プロが教えるわが家の防犯対策術!

小学5年生の子供についてです。
日常生活はほぼ普通に送っていますが、
学校にときどき行けなくなったり、
いろんな事で不安を訴えたりするなど、
心に少なからず問題があるのではないかと思い、
子供の発達障害に詳しいクリニックを受診し、
先日WISCというテストを受けました。
その後に、医師から簡単に説明がされました。
少し発達障害があるかもねぇ。
知能指数は普通。
手本があることはできるが無いとどうしたら良いか分からなくなる。
抽象的な事は理解できない。
場を読めない。

医師の手元にあるグラフを見ると、いくつかは中間よりも下にあり、
凸凹していました。

詳しい説明は2週間後ということでした。

発達障害でなくても、人間誰でも得意不得意があるでしょうし、
このテストのグラフが多少凸凹することは普通の人(発達障害がない人)でもあるのではないでしょうか。

たとえば読解力が乏しく、文章問題が苦手な人って結構いると思うのですが、
これまで本をあまり読んでこなかったなど環境による要因つまり後天的要因も原因になりえると思います。
このテストで先天的要因(発達障害)と後天的要因は区別がつくのでしょうか。
また、後天的要因で読解力が乏しい人は本を読んだりして努力をすればある程度改善すると思いますが、発達障害の人はこのような努力をしても改善しないのでしょうか。

読解力だけでなく、発達障害により足りない能力は、後天的要因によって足りない人のように改善することはないのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • ここまでご回答いただいたみなさん、本当にありがとうございます。
    個別にお礼をするのがなかなか難しくて、まとめてお礼させていただく失礼をお許しください。
    何度も何度もみなさんのご回答を読み返し、
    ずいぶん心が落ち着いてきました。
    先日詳しい説明を聞いてきましたので、
    その内容につきましてはまた後日こちらでお知らせしたいと思います。

      補足日時:2016/07/28 22:05

A 回答 (10件)

他の方へのお礼から失礼しますが、


>育て方なら治るかもしれないが、発達障害なら治らないと聞くからです。
>実際、発達が遅いというだけで将来的に少しずつ苦手な分野も伸びてくるということはないのか医師に質問しましたが、
>そういうこともないではないが、ほとんどない、ということでした。
>正直、絶望的な感じがします。

>そして、普通の人でも多少の凸凹はあるのでは?と質問しましたが、
>やはり「ここまで凸凹にはならない」ということでした。

私の息子は、幼稚園の頃に、知的障害レベルの知能指数で広汎性発達障害と診断されました。
私も、「何かできることはないですか?」と聞きましたが、医師からは「何も無い。」し、「(息子の)知能指数は、下がることはあっても、上がることはない」と言われました。その日は絶望的な気持ちになり、泣きました。

でも、その日から、息子と一緒に、毎日必ず勉強をすることに決め、頑張ってきました。
最初は、1枚から。毎朝、必ずプリントをしてから幼稚園へ通うことにし、現在は、小学校に行く前に3枚プリントをして、帰ってきてからも、宿題以外で3枚こなしています。
お陰様で、息子の知能指数は、知的障害者レベルから脱しました。むしろ、普通よりも高くなりました。
そして、自閉症と新たに診断されました。現在中学年です。

私も、「“得意不得意の差が激しい”と発達障害」と、何度も聞いたことがありますが、
大変曖昧な表現ですよね。どこからが障害レベルの差で、どこまでが定型発達なのでしょうか。
得意不得意の差が無いほど、いいっていうことなのか?というと、そうなのでしょうか?

