険性です。
安全性は使う人間次第です。
哺乳類への影響は、正しく使って、正しく収穫すれば、ほぼ問題無いかと思います。

魚毒性は消毒して、薬が乾いて、にわか雨が来て、散布した木に降り注いだ雨が池に流れこんだだけで魚が水面に出て口を開けて苦しそうになります。

なので、昔はピレスロイド系と別の農薬を合わせて一つの薬を作っていましたが、今はピレスロイド単剤で他の農薬との組み合わせは見かけないようです。
それでも虫には効きますので、使っています。
安全性と言う点では、第一世代のパーマチオン(ピレスロイド系とスミチオンの混合剤)と同程度と成るかと思います。
魚介類、蚕(蚕の餌となる桑の園地)の危険性が危惧される所では、今でも農協から地図入りの危険地帯マップが来ますので、そちらへの危険性は同じかなと思います。

さいわい、私の散布する畑のそばには桑畑が無くなりましたが、畑からの雨水は100%鯉屋の養魚池に行きます。(5Km位下流ですので、問題になったことは無いですが)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。実際のご経験も含めたお答えをいただき、参考になりました。

お礼日時:2016/05/15 22:00

詳しくはありませんが、極々一般的に考えて、危険な物もあればそうでも無い物もあるんでしょう。


効く物もあれば効かない物もあるのかもしれません。
それを、研究段階で、安全性や効果を確かめて、各種条件をクリアした物だけが出回っているはずです。
逆に考えてみても、ピレスロイド系なら安全だろう、なんて前提で、出鱈目に修飾を加えていった化合物を、ろくに安全性を確かめること無く市販したり外部で使わせたりするようなことは、中々考えられないでしょう。
安全性や効果なんて、理屈は理屈であったとしても、理屈では判らないところもある、と想定して事を進めるのが普通でしょう。
従って、実際どうなのか、を散々確かめてあるはずです。
確かめて確かめて確かめて、それでも実際使ってみるとこんな害が、なんてことが無いとは言いませんが、しかし、もしあったとしても、それは今のところ誰にも判らないはずです。
これも逆から考えると、こんな症状が出た、と言っても、その原因が何かを突き止めるのは、通常は困難でしょうから。
その薬で、あなたにだけ症状が現れたとしても、実はその薬と他の食べ物やその食べ物が生まれた土壌中の何かが組み合わさったのかもしれませんし。
そもそも殺虫剤や農薬なんて、人間も殺すが虫も殺すので良ければ、そんなに難しい話じゃ無いはずなんです。
人間には安全で、周囲の環境にも可能な限り影響が無い物で、という条件に合う物を、探し回って作られたはずなのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/05/18 22:05

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