電子書籍の厳選無料作品が豊富!

音楽用語ですが、倍音とミックスボイスの意味を教えてください。

A 回答 (3件)

ファルセットは声帯の長さの半分だけを使って出す(あとの半分は閉塞する)声で、地声のオクターブ上です。

一方、地声は声帯の長さ全体を使っているわけですが、声帯の張力を高くすることで、ファルセットにおける低音と同じ高さの声が出せます。つまり、地声でもファルセットでも歌える音域がある。
 この音域において、(ファルセットなんだけど)声帯のあとの半分を完全には閉塞させないでおくことで、地声の高音とファルセットの低音(どっちも同じ音高)を両方出す、というのがミックスボイス。理屈を言うととても難しいようですが、
(1) 地声でもファルセットでも歌える音域をみつける。
(2) その音域のひとつの音高について、地声とファルセットの中間を探る。
(3) 地声寄りからファルセット寄りまで、調節が即座にできるように練習する。
ということをやってみれば、それほどでもない。

 同じ音高で「アイウエオ」と歌うとそれぞれの音色が違うわけですが、その違いは倍音成分の混合の度合いの違いです。2倍音,3倍音,…,20倍音ぐらいまでが「アイウエオ」の区別にはっきり影響しており、「声の音色」という意味では40倍音ぐらいまで影響があります。
 倍音成分が多い声は良く通る。言い換えれば「息を声に変換する効率」が良いので、少ない息で大きい声が出る。ロングトーンが長くのばせますし、長時間歌っても声帯の負担が少ない。演歌歌手がサビを歌い上げるところ、そして、魚屋のおっさんの売り声、駅員のアナウンスなど、存在感がある声になります。どうやるかというと、「あくびをしたときのうんと広がったノドの形を再現して、その状態で声を出す」と説明すると分かるかな?
 で、沢山出ている中の特定の倍音成分だけを強く共鳴させる(喉の形を工夫し、さらに舌も動員します)と、これがフーメイ(ホーメイ、ホーミー)です。地声でロングトーンがマックス20秒の人でも、フーメイだと1分行けちゃいますから、「息を声に変換する効率」の良さがハンパないことが分かります。
    • good
    • 2

倍音は#1の方が説明してくださっているのでミックスボイスを説明しますね。


名前の通り『地声』と『裏声(ファルセット)』の間の声です。(ミドルボイスとも言います。)
歌う時、全て地声で歌う人は少ないと思います。そこで裏声に切り替える時、ミックスボイスで発声することによって裏声との境目を目立たなくします。

そのため、地声並みに声量があり、裏声並みに高い声が出るので歌い手さんとしてはぜひマスターしておきたい発声方法です。
    • good
    • 1

「倍音」とは、基本となる振動の振動数(周波数)の整数倍の振動数をもつ「高音」(高い振動数の音)のことです。



ギターやバイオリンの弦の振動を考えれば分かるように、「基本となる振動」の波長を分割した振動です。下記のサイトで説明している「2倍振動」「3倍振動」が「倍音」に相当します。2倍、4倍、8倍など「2 の何乗」に相当する倍音が「オクターブ」上の同じ音になります。
http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/koyuu/gen …

ミックスボイスは、よく分かりませんが、「地声」と「裏声」(声帯を一種の2倍振動、4倍振動させた高音なのでしょう)を混ぜて発音するもののようです。
こんなところを参考に。
http://remivoice.jp/voice-training/middle-voice. …
http://www.nitmegane-vost.com/the-principle-of-m …
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!