今、何かコミュニケーションで困ったことがおこると、発達障害の疑いをかけすぎじゃないかと思います。
全世界の人の検査を、この際してほしいとさえ思います。
その、「お子さんは発達障害ですよ。」とおっしゃった先生ご自身も、実は障害があった、ということになるかもしれないし、周りのお友達のほうが、障害があったかもしれません。
また、今、障害を疑われている子が、実は正常の範囲だった、なんてことが起こるのではないかと思います。

私は、教師ではありませんが、うちの息子のため、障害のある別のお子様に勉強を教えているのですが、
少しずつではありますが、伸びます。学力がつきます。変わりますよ。

また、コミュニケーション能力ですが、他の子に何か暴言ばかり吐くとか、意地悪が止まらないとか、
そんな感じなのでしょうか?そうじゃないですよね?
人間関係って、自分に非がなくとも、何の落ち度もなくとも、なぜか、なかなかなじめないことって、起きますよね。
もしも、お子様がなじめないとしても、周りの子に落ち度はないのでしょうか?周りの子だって、コミュニケーション能力があるのなら、お子様を上手に輪の中に入れられるのではないでしょうか?周りの子だって、十分ではないから、入れられないのではないですか?また、全員が、セールスマンやホステスさんのように、饒舌だったり、気配りができないとダメなのでしょうか?
出来るに越したことはありませんが、そんなに、ダメでしょうか?

うちの息子と一緒に考えるのは、違うかもしれませんが、
私は、smily69さんのお子様の将来を、絶望的に考えることなんて、全くしなくて良いと思います!
むしろ、今、苦手なところが分かって、今から社会に出た後の為に、準備ができてラッキーと思って、
コミュニケーションのコツやスキルを、少しずつ学ばせてあげれば、それで良いと思います。

私は、幼稚園という早い段階で、息子が診断されて、今では良かったと思っています。
だって、そんな結果が出なければ、「勉強はまだ先でいい」って、絶対に思っていました。
今は、先取りで勉強をしていますが、「もっと先」「もっと先」と思い、勉強を続けています。
だって、息子との勉強は、とっても楽しいんです。

陰ながら、お子様の症状が、良い方向に向かうことを、応援しています!一緒に、子育て頑張りましょう!!
長文失礼致しました。
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得意不得意はだれしもあるかと思います。

障害があろうとなかろうと苦手な事ができるようになるきっかけとか
支えがあると心の負担は違うはずです。出来ないからおかしいって思うのはちょっと違うと思います。
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公立図書館等で、


『子どもの脳にいいこと』
『続・子どもの脳にいいこと』
『新・子どもの脳にいいこと』
を読んでみることをおススメしたいです。
[著者に手紙を書いてみては如何でしょうか]

[高橋さんという大学教授の女性が自身の
発達障害のある子どもを京都大学に入学させた経緯を
著した本が出版されていますので
こちらも読めば参考になるのではないでしょうか]

発達障害の人に与えられている天賦の才(=ギフト)を
見つけ出して下さる人との出会いが早期に有ることを
祈っています。
お母さまの存在は発達障害の人には非常に大切ですよ。
それにしても、皆さん、対応が遅れがちなのですね。

【天は自ら助くる者を助く】
【捨てる神あれば拾う神あり】
Bon Voyage!
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>今日も放課後たくさんの友達が家に遊びに来てくれました。


>そのあとすぐに宿題を終わらせ、夕食もさっさと完食し、
>今は家族でUNOをしながらワイワイ楽しんでいます。
>本当に障害があるのだろうか、といまだに信じられません・・・・・。


前も述べましたが、あまりにも発達障害にネガティブなイメージを持ち過ぎなのでは。
個性的で人気のある子
決まっているルーチンは誰よりも真面目にこなす子
偏食どころか、超快食の子、いろいろいますよ

育て方だって、長く悪くて「病んで」しまえば治りませんし
軽い自閉圏なら、親や周りが受け入れてきちんと育て
「病まない」ことで、なんとか普通に暮らしていくこともできます

現に発達障害でも、不登校になっていない子はたくさんいます。
逆もあります。

そして軽い子、普通級に通うしかないぐらいの自閉圏の子にとって
10歳ぐらいから中学生をのりきるのが、本当に一番大変なのです

今すでに不登校が始まりつつあるのに

本当に障害かどうか、治るか、治らないかにこだわって
親がきりかえできないのは
確かに突然のことで、動揺されるとは思いますが
お子さんの状況、年齢からいうと、あまりのんきに悩んでいる暇はない、と思います。

凸凹が大きいけどうちの子もむしろ過剰適応
学校では誰もが認める優等生で生徒会長になりそうな勢い
成績もいいしお友達にも面白い子として誘いが絶えないですよ。
でも、繊細な部分がああるので、頑張っている分ストレスはたまりやすいので
最新の注意を払っています。何かでスイッチが切り替わると家庭内暴力や自傷もあります。
能力も、凸凹の凸が目立つので、過大評価されやすいので
学校に対しては何度もお願いや説明をしてフォローしています。

自閉圏でも社会生活も友人もいて暮らしている親族もいますが
障害はなかったけど、厳しく育ち、成人後折れてしまいもう10年以上引きこもって鬱が治らない子もいます。

個性だって、先天の能力の凸凹を無理に伸ばそうとすれば病みますよ。
障害じゃなくたって、その子の能力以上のことをさせようとはできませんし
「治す」というのではなくて
長所短所をどう抱えながら、うまく生きていくか、と考えたほうがいいと思います。

お母さんも少し、白か黒か、とか不安が強い、とかあるんじゃないですかね。

今は幸い情報はたくさんあります
当事者が書いた本、コミックエッセイ
親が描いたブログ、コミックエッセイ
自閉症の人たちの書いた本、映画…。

白黒つけたい人はこういうのをみると
「うちの子はこんなことしないから違うんじゃないか」
と考えるのですが
そうではなくて…重度軽度、症状の出方は人それぞれですからね
「程度は違えどそれぐらい違う感覚、感じかたで生きているのだ」
「理解されないことでこう苦しんでいるのだ」
「理解者と出あうことがどれほど光になるのか」
ということを感じるのが大事だと思います。
個々の症状がこうだああだ、というものではありません。

急務は学校との打ち合わせですね
学校にいる時間は長いし、親は手も足もだせません
理解を得ること
学校での問題点を探してフォローの仕方を考えること。
家でできるフォローなど。
やるべきことを探していくといいと思います
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#4です。

お礼ありがとうございます。

>空気が読めないということもないし、
>人の気持ちを考えない身勝手な言動はない、

ならば、「受動型」と言う感じなのでしょうか?
「受動型」の場合、得てして「問題ないから支援もない」と言う状況に置かれることが多く、「本人も自分が困った状況でいるのは当たり前」とSOSを出さずに、2次障がい(抑うつ状態や強迫症状など)になることもあります。

ちょうど5年生くらいから、女の子が「友達の言動に対して敏感」になりだし、次に男の子が、そんな女の子を気にして「周囲との距離を測りだす」のです。そして、多くの学校で「そこからはみ出した子」をターゲットにした「いじめ」が起りやすいのです。(ただし、そんな学校ばかりではありません)

また「小学校5年まで、大きな問題もなく生活できた」のならば「本当に軽い」部類でしょう。

ただし、発達障がいは「軽くてもしんどい」のです。どうしても「自分の中の出来ることできないことの差」が見えてしまうから。

ですので、絶対に「大きな失敗」はさせないようにしてください。必ず「新しいことに取り組む場合」は「超スモールステップ」で。

http://soramame-shiki.seesaa.net/

ここなど参考にされてもいいのでは? 軽度の子でも「重度の子の対応」から始めた方がいいので。(もし、重度の対応をしていて、本人が「やめて~」と言えば「少し上げる」だけでいいのです。こう言うことは必ず申告してくれますから)
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。
受動型、という言葉を初めて聞き今調べてみましたが、
まさに当てはまるように思います。
自己主張ができないなど特にそう。
自分の中にため込んでしまうから、不登校になってしまったのだと思います。
ただ、幸い他人様に迷惑をかけるタイプではないのが救いです。

とりあえず「本当に軽い」だろう、ということは気持ち的には少し楽になりました。
今度どのように対応していくのかは、来週の診察で決めることでしょうが、
本人の苦しみを考えたら、やはり何とかしてあげたいです。

考えても仕方がありませんが、
まさに青天の霹靂で、どうしてこんなことになってしまったんだろう・・・と気分は沈んでいます。

お礼日時:2016/07/14 07:11

病院にかかっておりますが、広汎性発達障害との診断をいただいております。

小学校6年生までの人格形成が、基礎となって今日に至る、って感じです。得意、苦手については、手の施しようがないくらいの開きがありますよ。(統合失調とも言いますが)幸いにも、得意分野を評価する、会社にいましたので、それほど苦労もなく社会人はやってこれました。現在も治療中ですが、病気と長いおつきあいって感じです。
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支援学校教員です。



医師が「発達障がい」と診断するポイントですが、大きくは3つの点です。

まずは「本人との問診」
発達障がいと言うのは、いわゆる「コミュニケーション障がい」とも言われます。
視線恐怖や触覚過敏、聴覚過敏なども、多くの「発達障がい」の人が有しています。
また、知的には能力が高くても「言葉を字義通りにしか解釈できない」などと言うのもあります。

次に「発達検査」
いわゆるK-ABCやWISC-Ⅳなど「知能検査」と言われるものです。
これらは他の「知能検査」と違って、本人の中の「能力差」を数値化できます。
この数値化した場合に、数値差が25以上あれば、本人にとって「大変苦しい状況だ」と言えます。
何せ、高い部分は本当に高いので「何でそんなことが出来ないの?」と自分も思うし、周りからは指摘されてしまいます。発達障がいでない人も「凸凹」はありますが、多くの人が「差が25以下」なのです。
つまり、「他はできるのに、これがなんでこんなに出来ないんだろう。自分はどうかしているのか?」と疑問に思うこともなく「まぁ、苦手なんだ」で済ませられるのです。

3つ目が「幼少期を知る保護者からの聞き取り」
発達障がい児は本当に「育てにくい」と保護者が感じる場合が多いので。
それも、具体的に言葉にしても「まぁ、それぐらい男の子ならば」「小さければだれでも」と言った風に受けて止められがちな内容ながら、その程度が極端すぎるのです。例えば、どんな人込みだろうがすぐに手を離して、一人で行ってしまう。6歳までの男の子ならば、ありがちですが、それがどんなに危険な場所でも、普通子どもならば恐怖を感じる場所でもお構いなし。それが10代になっても残っているなどです。

>たとえば読解力が乏しく、文章問題が苦手な人って結構いると思うのですが、
>これまで本をあまり読んでこなかったなど環境による要因つまり後天的要因も原因になりえると思います。

読解力がないための「言語能力の障がい」=いわゆる「言語LD」と言うことならば、「読んでこなかった」からではなく「線の縦線が認識できない」など単純な「経験不足」に由来しない原因があるのです。

ですので「このテストで先天的要因(発達障害)と後天的要因は区別がつくのでしょうか」には「場合によっては判断できる」のです。例えば、記号や絵合わせなどから「縦が見えている」「横が見えている」など。

>本を読んだりして努力をすればある程度改善すると思いますが、発達障害の人はこのような努力をしても改善しないのでしょうか。

それこそ「療育」すれば、変わります。何せ「発達障がい」の人の周囲への理解は、「外国で暮らしている状態」に近いのですから。海外赴任した場合、親についていった小さな子の方がすぐに言葉を理解し出します。おとなは「言葉」を理解しようとしますが、小さい子は「感覚」を理解しようするからです。
それと同じで、言語以外の何らかの周囲を理解する手段やスキルを身に着ければ、発達障がい児者も絶対に変わっていきます。でなければ、支援教育の意味がありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何度もご回答を読み直しておりました。

前のご回答者のお礼欄に記載しましたが、
本日診断がついてしまいました。

「発達障害は治らない」という常識に押しつぶされそうな気分です。
しかし、
療育をすれば変わる。ではなければ、支援教育の意味がない。
この言葉に大変勇気づけられました。

医師は先週は「軽い」という表現を使っていましたが、
今日はその言葉はありませんでした。
しかし、見た目上は普通に過ごしていますし、
特に公私共に問題行動はなく、
障害は「軽い」と思っていいでしょうか。
未来はそんなに暗くないと信じたいです。

お礼日時:2016/07/13 20:23

うちの息子は、グレーゾーンの診断を受け、理系大学に行き、今就職活動中です。


それこそ、順番が待てない、暴走して興味のある方向にすぐ走りだす。随分怒られてきました。リタリンを飲み始め落ち着いていたのに、ネットバカの勝手な摂取によってリタリンが禁止され、18歳以降も、医師の処方でコンサータを飲んでいます。
リタリンもコンサータも即効的に落ち着くようで、うちの子には効果がありました。何度も何度も同じ注意を繰り返し、脳に回路を刻みこむ感じでやって来ました。
息子は今は対人的には特に問題は起こしません。バイトもずっと続いています。一度憶えたことは機械的にやってのけるので、途中で辞めるという回路がないようです。他人の感情を読み取るのは、苦手というより無理です。ですから、パブロフ的に教え込みます。こういう時は、こうすると他人は怒る。こうすると喜ぶ。一見コンサータを飲んで、大学病院精神科に通っているいるとは感じないでしょうね。
改善はできますよ。教えこむしかありませんわ。一度刻み込まれた回路は、ずっと有効なので、それこそ間違いを憶えさせないように注意。知人の自閉症の息子さんは、パソコンの印刷の仕方を教えた時、一度エラーを出してしまったようです。その息子さんはそれ以降ずっと、エラーを経由して憶えています。

発達障害は障害とつくから構えますが、博士や専門家は全部発達障害です。教師もよく変わってると言われますが、当然です。その方向ですから。それに自閉的こだわりを持ち、プラスの方向に開花して、周りが賞賛しているに過ぎません。その道のプロも、他のことは全部できないという奥さんの話は、テレビでもくさるほど出てきます。
あなたにも苦手な教科がありますよね。どう努力しても身につかない。それが発達障害です。それが、できないヒトが少なければ発達障害と言われているだけです。多数決の論理ですわ。

色覚障害がありますよね。違う色に見えるという。あの遺伝子が多数派なら、我々の目は障害と言われることになります。

要は、最初に名付けたヒトがわかっていなかったということです。
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前もほとんど同じ質問していますが、聞きたいのは改善の有無ということでいいのでしょうか。


長くなりますが可能ならお付き合いください。

まず、ある程度年齢が上がってしまうと、後天的な要素との区別はつきにくくなります
言語性の能力は確かに、ある程度後天的要素の影響も受けやすいです。
とはいえ、ある程度正確に出るようにはできていますし

検査の結果ですぐに診断するわけじゃありません。
あくまでも判定材料と、生活を改善するヒントを得るためのものです
なぜ、どういう能力が低いため困難が生じているか、を調べるものです

7歳を超えると、テストだけじゃなくて多動などもいじめや虐待など環境からくることもあるので
判別が難しくなるというケースはあります。
逆に小さいうちは年齢的に落ち着いてくるものもあるのですぐに診断がつかない場合もあり
そのため、怪しければ早期に経過観察を始めるほうが良いのです。
診察即診断、ではなく。

ある程度、」だれしも得手不得手はありますが、その差が一般の人より大きいか、小さいか
標準の範囲に収まっているか
生活に困難を生じているか、などが個性の範囲か障害かという境目になるかと思います。

知的障害でも、人間には知能がトップクラスからクラスの落ちこぼれから、集団生活が困難なレベルまでありますよね。
標準範囲に収まるか、社会生活に支障がないか、本人が困っていないか、に
社会的に線を引くことですし。実際には健常ギリギリで何の支援も得られない知的境界の人のほうが
生きにくい、という部分もあったりしますから。線は社会的に引かれるものなのです。

育て方が、という人は育て方さえただせば治ると思いたいのですよね
でも育て方といっても、うちよりもかなり放置してるような親の子だって
本があまり好きじゃない子だって学校でうまくやってる…
ってケースも見たりしませんか?
よほどの極端な生活じゃない限り、周囲と比べて本人が苦しんだり困っているなら
やはり育成環境の失敗だけじゃないと思いますヨ。

あと、あなたは発達障害を非常ーーに嫌がっていますが
「お子さんが今困っている、苦しんでいる」現状はかわらないのに
育て方の失敗ならマシ、で発達障害ならダメ、ってことでしょうか?
発達障害でも頑張って適応したり、働いたり、育児し手いる人もいますが?
育て方の失敗なら非行に走っても不登校やニートになってもいいということですか?
大事なのは、そこじゃないかな。
よく、大事なのは診断名よりWISCの結果、という保護者がいるのも
診断名は非常に漠然としたものですし、個性の範囲でも困っている子もたくさんいますし。
どういうところが得て、不得手で、どうすればそれをうまくカバーしやすいか
がわかる必要があるから、です。

それで、発達障害の診断については
育成歴や本人の様子、聞きとりなどから総合的に判断します
検査結果がすべて、ではありません
正直、診察室に入った瞬間のお子さんの目線や動きからすでに特徴を得られることもあるようです。
その道のプロだと特徴的な様子はすぐわかることもあります。
検査者は、検査の点数だけでなく、検査中の様子などの所見も医師に挙げます。
それらから総合的に診断をします。

支援がすぐ必要なら(訓練、投薬、学校に理解を求めるなど)とりあえず現状で診断をつけることもあるでしょうし
必要ない、判別が難しい状態なら時間をかけて診察をしながら決定していくこともあると思います。

今回、いろいろテストでわかったことでできる支援は増えたと思います。
初めてのことが苦手、お手本がないと苦手なら
たとえば5年生なら宿泊を伴う行事があるなら、事前に場所を見せに行くとか
遠くて無理なら、いろいろな日程や身の周りの行動を細かくシミュレーションしたり
先生に指示してもらうこと。
工作などは事前に内容を聞いて家で練習するとか…。
中学は学校開放や見学日があれば豆に連れて行っておくとか。
発達障害ということになれば学校の支援も得やすくなります。

高学年になると、学習内容も抽象的になる
指示も簡略化されたり、わかって当たり前という指示が増える
お友達の関係もより複雑になっていくので
10歳ぐらいから困難を生じる「10さいの壁」というのがあります
就労したり、育児での困難で発達障害にたどり着く人もいます。
大きくなってから問題が表面化するケースは珍しくはないです。

大事なのは発達障害かどうか(も重要ですがその目的は)よりも
どうお子さんが、学校に不安を感じず過ごさせてあげられるか、じゃないでしょうか?

それに後天的要因といっても、言語力が成長する時期というのはありますしね。
そのために難聴などの発見遅れも問題になっていますからね。
それにおっしゃるように、健常者、個性の範囲だって
持って生まれた能力の差っていうのはありますから。
日本は文化的に、障害レベルじゃなければ努力さえすれば、結果につながるという考えが多いですが…。
あと同じ言語でも結晶性知能という学習による知識や語彙などなら経験の差も大きいですが
推測力、状況の理解といった流動性の知能のほうは、結晶性知能ほど環境の差は出ないかなーと。


努力を強いることがお子さんをつぶすこともありますよ
努力がたりない、と考えるのは、頑張っている人に
できないのはお前の頑張りが足りないから、ということにつながります。
それに努力もやみくもにやるのではなく、その子の理解の仕方に合った方法を見つけなければ
無駄な労力を割くことになります。

それから、やみくもに発達障害ということだけを恐れるのはよく知らないからではないでしょうか
まだ、その可能性を初めて考えたばかりなら
図書館などで関連の、わかりやすい本から読んでみたらいかがでしょうか?

たとえばうちの子は高い能力は、社会の上から1割から数パーセントに入る能力があり
低い能力は下から1割程度に含まれるレベルの能力です。
言語や知識は学年トップクラスですが、何かやらせたり初めての行動は全然ダメです。落ちこぼれです。
こうなると周りからは
「口先ばっかり、あたまでっかち」「わかってるくせにやらない怠けもの」と見られやすい。
本人も「わかっているのにできない」というストレスが非常にたまります。
一人の人間の中に、トップ校の子と、一番下の学校も危うい子が存在するようなもので
本人も自分の立ち位置に悩んでいます。
バランスが悪いということです。
一貫したアイデンティティも築きにくいです
頑張ればできる癖にできない、という見方に苦しめられるのです。

検査をしたばかりなので数値や凸凹や診断名が気になるところでしょうけど
そうじゃなくて「お子さんがどうすれば学校が苦痛じゃなくなるか」
の相談にいく、って思ってください。
お医者さんが「少し」っていうなら、今の感じでは特徴が顕著ではなくて軽い方なのでしょう
ただ軽い方というのは、周りや親が理解してあげにくくて苦しみやすいです。
先天的な問題は軽いのに、扱いを普通にしよう、無理に普通のレベルを要求しようとすることで
二次障害を起こし、精神障害になってしまいやすいのです。
だからお母さん、発達障害じゃなければなんとかしてやれる、っていう考えはまず捨てたほうがいいと思います。
少し…なら周囲が理解して、短所をフォローして長所を伸ばせばうまく生きていける可能性はあるのですよ
障害じゃないんだから頑張れ!上手に育てて普通の子になれるように育てよう!ってすると逆効果です。
もし発達障害じゃなくて、個性の範囲だよ、といわれても
やみくもに努力させてあげれば底上げできる!みたいにガツガツやっちゃだめですよ

http://www.kodomomirai-gakusyu.com/column/267/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ご回答いただいてから、何回も読み直しておりました。

本日、急きょ結果説明をしていただけることになり、聞いてきました。
先日聞いていた通りの内容でしたが、
・単語などを説明させる問題
・ストーリーを想像しながら組み立てる問題
・見本のないパズルの組み立て
が苦手ということでした。
逆に、処理能力は素晴らしいと言われました。
そして「自閉症圏内」でしょうと言われました。
これによりコミュニケーション能力が低く、
不安になり不登校につながっているのでしょうということでした。
「自閉症圏内」というのは自閉症スペクトラムのことだと思うのですが、
空気が読めないということもないし、
人の気持ちを考えない身勝手な言動はない、
などそれに特徴とされるものがあまり当てはまらないので、
素人ながら違うのではないかと今まで思っていたのですが、
今回そのような診断がつきやはりショックを受けています。

発達障害、と診断がつくことが嫌な理由は、
育て方なら治るかもしれないが、発達障害なら治らないと聞くからです。
実際、発達が遅いというだけで将来的に少しずつ苦手な分野も伸びてくるということはないのか医師に質問しましたが、
そういうこともないではないが、ほとんどない、ということでした。
正直、絶望的な感じがします。

そして、普通の人でも多少の凸凹はあるのでは?と質問しましたが、
やはり「ここまで凸凹にはならない」ということでした。

来週、心理士と合同でカウンセリングなど今後の方針を話し合いましょうということでした。


今日も放課後たくさんの友達が家に遊びに来てくれました。
そのあとすぐに宿題を終わらせ、夕食もさっさと完食し、
今は家族でUNOをしながらワイワイ楽しんでいます。
本当に障害があるのだろうか、といまだに信じられません・・・・・。

お礼日時:2016/07/13 20:03

私には男の兄弟が私入れて4人います。



一番上の兄は、機械も金銭感覚も得意です。
すぐ上の兄は金銭感覚は凄いですし、金銭計算は早いし凄いですが機械音痴です。

私は金銭感覚は鈍いほうですが、機械関係は得意です。
下の弟は、あまり得意なものはないです。

同じ兄弟でもこれだけの違いが有ります。
人は一人で生きていけないものです。
自分にないものは、人から助けてもらい協力し合いながら、大きくなっていくものです。

会社とは、自分にできないものは、従業員として雇って協力して仕事をしていくものです。

子供は親がじっくり見て、子供に合った適性を見つけて育てるものです。
子供にないものなら、子供が助けてもらえるように、仕向けるのも一つの方法です。
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